入部理由・目標 / マネージャー班1年 吉田 真里亜

 本年度学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました、マネージャー班志望、理学部生命科学科1年の吉田真里亜と申します。

 まず、私が学習院大学輔仁会スキー部に入部した理由を述べさせていただきます。私は大学入学当初から、マネージャーとして部活動に関わりたいと思っていました。理由は、プレーヤーとして活動することに疲れてしまったこと、そして、今まで経験したことのないマネージャーという役職に興味があったことです。私は中高時代卓球部に所属していましたが、最後まで良い成績を残すことができませんでした。真面目に練習に参加しても、なかなか試合でその成果を発揮することができず、次々と勝ち上がる同期の姿を見て、何度も劣等感に苛まれました。しかし、私はこの経験から、「結果が全てではない」ということを学びました。それまでの私はいつも結果だけを重視していましたが、どんな結果であろうとその過程でいかに自分が努力したかというのも結果と同じくらい重要である、私は卓球部を通して、そのことに気づかされました。そして、このような葛藤を乗り越えてきた私だからこそ、プレーヤーとしてではなく、プレーヤーの精神面に寄り添うマネージャーになることで部を支えることができる、そう思いマネージャーを志望するようになりました。

 始めてスキー部の朝練に参加させていただいた時、まだ一度しか参加していないのに、次の部活を楽しみにしている自分がいました。また、練習内容はきついものばかりですが、練習中、マネージャーだけでなくプレーヤー同士でも声を掛け合い励まし合う先輩方の姿を見て、私はこの部活の一員になりたいと強く思うようになりました。それは、私が卓球部を通して、仲間と支え合うことの大切さ、を強く実感したからです。こうして私は、スキー部の雰囲気や魅力に心惹かれ、スキー部への入部を決意しました。

 入部して2か月が経とうとしていますが、まだ先輩方に追いつくことで精一杯なのが現状です。しかし、最近では日々の部活の中で、マネージャーとしての自分の成長を実感することも増えてきています。一人前のマネージャーになるまでまだまだ道のりは長いと思いますが、早く先輩方に追いつき、先輩方をただ真似るのではなく、私らしく部に貢献できるようこれからより一層成長してまいります。

 最後になりましたが、監督・コーチの方々、OB・OGの方々・先輩方、ご指導のほどよろしくお願い致します。

入部理由・目標 / 一般・アルペン班1年 武田 杏樹

 学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました、一般・アルペン班、理学部生命科学科1年の武田杏樹と申します。入部理由と目標を述べさせていただきます。

 まず、私がスキー部に入部しようと思った一番の理由は、スキーが好きだったからです。私は小さいころから基礎スキーをしていて、出身の学習院女子高等科ではスキー部に所属しておりました。高校二年生でSAJスキー検定一級に合格したことで、私の小さいころからの目標が達成されてしまい、それから私のスキーに対するモチベーションが下がっていました。そんな時、大学のスキー部で競技ができることを知り、アルペンというものにどんどんと興味がわいてきました。スキーが好きだからこそ、目標を作り、モチベーションを保つことでスキーを続けたいという気持ちが大きく、入部を決めました。

 スキー部に入部する前、自分に本当に競技ができるのかと考えたことがあります。それは、私が学習院女子中等科で所属していたテニス部の引退試合で負けた時に、もう試合はうんざりだと思ってしまったことが大きな原因です。テニス部時代は、普段通りテニスをすれば絶対に勝てる相手なのに、試合になると守りに入って攻められなくなり負けてしまうという試合がとても多く、そんな自分が嫌でした。それと同時に、高等科で委員会の委員長や部活の副部長・マネージャーなど多くの経験を積んできたからこそ得られた精神力が私の強みでもあります。中等科の時には試合だからと言って攻められなかった私ですが、今の私だったらその気持ちを払拭して攻める試合ができると思ったこと、そしてそんな自分になりたかったことも入部理由の一つです。

 競技初心者の私にとって、競技における目標を決めることはまだ難しいですが、そんな私の目標は、常に目標を持っていることです。目標を持つことが目標というとおかしく聞こえるかもしれませんが、これはモチベーションの維持があまり得意でない私にとってとても大切なことだと感じております。競技をするということは、常に周りの人や自分自身と競い続ける必要があります。今までの私は、目標を上手く設定できなかったために結果がついてこなかったということが何度もありました。常に戦い続けるだけのモチベーションを、そして大まかなものではなく、日々の細かな目標を自分自身で作ることによって、結果が伴ってくるということを忘れず、オフシーズン含め日々のトレーニングに取り組んでいきたいと思っております。

 今まで私は基礎スキーをしていたため、速さよりも滑りの美しさや見せ方、丁寧さを軸にスキーをしてきました。滑るときの丁寧さなどはもちろんですが、どうしたら速く滑れるのか、どのような滑りが競技には必要なのかを研究しながら、これからの四年間、スキー部に少しでも貢献できるよう、日々努力して参ります。

 最後になりましたが、監督・コーチの方々、OB・OGの方々、先輩方、ご指導のほど宜しくお願い致します。

入部した理由・目標 / ノルディック班1年 角田 葵

 この度学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました国際社会科学部国際社会科学科の角田葵です。ノルディック班に所属しております。中学時代は卓球部、高校時代はスキー部に所属しておりました。競技スキーは未経験です。

 まず入部理由について話したいと思います。

 私は元々文化系のサークルか部活に入ろうと思っていました。しかし、友達に誘われスキー部のローラー体験会そして朝練習に参加し、スキー部の雰囲気の良さに惹かれて入部いたしました。入部して二か月ちょっとになりますがスキー部に所属してみて魅力に感じている点はオンとオフの切り替えがしっかりしているところです。部活中は先輩方がとてもストイックに練習に取り組まれているので私もこの環境で4年間過ごしていきたいなと改めて感じております。また、きついメニューの時などでも部員同士、先輩後輩関係なくお互い励まし合っている姿も魅力的だなと思っています。

 明確な目標はまだ決められていないのですが、常に自分の中で冬に向けてどうしていけばよいのかということを考えながら行動していきたいと思っています。また、トレーニングはなんとなく取り組むのではなく目的意識をしっかりと持って自分を追い込み成長していきたいです。クロスカントリースキーをするうえでまだまだ持久力も筋力も不足していると思うので冬になるまでにしっかりと基礎体力をつけていきたいなと思っています。

最 後になりましたが輔仁会スキー部関係者の方々にご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが4年間宜しくお願いいたします。

入部理由と目標 / ノルディック班1年 倉持 奈々 

 この度学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました、法学部政治学科の倉持奈々と申します。出身高校は学習院女子高等科で、スキー部に所属しておりました。

 最初に、私がスキー部に入部した理由を述べさせていただきます。

 私は、学習院大学に入学する前からスキー部に入部したいと考えておりました。学生生活の最後の四年間で、自分の好きなスポーツに「部活」という形で全力を尽くしたいと思ったからです。

 スキーは小学3年生の時に始め、検定のために本格的な練習を始めたのが中学3年生の頃でした。前述した通り、高等科でスキー部に所属しておりましたが、今までに競技の経験は一切ありませんでした。そのため、多少なりとも不安な気持ちがありました。加えて、私はこのような噂を高校時代に耳にしました。

 「学習院大学のスキー部はゴリゴリの体育会系らしい」

 そのため、私が「大学でもスキー部に入ろうかな」と言うと、「きついらしいしやめたほうがいいよ」と友達は口を揃えて言いました。ところが、私はなぜか、そう言われれば言われるほど入部したいと思うようになりました。どうやら好奇心旺盛、かつ負けず嫌いなところが変に発動してしまったようです。どれくらい厳しい練習なのか、当時何もわかっていませんでしたが、とにかくやってみようと思ってしまったのです。

 実際に朝練に参加させていただいた時、こんなに長い距離を朝から走るのか、とその練習のストイックさを実感いたしました。自分の体力では無理なのではないか、と思ったこともありますが、先輩方が一緒にゴールできるよう応援してくださいました。自分の想像以上に厳しいトレーニングではありましたが、先輩方の明るい雰囲気にも惹かれ、私はこの部活の一員としてスキーに打ち込もうと決意致しました。

 目標といたしましては、基礎体力づくりとして、先輩方と同じペースで走れるようになることです。また、競技においては、ノルディックは初体験となりますが、ローラー練習を通してイメージを掴みながら、実際に滑れるようになりたいです。

 最後になりましたが、これから四年間お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

入部理由 / 一般・アルペン班 1年 内田 孝太郎

 本年度、学習院大学輔仁会スキー部に入部いたしました国際社会科学部国際社会科学科1年一般・アルペン班の内田孝太郎です。 

 私は高校一年生からアルペンスキーを始めました。私が大学スキー部に入部した理由といたしましては端的に申し上げますと「選択肢の1つ」です。このように述べますとあまり良い印象を持たれないと思います。実際、今年の3月から4月のあいだ、入部するかどうかについてかなり悩んでおりました。それでも入部を決めた理由と悩んでいた理由をお伝えしたいと思います。 

 まず私は高校時代にアルペンスキーで結果を残すことが全くできませんでした。私の高校一年生時のスキー技術はギリギリパラレルで滑れる程度のもので、自分より上手い選手しかいない環境のなか、時にスキーでできた友人やコーチ、親の力を借りて3年間努力しました。しかし周りの選手たちに勝つことはできず結果を残すことができませんでした。「アルペンスキーは部活に入らずともできる」、「こんな実力なのに大学で体育会系の部活に入ってまで続ける意味があるのか」。これらが私の入部するかどうかの決断を遅らせた理由です。 

 次に悩んだにも関わらず入部をすること決めた理由としましては、「アルペンスキーが楽しいから」と「自分にまだ伸び代があると確信しているから」です。単純すぎるような気もいたしますが、アルペンスキーを部活に入ってまで続ける理由には充分な理由であると考えています。 

 最後にこの部での目標としましては最終的には自分が満足いく結果を出すこと、またその結果を出すまでの過程において楽しむことがこの部での私の目標です。

大きな目標を胸に / ノルディック班3年 櫻井 駿介

“自分がどのような立場であるべきか”を考えるようになった時、気づけば3年生になっていた。もう上級生であると。そして、副将になったのだと。

 今年の目標は大きく分けて2つある。

 副将である自分の目標と、ノルディック班である自分の目標である。

 自分自身、ここまで積極的に部を盛り上げてきていると思っている。自分の声で周りを鼓舞し、そして部員を巻き込んで皆で鼓舞し合う。例年通りの学校での部活がやっと戻ってきた。7時前に学校に集まり、八の字コースを全力で走る。3年生になって初めて学校での部活を経験した。そして、副将という役目を任された。自分の言動や行動が今まで以上に部に影響を与えることを自覚している。

 副将としての自分は、周りを巻き込む力になりたい。そして、今年度のスキー部を唯一無二のものにするために、主将を全力でサポートしていきたい。

 昨年度は非常に悔しい思いをした。インカレのために全力を尽くしてきた自分は完全燃焼することができなかった。しかし、これまでの2年間に得た多くのことは決して消えてしまうことはない。自分の成長として実ることを確信している。だが、植物は水がなければ成長しない。つまり、人間も努力をしなければ成長できないのだ。努力を続け、肥料となる新しい知識や技術を手に入れ、昨年度よりも大きく成長したい。

 自分を分析すれば、成長するのに何が必要なのかは自然と見えてくる。4年生で大きな木として根を張るために着々と成長したい。成長したいと思うよりも、成長しなければならないと強く思っている。

今年の目標 / 一般・アルペン班4年 池畑 美麗奈

 私は去年、1年ぶりに部活動に復帰することができた。
陸トレはもちろん、スキー板を履くのも1年ぶりで、アルペン初心者としてさらに他の部員たちに遅れをとっていることに不安を感じていた。実際にシーズンインすると、想像以上に感覚を取り戻すのが難しかった。不安しか感じられないスタートだったが、焦りがあった分集中して練習に向き合うことができた。1年のブランクはあったが、長い合宿の中で自分の課題に向き合いタイムを縮めることができた。

 昨年の結果を踏まえて、今年はインカレで女子一部校昇格を実現することを目標にする。

 そのために、ポイント獲得を個人目標とし、シーズン中は誰よりも集中して満足の行く練習をしたい。チームでの練習だけでなく、コーチのアドバイスを元に自主練習やイメージトレーニングにも力を入れていきたいと思っている。オフシーズンの今から、筋力と体幹を鍛え万全な状態を維持していきたい。

 また、スキーの技術だけでなく最高学年として団結力のあるチームづくりに貢献したいと考えている。今年前期のトレーニングはとても良い雰囲気で続けられていると思う。部活中の積極的な声掛けや、皆が互いにライバル心を燃やし競い合うことで成長している。チーム全体としてモチベーションが高いこの状態を維持し、冬に向けて団結力を高めていきたい。

 「インカレ一部校昇格」の目標に向けて自分に何ができるのか常に考えてトレーニングに励もうと思う。4年間のスキー部生活ラスト1年、悔いのないように全力で取り組んでいきたい。

インカレに向けて / ノルディック班2年 櫻井 駿介

 “どんな状況であっても費やした時間は裏切らない”。
そう心に誓って今年は雪上で過ごしている。

 昨年はコロナウイルスの感染拡大によりインカレが中止となってしまった。しかし、昨年雪上で過ごして得たものは全く無駄になっていない。4年間で描くパズルのピース1つ1つは着実に埋まってきているように感じている。今年は大きな飛躍をすることを目指し、インカレを目標に日々努力をしてきた。インカレで全力を尽くし、学習院大学スキー部に貢献できるような滑りを見せたい。

 インカレがどのようなものなのか何も分からずにこの2年間を過ごしてきた。本来ならインカレを経験するであろうはずだった昨年、インカレに向けて強い気持ちを持ちはじめた矢先に中止が決定した。やりきれない気持ちを抱えて。今年も厳しいコロナ禍の状況は変わらないが、現時点ではインカレは開催される予定である。今年は昨年に感じたやりきれない思いも抱えながらインカレへ強い思いを寄せている。個人で入賞を目指して頑張ることは当然だが、学習院大学スキー部ノルディック班というチームの一員としてリレーの絆を繋ぐのも重要な役目だと思っている。

 “自分自身の成長は自分が1番分かっている”。本気で練習に取り組んだのか、サボってオフを多く取ったのか、滑りの動画を分析してコーチのアドバイスをメモしたのか、など自分の行動は自分にしか分からない。どんなに自分が練習したと思っても、他人からその成果が評価されなかったら自己満足で終わってしまう。自分自身の行動が成果として他人からも認められるように練習に取り組み、披露する場で全力を尽くす。今年のインカレはそんな目標をもって望む。

インカレ / マネージャー班4年 安田 彩夏

 この間スキー部に入部した気がするくらい、この4年間はあっという間で、ついに私たちにも最後のインカレが近づいてきた。

 期間的にはとても短い時間のように感じているが、思い返すと毎年、このインカレに向けて精一杯に活動をしてきていて、それは本当に濃く、充実していた。最初の頃は何をするにも余裕が無くいっぱいいっぱいだったし、学年が上がるごとに役割やできなければいけないこと、求められるものが大きくなり常に必死だった。だからこそ、あっという間の時間に感じるのかもしれない。

 もちろん陸トレ期間にも達成感や嬉しいことは多くある。私はマネージャーなので、冬に入ると競技のシーズンになり、その結果が出るわけでもないので、個人の達成感はむしろ陸トレ期間に集中しているのかもしれない。

 しかし、この陸トレ期間の苦労も、インカレで選手が頑張っている姿や輝いている姿、成長している姿を見ると全てが報われた気持ちになるのだ。それだけ、選手がここに向けて頑張っているのを一番近くで見て、一緒になってできることに全力で取り組んできた証だと思う。

 だからこそ、インカレは選手にとっての大きな大会であることはもちろんのこと、当日には応援することしかできない私たちマネージャーにとっても集大成と言える、大きなものなのだ。

 そして、そのインカレで頑張る選手の姿が、私たちマネージャーにもとても響いていることが、選手にも伝わればいいなと勝手に思っている。自分自身で最後にインカレで何かを成し遂げることはできないが、そういった気持ちにさせてくれる、そういった姿を見せてくれる、今まで一緒に頑張ってきた選手に本当に感謝をしたいと思う。

 今年度はコロナ禍でありながら、有難いことに開催されることが決まっている。これが当たり前だとは思わずに、昨年度の気持ちも背負って、昨年度の4年生への感謝、今までの3年間への想いを持って、インカレに向かいたいと思う。

 そして、最後には今年度の部員にも今までのような感謝ができる、そんな期間にしたいと思う。