部員である以前に人間としてどうか / マネージャー班4年 髙畑 杏奈

「当たり前のことを当たり前にできる人間は素晴らしい」

 最近よく感じることである。

 当たり前のことを当たり前にするというのは案外難しいものだ。

遅刻・欠席をしない
他人に会ったら挨拶をする
他人の目を見て話を聞く
自分の言い方・行動で相手がどう思うか考える
他人にやられて嫌なことはしない

 これらは私が感じる当たり前で、
人によって違う「当たり前」があることがもっと難しい。
そのこと自体を分かっている人もいるし、分かっていない人もいるよねと感じる日々である。

 「皆で同じ方向に向かい、何が優先事項であるか統一する」
体育会に所属している以上、これも当たり前のことである。
しかし、大学生から始めることも多い現在のスキー部ではここを擦り合わせることが意外と1番難しい。幹部になってからより強く思うようになった。

 だからこそ、自分の持っている考えを当たり前と思わずに共有していくことが大事であるし、私も常に他人の意図を汲み取り考えて行動しなければならないと感じさせられる。

 所詮、部員はそれぞれ違う環境で育ち、違う役割で生活してきた他人である。言われなくては分からなくても仕方がない。と思える懐の広さを持つ人間でありたい。

 ついに前期は全員で集まって練習ができ、やっといつもの日常が返ってきた感じがした。この当たり前の環境をつくるのも私たち幹部の仕事だ。幹部だからこそ、その役職に甘んじず、幹部からの視点・先輩からの視点・後輩からの視点等々、その人の立場に立って考えられる人間でありたいし、考えてあげなければならない。

 残りのスキー部人生、後輩に残せるものだけ残して去りたいと思う。
そのためには、先輩から受け継いだものを振り返り、自分の役割を全うする必要がある。
その上で、今まで自分が何気なく行い、当たり前と化してきたことにも1つ1つ意識を向け、言葉や行動で教えることで残りの時間を悔いなく終わりたい。