2年生で迎えた人生2度目の夏合宿は、1度目の夏合宿とは大きく異なるものだった。
1年生の時は、右も左も分からず、とにかく言われた仕事をがむしゃらにこなしていた。何かプレイヤーにしてあげたいと思いながらも、与えられた仕事で手一杯だったり、「迷惑かな?」と色々考えてしまい、なかなか踏み出せない自分もいた。
しかし、1年目の経験を経て反省点が多く見つかり、2年生になった今は自分で考えて色々と行動できるようになった。部員を1年間見てきたことで、去年よりも「誰に、何をすべきか」を考えられるようになり、個人に合ったサポートができるようになったと思う。そうしていく中で、みんなを思う気持ちもより強まり、それが自分のモチベーションにも繋がった。
また、マネージャーの人数が2人から5人に増えたことにとても心強さを感じた。協力し合える安心感や、一緒に頑張れる仲間がいる喜びを実感した一方で、その分意思疎通や役割分担など難しさもあり、両方を強く実感する夏合宿となった。
そして何より、頑張りながらもマネージャーに気を使ってくれる優しいプレイヤーのおかげで、やりがいを持ってマネージャーを続けられている。スキーができない私がスキー部を選んだ理由は、ここに詰まっている。
次の夏合宿では、マネージャーの先輩が卒業しており、私を含め現2年生が最上級生になる。お手本にしてもらえるようなマネージャーでありたいと思うと同時に、プレイヤー一人一人を思いやる自分らしい支え方をこれからも続けていきたい。