4年間を振り返って / ノルディック班4年 臼井 菜々子

毎年この季節になると、先輩方が「スキー部を振り返って」という内容の活動報告の提出をされていて、ついに自分にもその番が回ってきたと思うとやっと引退・卒業の実感がわきます。スキー部人生を振り返りながらこの活動報告を書こうと思います。

私は幼少期に北海道に住んでおり、当時のスキー経験からなんとなくスキーに親しみがありました。大学祭実行委員会にも所属していたので、兼部できたら交友関係も広がるし、もう一度スキーをやってみたいな、という安易な気持ちで体育会の世界に飛び込みました。

運動など縁遠い生活を送っていた私は、まさか体育会スキー部がこんなに厳しい世界だとは思わず、初回の練習で絶望したことを今でも鮮明に覚えています。今だから言えますが、走っている最中は入る部活間違えた、とまで思いました。(お恥ずかしながら)

私のスキー部での大きな転換点は、ジャンプをすると決めた2年生です。

ジャンプという未知の競技を始めることは、はじめは不安で仕方がなかったです。ですが前向きに応援してくださる方々ばかりで私は本当に救われました。1人下川町で合宿をしていたとき、私のことを気にかけて連絡をくださり、面白い動画を送ってくださる先輩方、本当にありがとうございました。その動画は今でもお気に入りです。

やめようと考えたのは何度もありました。練習も辛かったですが、一番悩んだのは怪我をした時でした。インカレの1週間前に大怪我をし、競技に復帰するまで約1年かかると言われたときは自分の存在意義がわからなくなってどうすればいいのかわかりませんでした。

ですがやめたい衝動よりも、今までの経験や思い出、そしてお世話になった方々のことを考えるとやめることはできませんでした。

そんな私が4年間続けてこられたのは間違いなく周りの方々のおかげです。

スキー部の先輩方、後輩、そして同期、また他大学のプレイヤーに出会えたことは私にとってかけがえのない財産です。胸を張ってそう言うことができます。ありがとうございました。

スキー部に入って大正解でした。

コロナ禍で新歓活動のない中、スキー部を選んだ4年前の自分を褒めたいと思います。

感謝と達成感 / ノルディック班4年 濵田 侑真

『4年間やりきった、よく頑張ったとまずは自分を称えたい。』

この4年間スキー部において稀にみる走れない異端児であったと思う。いつもの朝練ではついていくこともままならない、タイムレースでは万年最下位、雪上でも早いとはお世辞にも言えないタイム。普通なら辞めようと思うと思う。私自身も何度も辞めようと感じたことは多かった。

しかし、辞めたいとは言えなかった。普段の私なら嫌なことは投げ出してしまう人間なので辞めることなど苦ではないはずだ。しかし、辞めたいとは言えなかった。その辛さよりもこのスキー部で活動していきやりきりたいという達成感への思いの方が強かった。練習でも試合でも遅れてようがへばっていようが見捨てず声を掛け合い鼓舞し同期、先輩後輩問わず助けあいながら競争しあうこのスキー部の環境に4年間身を置きやりきりたいという達成感に対する思いの方が強かった、そして活動を終えた今、その思いは後悔ではなくやってよかったという満足感とスキー部に入って4年間活動できたという達成感で満ち溢れている。

無論、私のスキー部においての立ち位置は褒められたものではない。しかし、だからこそ走りやレース以外での選手だからこそのサポートや応援は人一倍努力したし練習は吐こうが身体が限界まで頑張った。その結果最後のインカレリレーでは二部でポイントを獲得することができた。何がどうあれこんな私でもポイントを獲得し部に貢献できたのだ。後輩たちにはあの人でもポイント取れたのに私達が取れないはずないと躍起になって欲しいし、諦めずに最後までこのスキー部でやり切ってこの活動報告を書いて欲しいと感じる。

最後に4年間様々な事を経験させて貰い、又、人間としても成長させてくれたこの学習院大学輔仁会スキー部に感謝したいと思う。ありがとうございました。

最後の思い / ノルディック班4年 菊波 喬

「もっと活動したかったなぁ。」

これが今の率直な思いである。
入部して1年目はコロナの影響による変則的な部活動から始まった。1年間会わなかった部員もいる中で活動し、部で目標としていたインカレは開催されず消化不良で1年目が終了した。2年目は個人的な理由から冬のシーズンは活動ができなかった。3年目は一般・アルペン班からノルディック班に転班し、ジャンプ、クロカンを身に付け初めて選手としてインカレに出場した。個人的にはスペシャルジャンプ競技で優勝し、部としては2位と大差をつけ男子3部優勝を果たした。4年目は学業により思うような活動ができず、2部の舞台で挑むインカレは会場に足を運ぶことさえできなかった。

こうして振り返ると自分はスキー部に入って全然スキーをしてこなかったなと感じる。だが、このスキー部だったからこそ得られた経験は多かった。スキー部に入らなければクロスカントリースキーやスキージャンプをすることはなかっただろうし、インカレ3部優勝の喜びを部員で分かち合うこともなかった。だからこそ冒頭に記した思いが生まれ、もっと新たな経験をしていきたかった。

自分自身が引退するときにこういう思いを抱いているからこそ、後輩たちにはそうならないように願っている。学習院大学のスキー部だからこそできることを一つでも多く経験し、引退時にやり切ったと思えるように活動してほしい。そして結果だけを追い求めるのではなく、部活動が、スキーが楽しいと思えるように活動していくことを大切にしてほしい。

この4年間支えてくださったすべての方に感謝いたします。今までありがとうございました。

スキー部を振り返って / ノルディック班4年 須藤 恭佑

遂に自分の4年間のスキー部生活が終わった。

クロスカントリースキーというこれまでに触れてこなかった競技に出会い、4年の最後までやり続けられたことは自分にとっての財産となった。

また、私と関わってくれた数多くの方々への心からの感謝を伝えたい。自分なりに毎年タイムを上げるために試行錯誤を重ねたが、それは部員やコーチ、OBOGの方々の支えがあってこそだった。

実際の試合は個人競技ではあるが、その本番で力を出すための日々の練習は自分1人では難しい。持久走やスピード練習など、部員同士で切磋琢磨することで刺激を受けたことも多く、先輩やコーチからの助言で一気にコツを掴めたこともあった。そして強化費などの支援があったからこそ充実した合宿生活ができたことは言うまでもない。

クロスカントリースキーは単純そうであるが、複雑で奥が深い競技である。最後まで本質を理解することはできたとは言えないが、この競技ほど日に日に上達する喜びを覚え、自分の成長を実感できるものはないのではと思う。先輩から教わったこの感覚はタイムを上げるために不可欠であり、後輩に伝えられることができてトレチとしての使命の1つを果たした気にもなった。

今後、現役部員には仲間の存在に感謝しつつ、競技をする上での自分の成長を楽しみ、その感覚を継承していってもらいたい。

以上です。本当にお世話になりました。

スキー部に入って / マネージャー班4年 市ノ川 千晴

私はこの4年間でどれだけスキー部に貢献できたのだろうか。

中学・高校は、ずっとプレイヤーとして部に所属していたため、大学に入り、初めてマネージャーという役職に就いたのは、自分からしても意外な決断だった。

正直、スキー部を引退した今でも自分がマネージャーに向いていたかはわからない。仕事は遅いし、忘れ事は多いしで、数えきれないほどの迷惑をかけてきたからだ。でも、そんな私が、ここまで4年間スキー部を続けてくることができたのは、どんな時でも支えてくれた先輩方や、私のことをポンコツと揶揄いながらも、なんだかんだいつも慕ってくれていた後輩たち、そして一番近くで見守り、時には厳しいことを言って正しい道を示してくれた同期の存在があったからだ。

これまで辞めようと思ったことは何度もあったが、どうしても彼らの存在を裏切ることはできなかった。彼らのために私ができることは何だろうと考えるが、そのたびに自分の未熟さに落ち込み、何度も空回りをした。しかし、その経験を経て学んだことは、「私たちは完璧である必要はない」ということだ。部員をサポートする人間として、マネージャーはプレイヤーに迷惑をかけられないし、常に完璧でなければならないと心のどこかで思っていた。だから、何でも一人でこなせるようになろうと努力をしたが、やはり人間誰しも限界がある。できない事は絶対にあるし、そんな自分が嫌になるときもある。しかし、そんなときに「頼る」ことができる存在がいるのが、部活の強みである。一人では絶対に乗り越えられないことも、周りの力を借りれば思っていたよりも簡単に乗り越えられる時もある。誰かを頼ることも時には必要であり、それが部にとって良い方向に働くかもしれない。そして、誰かを頼った時は、自分もその分誰かの力になってあげればいいと思う。

「完璧である必要はない」

これはあくまでも私個人がスキー部の活動を通して感じたことだが、今後スキー部を動かしていく後輩たちの誰かが、思い悩んだときや躓いたときにこの言葉が心の支えになってくれたらいいと思う。

部員同士の信頼関係を築いていくことは簡単なことではないと思うが、お互いの強みや弱みを理解し合える存在になれた暁には、「完璧」に近い集団になることができるはずだ。引退式で、このスキー部に入ってよかったと思える部員が多くいてくれたら、それだけで私は嬉しい。

なんだか上から目線のような言葉になってしまい少し恥ずかしいが、残された現役部員には、目の前のことにとにかく全力で取り組んでほしい。それだけです。

ありがとう / ノルディック班4年 櫻井 駿介

スキー部での4年間は「感謝」の一言に尽きます。

どんなことも相談できて、愚痴を言い合えるのは同期だったし、絶対に負けたくなかったライバルも同期でした。同期がいてくれたからスキー部を4年間続けられたし、引退の時にすごく寂しいと思いました。同期のみんな、4年間本当にありがとうございました。

人として成長するためにすべきことを伝え続けてくださり、自分の練習時間を割いて後輩のために基礎から丁寧に教えてくださった先輩方がいたからこそ、4年間がすごく充実していたと感じることができました。負けず嫌いの自分にとって先輩方の存在はすごく大きく、相手が先輩であっても絶対に勝ちたかったからこそ日々全力でトレーニングに励みました。4年間で人間として、アスリートとしてここまで成長できたのは、これまで関わってくださった先輩方に憧れていたからであり、心から感謝しています。

そして、これからもスキー部を続ける後輩たちへは感謝しても仕切れません。四大戦の後の引退式で一人一人が涙ながらに伝えてくれた自分たち四年生へのメッセージ、一人一人の後輩たちとは関わった時間も深さも人それぞれだけれど、ここまで頑張ってやってきて本当に良かったと思えた瞬間でした。日々全力で頑張る後輩たちを励みに、彼らにとって最高のスキー部に繋がるように、今年度は主将としてスキー部にこれまで以上に本気で向き合いました。それが故に責任と重圧に押し潰されかけたことが何度もあり、4年間を通して最後の1年間が一番しんどかったと感じました。それ以上に、自分たちが本気で作り上げた自分たちカラーのスキー部についてきてくれて、心から引退を祝ってくれた後輩たちがいたからこそ、大きな壁を乗り越えながらやってきたことが報われたと感じることができました。後輩のみんな、ありがとうございました。

やらないで後悔するより、やってみて失敗する方が絶対に自分の成長に繋がるし、その失敗がこれからの経験に生かされていくと強く思っています。これが主将としての立場を通して感じ、後輩たちに伝えたいことです。

そして、何よりも4年間支え続けてくださった田村監督、森山コーチ、赤司コーチ、OB・OGの皆様、心より感謝申し上げます。どんな時も新しいことに挑戦させてくださり、迷った時には熱い思いで導いてくださいました。

 これまでスキー部を通して関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

インカレを終えて / ノルディック班2年 倉持 奈々

2024年のインカレがあっという間に終わった。今年のインカレを振り返るにあたって、陸トレ期間とシーズン期間を分けて振り返ろうと思う。

今年の陸トレ期間は精一杯の練習ができたと思う。去年の反省を生かし、クロカンに関しては、走り込みとローラーを、スキージャンプに関してはサマージャンプの練習を自分の生活の中に組み込むことができた。ランは前期でタイムレースのタイムを伸ばすことができなかったが、後期になってやっと自分にあった練習ペースを確保することができた。部活内でのランニングと合わせて毎週計30km走ることを目標にトレーニングを積むことで、少しずつタイムを伸ばすことができた。ローラーに関しては、ローラー合宿でOGの方に、土曜日の練習でノルディック班トレーニングチーフに教えていただき、技術を上げることができた。スキージャンプは、シャンツェのオープン期間である5月から11月まで、月に1回以上は長野に練習しに行くと決め、実行することができた。今年は自分の練習頻度を確立して行うことができた面で良かったと評価している。しかし、まだまだ数値としての結果が出ていないことも痛感しており、引き続き努力することが重要だと思った。

次にシーズンに入ってからの振り返りである。
昨年度は、「ジャンプでは確実に着地すること、クロカンでは合宿中に1日1日目標を立てて練習すること」を目標としていた。今年はそれだけでなく、距離やタイムなどの数字にこだわって合宿に臨んだ。去年の練習は、「クイックで足を上げすぎないように登るように意識する」というような技術面の小さな目標しか立てられず、タイムや距離などの数値は意識できなかった。しかし、数字を意識するようになると、当然ではあるが、より高度な練習ができるようになった。同じ距離を滑っても雪質によってタイムが変わることも実感し、コース状態や雪質によっても設定タイムを変えたり、スピードを意識した練習をするか、距離を意識した練習をするかなど、ランニングで行っているような練習がクロカンでも実践できるようになった。今年は1月も2月も主に白馬のスノーハープで練習を行ったが、最終的なタイムは3kmコースで1月より5分程速く滑れるようになった。本来なら様々なコースで経験を積むことが好ましいかもしれないが、同じコースで繰り返し練習することで数値として成長を実感できたことが合宿期間のモチベーションとなった。

このようなこともあり、去年ほぼ最下位でゴールしたことも相まって、今年のインカレの10kmフリーを楽しみにしていた。スキージャンプは、まだまだフォームの改善点は多いものの、無事に着地し距離も去年より伸ばすことができた。しかし、そのジャンプの試合の直後、発熱し、翌日の10kmフリーに出場できなくなった。最終日のリレーまでに治して出場したものの、結果は振るわず今年のインカレは終わってしまった。こんな終わり方があるのかとあまりの呆気なさに呆然とした。練習に力を入れるだけでなく、万全な状態で本番に臨むところまで気を緩めてはいけないと身をもって経験した。このようなことが2度と起こらないようにしたい。残念な形で終わってしまったインカレだがそれでもリレーに出場することができ、他校の選手と自分を比較して学んだことは、下りとターン練習が不足していたと言うことであった。下りやターンに関しては体力や筋肉ではなく、いかに滑り慣れるかである。インカレが終わっても雪があるうちはジーズン中であることを、スキー部員として自覚し、雪が溶けるまで練習に励みたいと切に思った。

インカレのご報告 / 監督 田村 幸士

第97回 全日本学生スキー選手権大会本日のリレーを終えて全競技が終了致しました。

数日遅かったら開催できなかった。
そう言っても過言ではない状況のなか雪を集めて環境を作ってくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

学習院大学輔仁会スキー部は男子・女子ともに2部に出場しました。


男子は、昨年の3部優勝2部昇格に大きく貢献した4年生の2人が学業により不参加となり、3部と比べて大きくレベルが上がる2部においてポイントを獲得して残留するということが目標でした。

そのために一般・アルペン班3年の小菅は、陸トレの段階からノルディックとジャンプのトレーニングに取り組み、ジャイアントスラロームの出場を辞退してスラローム・ジャンプ・ノルディックと大車輪の働き。ジャンプ競技で14位に入賞して2ポイント獲得🎖️

新生、1年の皆川はスラロームで12位入賞で4ポイント獲得🎖️
2部でアルペン種目でポイント獲得はここ最近では記憶にありません。これから3年間でどれだけ成長するかとても楽しみです。

最後に3 × 5kmリレー
一般・アルペン班の小菅、そしてノルディック班4年で最後のインカレとなる須藤と濵田が出走。気温の上昇により雪質が激しく変わるなか、粘り強く最後まで力を振り絞り15位入賞。1ポイント獲得🎖️


女子は昨年度に多く卒業しノルディック班、一般・アルペン班ともに上級生が不在。1・2年生のみで出場となりました。当然ポイントは狙いながらも、来年以降に繋がる経験や自信、課題を得ること。

5kmフリーでは、2年角田は陸トレ期間に留学に行っていたため部活に参加できていなかったものの全力を振り絞り20位、そして1年倉持奈未は初めてのインカレにも関わらず最後まで走り抜く根性を持ち合わせ21位、合わせて21ポイント獲得🎖️

ジャンプは2年倉持奈々が3位表彰台!28ポイント獲得🎖️
2年生ながらノルディック班トレーニングチーフとなり、昨年のインカレ以上に会場での選手としての佇まいに存在感がありました。

10kmフリーは2年角田のみが出場。
1年倉持奈未と2年倉持奈々が体調不良により欠場。途中で足が攣りながらも2人の想いを背負い走り、21位で10ポイント獲得🎖️

最後に3 × 5kmリレー
上位とは大きく離されましたが部員たちの全力の応援を受けながら完走。アンカーの角田は区間2位!素晴らしい結果です。
「インカレ・リレー・仲間の応援」。この3つをしっかりと受け止めて次に活かしてくれる3人だ。そう感じた走りでした。
8位で23ポイント獲得🎖️


学校対抗(総合)では

男子2部 21位(全25校)
女子2部 10位(全31校)

でした。

以上がポイントを獲得した種目ですが、インカレはそれだけではないと思っております。

アルペン班女子はコースアウトやポイント獲得はできなかったものの、”難コース”と言われるハードバーンを滑りきり部にエネルギーを与え、4年須藤は15kmフリーで2部のトップから9分差という素晴らしいタイムで走りきりました。

そしてなにより、種目を越えて部員同士が選手のために必死に応援する姿。
それが学習院大学輔仁会スキー部としてあるべき姿勢で、それを見せてくれました。

この1年間でその基盤を作ってくれたのは、マネージャー班4年市ノ川、2年吉田、そして怪我で選手として活動できなかった臼井です。インカレの運営委員をしながらも、朝早くから宿に帰ったあとまでスキー部のことを考えサポートしてくれた3人には感謝しかありません。

2年内田は留学準備で忙しいなか限られた時間で応援に来てくれました。

そしてそのDNAを変わらず持ち続け、現地に応援・サポートに駆けつけてくれた
高山元成(平成24年卒)
川野浩太郎(令和3年卒)
海部圭伸(令和4年卒)
ありがとうございます。

SNSを通じて見守り、応援してくださったりOBOGのみなさま、ありがとうございました。

宿にお電話をくださり激励の言葉をいただいたOBの小畑様、ありがとうございました。

そして部員のみなさん、おつされさまでした!ありがとう!

3月10日(日)、11日(月)に野沢温泉で四大戦があります。
もしご都合があいましたら応援にお越しください。

今後とも応援、ご支援のほど、宜しくお願い致します!

監督 田村幸士

インカレ結果について / マネージャー班4年 市ノ川 千晴

お疲れ様です。
主務の市ノ川千晴です。

第97回全日本学生スキー選手権大会について最終結果をお知らせいたします。

【男子】

・アルペン
SL競技:12位=4ポイント

・クロスカントリー
リレー競技:13位=3ポイント

・ジャンプ
MH競技:14位=2ポイント

合計9ポイント
結果21位

【女子】

・クロスカントリー
5kmフリー:20位+21位=21ポイント
10kmフリー:21位=10ポイント
リレー:8位=23ポイント

・ジャンプ
MH競技:3位=28ポイント

合計82ポイント
結果10位


男子は目標としていた2部残留を果たし、女子も2部でポイントを獲得することができました。

今年は暖冬の影響でスキー場の雪はかなり少なく、地面が見えてしまっている場所も数多くありました。しかし、そんな異例の状況下でも学習院大学の部員は全力を出しきり、競技に臨んでくれていたと思います。このインカレで一人一人が感じた思いを、これからも忘れずに学習院大学輔仁会スキー部の一員として精進してまいります。

OBOGの皆様にはいつもご声援、ご支援をいただき、ありがとうございます。皆様からのご声援が私達の力となり、支えとなっております。

今後とも学習院大学輔仁会スキー部をどうぞよろしくお願いいたします。

主務 市ノ川千晴

健康にたのしむ / 一般・アルペン班2年 武田 杏樹

私が冬を迎えて感じたことは、健康でいることの大切さである。私は年末合宿に入って3日目でインフルエンザに罹患し、そのまま帰京したため、今シーズンの滑走日数が非常に少ない。

私は昨シーズンの初めに体重が軽すぎて、アルペンの先輩方に「体重を増やさないと鹿角で飛ぶぞ」と言われ、必死に体重を増やした。その甲斐あってインカレまでには約4kgも体重を増やすことができた。そして今年度の陸トレ期間も筋トレと食事管理を行うことで、その体重をほとんど落とすことなく過ごすことができたため、今シーズンの自分には少し期待していた。

しかし、それが今回のインフルエンザで昨シーズン初めの体重まで戻ってしまった。そのため今の私には、インフルエンザで滑走日数が少ないことへの焦りと、体重が減ってしまったことによるモチベーションの低下を同時にやってきた。さらに追い打ちをかけるように予定していたB級の大会のキャンセルも決まった。

ここまで下がり切ってしまったモチベーションをこれからどのように上げていくのか、これが今の私の課題である。もちろん自身のスキーを研究して、どのようにしたら上手く速く滑れるのかを課題にしろと言う人もいるだろう。でも私はモチベーションという部分を大切にしていきたい。たとえば、同じチームの上手い人の動画を見たり、ワールドカップの動画を見たり、気分転換に板の手入れをしてみたり…

色々試し、1月の試験が終わってからインカレまで、自分がどんな滑りをしたいのか、自分が目指すところは何なのかを一つずつ明確にしながら、残り少ない期間を過ごしていきたい。そして何より、インカレで悔いなくたのしく滑れるように努力したい。