前期を振り返って / 一般・アルペン班2年 日高 野々子

 2020年は新型コロナウイルスの流行のため、授業は全てオンラインとなり、部活どころか大学さえ通うことができませんでした。そのため、一度も練習や合宿に参加することなく初めの一年を終えました。2021年には多少はよくなるのではと楽観的に考えていたものの、日を追うごとに状況が悪化していきました。

 それでも、今年の4月に初めて同期や先輩方と実際に会い、練習が始まりました。

 次の日には緊急事態宣言により部活動が禁止されてしまい、その後は自主練習を余儀なくされました。その間は、先輩からのアドバイスをもとに、自分には何が足りないのか考えながら筋力トレーニングやランニングに取り組みました。2回ほど緊急事態宣言が延長された後、6月後半から練習が再開しました。

 下半身の筋力トレーニングは上半身よりもしていなかったので、初めて練習で下半身を酷使した時は、自主練習の足りなさを実感しました。また、普段は平地で走っていたため、坂や道が舗装されていない山の中を走るのは辛く、途中で足を止めてしまいそうになりました。予想はしていたものの、秋田県と東京都では気温や日照時間が異なるため、その環境下でトレーニングをするのは体がついていけないことも何度かありました。

 これらの反省を踏まえて、後期からは下半身の筋力トレーニングも重視し、坂や舗装されていない道でのランニングに取り組んでいきたいです。

 現在、新型コロナウイルス感染患者数の増加により、病院の受け入れ拒否といった事態がたびたび引き起こされています。そんな中で、感染すれば自分だけの問題ではなく周りに大きな迷惑をかけてしまいます。そんな状況を避けるためにも、最低限ワクチンを2回打った上で練習参加をしたいと思います。また、有酸素運動の間は難しいかもしれませんが、できるだけマスクを着用し、感染リスクを下げられるよう努めていきたいです。