「前期の練習がもう終わってしまった。」
こう思ってしまったのは前期のオフトレーニングがやりきれてないからだと思う。
やりきれないほど練習不足だったかと言われるとそんなことはないと自負している。コロナ渦で全体練習をする機会が少なかったが自主練でやれるだけやったと思っていた。
しかし、前期のタイムレース蓋を空けて見ればノルディック班の目標タイムには全然届かず、同期のライバルたちには5歩ぐらい先を越されてしまった。
去年度の自分でいたら頑張ったし結果伴ってなくてもしょうがないと思っていたと思う。しかし、昨シーズン初めてノルディックに触れ、楽しさと共に圧倒的な体力不足に対する悔しさを実感し、今年のオフトレーニングは冬に後悔しないために泣きながらやるしかないと心に決めてのタイムレースの結果だったので悔しさもそうだがやりきれない、もう一回前期をやり直して望みたいと感じた。だから「前期の練習がもう終わってしまった」と感じた。
しかし、こう実感するのは決してやりきれない気持ちだけではない。みんなでトレーニングする楽しさや達成感を一つ実感できたからだと思う。自分自身オフトレーニングに嫌悪感しかなくネガティブの気持ちのまま前期の途中までトレーニングをしていた。しかし、最近では楽しいと思える時や達成感を味わえる時が少しだが芽生えてきた。
トレーニングに対してこの様な感情を抱くのはノル班基質といわれがちだが自分自身そうなってしまった実感がないがポジティブな気持ちができたのはいいことだと思う。このやりきれないという気持ちが正解かどうかはわからないが自分自身悪いものではないと感じた。
後期の練習後シーズンイン前に自分がどう感じているかわからないが、同じ思いをしているなら後者であってほしい。