今年の陸トレを終えてまず感じたのは「もう終わってしまったのか」であった。こう感じたのはなぜだろうか。
たしかに朝練はきつかった。週に3回早起きをし、体を動かしときにはきついメニューをこなし授業を受ける。決して運動が得意であるわけではない私からしたらついていけずに落ちてしまうことも多々あった。また、今年からジャンプを始めることになり1か月~2週間に1度飯山へ通うということもしていた。
そんな生活が後期に入り9月から3か月間続いた。それなのになぜか私の中では不完全燃焼で残っている何かがある。
それはきっと気持ちの問題であろう。陸トレではどこか本気になりきれずに取り組んでいた部分があった。すべては苦しさへの恐怖のせいだと思う。そして後期陸トレが終わる直前に足と尾骶骨を痛めてしまい、最後の2週間はしっかりとトレーニングに参加することができなかった。ほかの部員より後れをとっているのにさらに同じメニューに参加することができずやりきれない気持ちになってしまった。
下級生で先輩に甘えられる期間は終わってしまった。来年度からは上級生と言われる部類に入ってしまうのかと思うと恐ろしくて仕方がない。来年こそは達成感のあふれる陸トレ期間にしたいと思う。そして次に、冬に繋げていきたい。
最近新たなコロナウイルスの変異株であるオミクロン株などという物騒なワードを耳にするようになり、今年の冬もどうなるか誰にもわからなくなってきた。私だけでなくスキー部全員が納得できる冬になってほしいと願うばかりだ。