夏合宿を終えて / 一般班・アルペン班2年 橋本 栞奈

二年目の夏合宿が終わった。今回の合宿では新たに一年生が加わり、自分自身の練習に取り組むだけでなく、後輩への声掛けや指導についても考える必要があった。一方で、昨年の夏合宿での自分の姿を振り返ると、練習についていくことができず、苦しい場面も多かった。そのため、今回の合宿では「昨年の自分を超えること」も自分自身の課題の一つとしていた。合宿を迎えるにあたって不安もあったが、二年目になってからの普段の練習では、昨年よりも気持ちに余裕を持って取り組めるようになり、シーズンインに向けて継続的に練習することができていた。そのため、昨年よりも少し自信を持った状態で夏合宿に臨むことができた。

今年の夏合宿は例年とは少し異なるメニュー構成となっており、

1日目 登山
2日目 一般班・アルペン班 アジリティと水泳
    ノルディック班 ローラー練
3日目 中距離ペース走と下見LSD
4日目 タイムレースと球技
5日目 ウェイトトレーニング

を行った。

 

今回のメニューの中でも、特に自分の課題として感じたのが中距離ペース走とタイムレースである。中距離ペース走では、昨年、一周目の序盤で転倒し、その後周回遅れになってしまった経験があり、今回はその経験がトラウマとして残った状態で挑んだ。結果として、今回も最初から集団についていくことはできなかった。しかし、昨年のように周回遅れになることはなく、レスト後のスタートも集団と同じタイミングで出ることができた。この点については、昨年からの成長を実感することができた。一方で、ペース走である以上、決められた時間内にできるだけ多くの本数を走り切ることが求められる。来年は集団についていける本数を増やし、より高いレベルで練習に取り組めるようにしたい。

タイムレースでは、昨年は時間内に完走することができず、記録がDNFとなってしまった。そのため、今回は足切りとなる2時間以内での完走を目標にして挑んだ。結果は1時間52分で完走することができ、昨年の自分を超えるという目標は達成することができた。しかし、走り終えてみると、正直もう少し速く走ることができたのではないかとも感じた。タイムレース中の平均心拍数は171だったが、走っている間はある程度安定しており、会話ができる程度の余裕もあった。その一方で、最後の3kmで大きくペースが落ちてしまったため、今後はより高い強度で最後まで走り切る力を身につけたい。

また、今回のタイムレースでは右足首の内くるぶし側の痛みも課題となった。普段から7km程度走ると痛みが出てしまうため、今後は原因を探り、痛みを改善していきたい。足の痛みに気を取られることなく走ることができれば、より自分の力を出し切れると思うので、来年の夏合宿までに改善することを一つの目標としたい。

また、今回の合宿では、練習面だけでなく後輩へのアプローチについても考える機会となった。この約半年間で一年生とは多く話してきたが、私は自分の性格上、後輩に対して厳しく指導することが得意ではない。しかし、現段階で改善するべき点があるにもかかわらず何も伝えなければ、そのまま改善されないだけでなく、今の一年生が二年生になったときにも、後輩に対して緩い指導しかできない状況につながってしまう可能性があると思う。それでは、普段の練習への取り組みだけでなく、インカレという高い目標を掲げる体育会スキー部としての意識にも影響してしまう。

だからこそ、今回の合宿では一年生に対して一度しっかり向き合い、話し合いの場を設けて指導を行った。このミーティングを通して、一年生が私たち二年生の話をどのように受け止めたのかは分からないが、後期の部活動での取り組みや姿勢を見ながら、必要なときには声を掛けていきたい。そして、一年生が二年生になったときに、「この一年間で自分は成長できた」と感じてくれたら嬉しいと思う。

私自身も二年生になり、一年生の頃とは違った視点で物事を考えられるようになった。自分の弱い部分や改善すべき点についても、以前より明確に分析できるようになったと感じている。一般班・アルペン班の女子が7人いる中で、このオフ期間をどのように過ごせば班に残り、インカレ出場枠4人の中に入り、さらに成績を残すことができるのかを考えながら、日々の部活動に取り組めていることは、昨年からの大きな変化だと思う。

今回の夏合宿では、練習面だけでなく、精神面においても自分自身の成長を感じることができた。一方で、まだまだ課題も多く、自分の目標を達成するためには、ここからのオフ期間の過ごし方が重要になる。今回の合宿で感じた課題をそのままにせず、一つずつ改善し、常に高い目標を持って練習に取り組んでいきたい。そして、シーズンインしたときに昨年よりも成長した自分でスタートラインに立てるよう、日々精進していきたい。

 

言葉より、行動で /  一般班・アルペン班2年 宮城 丈

2026年9月14日、5日間にわたる2度目の夏合宿が終わった。

昨年の夏合宿では、中距離ペース走で熱中症になり、タイムレースでは膝を負傷した経験があった。そのため、今年の夏合宿では、体調管理と怪我の防止を特に意識し、昨年と同じことを繰り返さないことを一つの大きな課題として臨んだ。その結果、今年は体調を崩したり、怪我をしたりすることなく、最後まで合宿を終えることができた。

中距離ペース走では、後方から積極的に声を出し、集団を盛り上げることを意識した。苦しい場面でも周囲に声をかけることで、全体の雰囲気を維持し、練習を最後までやり切ることにつなげられたと感じている。また、タイムレースでは1位を取ることができ、これまでの練習の成果を結果として示すことができた。昨年は自分自身の体調や怪我への対応に精一杯になっていた部分もあったが、今年は自分の状態を管理しながら、周囲にも目を向けて行動することができた。その点では、個人としてだけでなく、部活動全体に対しても、率先して周囲を引っ張ることができていたのではないかと感じている。また、アルペン班だからこそ、ここで結果を残さなければならないという意識を強く持っていたため、今回の結果はとても納得のいくものであった。

一方で、今回の合宿を通して見つかった課題は、タイムレースのタイムを十分に縮めることができなかったことである。順位という結果を残すことはできたものの、自分自身が目標としていたタイムには届かなかった。その要因の一つとして、下半身の筋持久力が不足していることが考えられる。今後は低重量・高回数のトレーニングなどを取り入れ、長時間、高い出力を維持できる下半身をつくっていきたい。今回の結果に満足するのではなく、順位だけでなくタイムにもこだわり、今後の練習につなげていきたい。

 

本合宿を通して改めて感じたことは、私は言葉で考えや指示を伝えるのがあまり得意ではないということである。一方で、周囲に寄り添い、自ら行動することで考えを示すことはむしろ自分の強みであると感じている。これまでのスキー部での経験に加え、長年のチームスポーツを通して培ってきたこの強みを生かし、言葉だけでなく、自らの行動を通して周囲に働きかけられる存在になりたい。

置かれた場所で花を咲かす / 一般班・アルペン班2年 根本 拓音

3つ歳が離れた最上級生の先輩方が引退し、今年はアルペン班とノルディック班が別々に練習する機会が増えるという環境の変化があった。

私が所属する一般班・アルペン班では、新たな試みとして筋力向上を目標にジムで筋力トレーニングを行う時間が増えた。私はもともと筋トレが趣味で、継続して取り組んだ結果、当初の目標だったベンチプレス100kgを達成できるまでになり、体重も扱える重量も大きく増えた。

一方で、学習院大学スキー部にはランニングのタイムレースという伝統があり、オフトレ期間はアルペン班とノルディック班が合同でラントレを多く行っていた。私が入部した当初、この部の良いところだと感じたのは、合同で練習する機会が多く、アルペンスキー未経験だった私でもタイムレースという共通の目標を通して成長を実感でき、ライバルの存在を身近に感じられたことだった。

日々の練習、タイムレース、夏合宿、冬の班別合宿、インカレ、四大戦など、この部には努力を続ければ必ずどこかでスポットライトを浴びることができる環境がある。その経験は自信につながり、今でも努力を続けようという原動力になっている。

昨シーズン終了直後に振り返ったときの自己評価は100点だった。当初目標にしていた草大会での優勝とインカレ出場をどちらも達成できたからである。しかし、今改めて振り返ると、シーズン中に怪我への恐怖心をもっと克服して挑戦する姿勢や、自分の苦手分野に向き合うこと、同期と気持ちを共有し協力することなど、さらに努力できた部分もあったと感じている。

おそらく今年も、日々の練習に加えて自主トレーニングや筋トレ、ストレッチ、スキーについて学ぶ時間を積み重ねても、来年のこの時期に今シーズンを振り返れば、「もっとやれたこと」や「本気で取り組むべきだったこと」が見つかるのだと思う。それでも、その時その時に自分ができる最大限の努力を積み重ねることが大切だと考えている。

今年の筋力トレーニングについても、昨年のミーティングでは筋力アップを目標に挙げる部員が多く、私もその一人だった。トレーニングチーフの先輩方が、一人ひとりの目標や課題、不足している部分を親身に考え、練習メニューを大きく見直してくれた。また、OB・OGや監督、コーチが練習メニューに目を通し、経験を基に助言をくださる環境があり、さらに部員自身にも裁量が与えられている。スキーでコンマ0.1秒でも速く滑るため、1秒でも長く動き続けるために、自分たちで考えながら練習メニューを作れることは、この部の大きな魅力だと感じている。

「置かれた場所で花を咲かす」という言葉には、どんなにつらい環境や望まない状況であっても、環境のせいにせず、その場所で自分にできる最善を尽くすという意味がある。また、「咲けないときは根を張る」という言葉のように、結果が出ない時期も将来の成長につながる大切な時間だと思う。

また、新しく入部してくれた1年生の後輩達にも、初心者・経験者に関係なく、この部での練習や大会などさまざまな経験を通して成長や同期の大切さを感じてもらえるよう、先輩となった私自身も部の活動に積極的に関わっていきたい。

後輩のためにも、学習院大学スキー部が目標としているインカレ男女昇格を達成するためにも、今年は環境の変化を受け入れ、先輩方のように自分も最大限努力できる一年にしたい。前期を振り返ると、その姿勢は少しずつ実践できたと感じている。

後期も日々の積み重ねを大切にし、自分らしい花を咲かせたい。そして、先輩方や同期、後輩一人ひとりが、それぞれの立場で自分らしい花を咲かせられるよう、お互いを尊重し、支え合える環境をつくっていきたい。学習院大学スキー部という環境の中で、一人ひとりが自分らしく努力を積み重ね、それぞれの場所で最も美しい花を咲かせられる様に。そのためにも、感謝とリスペクトを忘れず、私自身も行動でチームに貢献していきたい。

教わる立場から、教える立場へ / マネージャー班2年 河野 瑠璃

ついこの前まで新入生だったと思えば、それも束の間、あっという間に二年生になり、念願だったかわいい後輩もできました。とうとう自分が指導する立場となり、どうすれば分かりやすく伝えられるのか、去年、先輩方からどのように教えていただいていたのかをよく考えるようになりました。

前期には、コールをはじめとするマネージャーの基本的な仕事を後輩に教える機会がありました。また、仕事の手順だけでなく、昨年自分が先輩方から教えていただいた、部活動を行う上での注意点なども思い返しながら、新一年生たちに伝えることができました。しかし、普段は当たり前のように行っていたことを、初めて取り組む人にも分かるように一から言葉で説明することは、想像していた以上に難しいものでした。どのような言葉を使い、どのような順番で説明すれば後輩に伝わりやすいのかを考えることも、私にとって新たな経験となりました。そして改めて、昨年丁寧に仕事を教えてくださった先輩方のありがたさを実感しました。一方で、後輩は仕事の飲み込みがとても早く、教えたことをすぐに実践してくれました。早くも頼もしい存在として活躍している姿を見ることができ、嬉しく感じています。

また、後輩に仕事を教える立場になったことで、私自身もこれまで以上に細かい部分まで確認するよう意識するようになりました。その結果、周囲がまだ気付いていない点に自分から気付き、共有できる機会も増えました。昨年と比べると少しずつ視野が広がり、マネージャーとして成長できているのではないかと思います。

夏合宿では、先輩方の留学などにより、マネージャーの人数が少なくなることが予想されています。昨年の夏合宿では、仕事の流れを十分に理解できておらず、先輩から指示を受けてから動くことが多くありました。今年はその反省を生かし、指示を待つのではなく、自分から周囲の状況を確認し、今何をするべきなのかを考えながら、臨機応変に行動したいです。

また、マネージャーは選手ほど身体を動かさないから大丈夫だと油断せず、熱中症対策をはじめとする自分自身の体調管理も徹底したいと思います。支える側である私たちが元気に活動することも、選手を最後まで応援するために欠かせないことだと考えています。

先輩方から教えていただいたことを後輩へつなぎ、マネージャー同士で支え合いながら、選手が練習に集中できる環境を作れるよう、夏合宿ではこれまで以上に積極的に行動していきたいです。

前期を終えて / 一般班・アルペン班2年 伊能 秀

あと少しのBET(頑張り)で、その数倍のリターンが来る。

組織に所属する人間のうち、この理論に共感できる者はどの程度の割合でいるのだろうか。体育会という組織に所属している以上、やらなければならない事、役職、学年に応じた仕事など練習以外の様々なタスクをこなす必要がある。果たしてそれらは「頑張っている」内に入るのか。私が前期を通して、これまでを通して感じていることである。

私はこの問いにNOと言いたい。もちろん、トレーニングチーフや各種役職、二年生であっても後輩の指導などやることが多いのは確かである。しかし、これらは体育会に入った以上逃れられない義務である。そもそもこの義務に向き合わず、自分の事しか考えないというのは論外として、今回はその上の話をしたい。

組織行動論では、自分が所属する組織にどのように貢献できるのかを日々考え、あと少しの頑張りを投資することで組織を数倍いい方向に進めることができるとされている。組織への自発的貢献や主体性が組織と個人に及ぼす影響をデータから検証する。 Gallup社(2020)のメタ分析によると、主体的貢献度の高いチームは低いチームに比べ生産性が14~18%高く、収益性が23%向上する。また、Podsakoffら(2009)の研究では、基本業務の成果が同等であっても、自発的貢献を行う従業員は人事評価と強い正の相関(r≈0.40-0.50)を示し、昇進率が有意に高まる。さらに、Karasek(1979)のモデルは、与えられた業務のみをこなす「やらされている感の強い状態」の人が、そうでない主体的な人よりも精神的疲弊や健康リスクを大幅に高めることを実証している。したがって、僅かな主体的投資(頑張り)は組織の成績・モチベーション向上と個人のキャリア・健康に多大なリターンをもたらすのである。

しかし、主体的貢献にはリスクも伴う。時には新しいアイデアでのミスや詰めの甘さで迷惑をかけてしまうかもしれない。しかし、若干20の学生がそのようなリスクを恐れて頑張りもせず、挑戦しないことはそれこそ悪であると考える。前期を終え、留学を控える私自身ももっと主体的投資を行う余地がある。9月に日本を旅立つまでに、このスキー部にどれだけ貢献できるか、練習はもちろん全力で、部を1mmでも成長させられるよう頑張りたい。

 

前期を終えて / ノルディック班2年 熱海 百合香

同じ場所で同じ時間を過ごしていても、各々が抱く思いや課題が異なるのは当たり前だと感じる。

二年生の前期を終えるにあたり、まず私が取り組むべき課題はタイムレースの自己ベスト更新だと考えていた。昨年、私は結果が出ないことへの悔しさの方に意識が向いてしまい、がむしゃらに練習を重ねていたがそれでは飛躍的な成長には繋がらず、今思えば練習量も全然足りていなかった。

だからこそ、今年度はアプローチを変えることにした。
大きな目標よりもメニューの一本一本、この400m、この600m、この1km、3km、5km、合計10km。一本一本やり切れたという事実を作って積み重ねていくゲームのようにし、また土曜日の午前中に練習の時間を設け、二部練の効果から体力を増やそうと試みた。そして、第2回タイムレースでは13分40秒という記録を残すことができ、今年度最初の課題を達成することができた。これからもこのような努力を続けて記録を伸ばしていきたい。

その一方で、二年生としての課題はまだ道半ばである。
スキーもランニングも言ってしまえば自分の体一つで挑む個人競技であるが、このスキー部は実は人と向き合う時間が非常に多い環境だと感じる。個人競技ゆえに自分に意識が飛んでしまい自己完結してしまうが、周りを見れば同じように一緒に走っている人がおり、一人で滑っていたとしても必ず見てくれる人がいる。

また後日談という形であの時はこうだった、と話す話題が多いと感じる。それは一人で向き合うよりもはるかに団体感・仲間意識を感じ、時にライバル意識を燃やされ、お互い意識し合うだろう。私は環境にも人にも恵まれていると感じる。そのため、もっと視野を広くし客観的目線を持って、チーム全体に良い影響を与えられる存在になりたい。

二年生という立場は、一年生から見れば一つ先を歩く先輩である一方、自分自身もまだまだ発展途上で改善すべき点もある。だからこそ、私が二年生として果たすべき課題は自身の成長と周りを見る力を養うことだと考える。これから夏合宿やその先にシーズンがあるが、まずは周りの人への感謝を忘れず取り組めば、自然と自分が周りに対してどのように向き合えばいいのかわかるはずだ。そして、それがわかったならば誠実に行動に移していきたい。

一人前のマネージャーを育てる / マネージャー班3年 原田 美優

今年度の目標は、後輩を一人前のマネージャーに育てることです。

この目標を立てるに至った理由を、1年生からの経験を振り返りながらお話ししたいと思います。

1年生の頃は先輩マネージャーと二人で活動していました。マネージャーの経験もスキーの経験もなく、右も左も分からないままがむしゃらに過ごしていたため、様々な場面で迷惑をかけてしまうことも多くありました。マネージャーの同期がいなかったため相談できる相手も少なく、不安や悩みを抱えることもありましたが、先輩からの厳しくも温かい指導を通して、プレイヤーを第一に考えることや、マネージャーはチームを支える土台であることを学びました。

2年生になると初めて同期のマネージャーができ、同じ立場で支え合える仲間の存在に大きな心強さを感じました。また、後輩が入部したことで、自分が先輩になったことを強く実感しました。初めての後輩ができた嬉しさから、つい過保護になってしまうこともありましたが、後輩と関わる中で、ただ守るだけではなく、自分で考え行動できるよう支えることも先輩としての大切な役割だと学びました。一方で、後輩への指導の難しさにも直面し、どのように伝えれば信頼関係を築きながら成長を支えられるのか悩むこともありました。先輩の立場になって初めて、指導する側にも多くの葛藤があったことに気づかされました。

そうした経験を経て3年生となった今、私が最も力を入れたいのは後輩の育成です。私がいないと回らない組織ではなく、私がいなくなっても安心して任せられる組織をつくりたいと考えています。そのために、仕事のやり方だけではなく、その意味や目的まで伝えながら、一人ひとりが自ら考え、判断し、行動できる力を身につけてほしいと思っています。

また、私はこれまで、安心感を与えられるマネージャーでありたいという思いを大切に活動してきました。困ったときに相談できる存在であること、スキー部の温かい雰囲気を支えること、そして必要な場面では厳しいことも伝えられること。そうした姿勢を大切にしながら、一人ひとりのプレイヤーと向き合い、この人たちのために何ができるのかを考え続けていきたいと思っています。

しかし、後輩たちに私と同じマネージャーを目指してほしいわけではありません。同じ役割であっても、人によって強みや個性は異なります。私自身も、同じ役割だからといって誰かと同じになる必要はなく、それぞれにその人らしい先輩像があるという先輩の言葉に何度も救われてきました。だからこそ後輩たちにも、自分らしいマネージャー像を見つけ、自分たちなりのチームをつくり上げていってほしいと思っています。

本当に沢山のことを先輩方に支えていただきながら成長してきました。そして今度は、自分が後輩たちを支え、その後輩たちがまた次の代を支えていく。そんな繋がりを大切にしながら、先輩方から受け取ったものを次の代へ繋いでいきたいと思います。自分らしい形で部活を支え、後輩たちの成長を後押ししながら、歴史あるスキー部の一員として次の世代へ良い形でバトンを渡せるよう努めてまいります。

悔しさをバネに / ノルディック班3年 谷嶋 奏太

スキー部に入部してからあっという間に2年以上の歳月が経過し、学生アスリートとして全力で活動できる期間もいよいよ残り半分を切ってしまった。時の流れの早さを実感すると同時に、限られた時間の中で自分が成し遂げるべき使命について、これまで以上に強く意識するようになっている。

振り返れば、これまでの私の競技生活は決して平坦な道のりではなかった。特に昨年は、アスリートにとって最大の敵である「怪我」に泣かされ続けた、苦しい一年だった。度重なる怪我の影響で思うような調整ができず、日頃のタイムレースはもちろんのこと、最大の目標に掲げていたインカレでも結果を残すことすらできなかった。

何よりも悔しかったのは、チームが「インカレ2部昇格」という高い目標に向かって一致団結して戦う中、自分はその舞台に立つことすらできず、ただ見つめることしかできなかった点にある。結果は表彰台、そして2部昇格の条件まであと一歩の、3位とわずか7点差の4位。この「7点」という数字の重みを感じるたびに、「もし自分が万全の状態で出場できていたら、チームを2部昇格へと導けていたかもしれない」という思いが頭をよぎる。自分の不甲斐なさと、チームの力になれなかったもどかしさで、今でも胸が締め付けられるほどに悔しさが込み上げてくる。

だからこそ、残された現役生活、そして今年度のインカレにかける想いは誰よりも強い。

今年度の目標を達成するために、まずは何よりも「怪我をせず無事にインカレへ臨み、シーズンを全力で走り抜けること」を誓いたい。どんなに強い想いがあっても、スタートラインに立てなければ意味がない。日頃のケアやトレーニング方法を見直し、万全のコンディションを維持し続けることこそが、チームに対する最低限の責任だと痛感している。

そして最大の目標は、昨年あと一歩で届かなかった「インカレ2部昇格」を、この手で掴み取ることだ。あの日に味わった悔しさをすべて成長へのエネルギーに変え、日々の厳しい練習に妥協なく励んでいく。今度こそ雪上で最高のパフォーマンスを発揮し、チームの勝利に最大限貢献して、全員で嬉し涙を流したい。残された時間を一瞬たりとも無駄にせず、強い意志を持って駆け抜けたい。

入部理由・目標 / 1年 山元 彩衣里

失礼いたします。自己紹介をさせていただきます。このたび、学習院大学輔仁会スキー部に入部いたしました、法学部法学科1年の山元彩衣里と申します。私がマネージャー班を志望した理由と、今後の目標について述べさせていただきます。

高校時代は、幼少期から両親とスキー旅行へ行っていた経験をきっかけに、3年間スキー部に所属しており、その中で一般二級まで取得いたしました。高校2年生からは部員兼マネージャーを務め、多くの困難を乗り越えながらも、無事に卒業までやり遂げることができました。

その経験を活かし、大学では何らかの部活動においてマネージャーとして貢献したいと考えておりました。そうした中でスキー部の新歓に参加させていただき、先輩方の親しみやすい雰囲気と、役割に関係なく部員同士が支え合う関係性に大きな魅力を感じました。さらに、中学時代に水泳部を志半ばで退部してしまった経験から、自分は競技者としてではなく、支える立場に適性があると考えました。そして、大好きなスキーに真剣に取り組む選手たちをそばで支えるマネージャーとして活動したいと思い、入部を決意いたしました。

今後の目標といたしましては、まずは夏合宿までに、マネージャーとしての業務を先輩方の助けなしでこなせるようになりたいと考えております。また、4年間を通した目標といたしましては、部員からの信頼を得て、困った時に一番に頼ろうと思っていただけるマネージャーになることです。この目標を達成するためには、普段の行いが非常に重要であると考えております。日頃から慢心することなく部活動に取り組み、一人前のマネージャーとして認めていただけるよう努めてまいります。

最後になりますが、至らぬ点も多々あるかとは存じますが、精一杯頑張りますので、監督・コーチの方々、OB・OGの皆様、そして先輩方、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

入部理由・目標 / 1年 小橋 璃子

失礼いたします。自己紹介をさせていただきます。学習院大学輔仁会スキー部に入部いたしました、法学部法学科1年の小橋璃子と申します。私がスキー部に入部いたしました理由と目標を述べさせていただきます。

私が入部いたしました理由は、大好きなアルペンスキーを大学で再び始めたいと思ったからです。

初めて斜面を滑ったのは年中の頃です。家から電車で行ける範囲に室内スキー場があることを知り、秋から春先まで狭山スキー場に通うようになりました。優しいコーチ陣の皆様が教え上手で、スキーが大好きになりました。高校1年生の冬に右膝を痛めて以来、運動の機会がなかったため、高校の間は一切スキーができませんでした。リハビリに通っていた頃から、大学でもう一度始めたいという気持ちが強く、新歓で先輩方とお話しした際にこの部活の雰囲気が好きだと感じたこともあり、入部いたしました。

目標といたしましては、陸上トレーニングを頑張り、体力を増強することです。雪上でも全力を尽くして頑張りたいですが、高校時代に運動をしていなかった自分には基礎体力を培うことが重要であると考え、この目標を掲げさせていただきました。努力を怠ることなくトレーニングメニューと向き合い、培った体力を雪上練習で発揮できるよう頑張ります。

最後になりましたが、これからご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますが、一生懸命頑張りますので、監督・コーチ、OB・OGの皆様、先輩方、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。