「頑張る」ということ / マネージャー班2年 髙畑 杏奈

 部員の人数が多くなって喜んでいたのも束の間、

「もう一筋縄ではいかないんだ」

1年生と一緒に走っている同期を見てそう思うことがある。

 1年の時はタイムレースで頑張る同期を見て、私自身も感銘を受けていた。皆1年生ながらに活躍していたこともあり、周囲からもなんだかんだ1年目「だから」という目で全員が見られていたはずだ。 

 だが、2年になった今、2年目「なのに」という目で見られるようになったとひしひし感じることがある。1年で出来たことは2年になって当たり前のことになり、同時に教育しなくてはならない。

 私は中高一貫校だったため、上も下もいることに慣れていたはずだった。しかし、間に挟まれながら、人に1から教えるということはこんなに難しいことだったかと前期を通して改めて感じた。

 そのうえで、今年度にはいり、いかに観察力が大事かを再認識した。今、上の学年が何をしているか観察し、来年自分もそれをしなければならない。1年の時のように仕事をただこなしているだけではだめで、3・4年生の意図を汲み取りつつ自分の仕事をこなす。
 これには、より客観的に場の状況を把握してこの場に何が必要か即座に考えることが問われると思う。

 私はまだまだ未熟ではあるが、プレーヤーたちがより質の良い練習を出来るようにするにはもっと頑張るしかない。

 「頑張る」は使い勝手のいい言葉だが、同時に大変曖昧な意味をもつと思う。その頑張り方をわかったことが、私が1年間で得た成長の1つだったと感じる。

 マネージャーはプレーヤーより結果が顕著に表れないからこそ、自分のやり方で、プレーヤーにもっと練習を頑張りたいと思ってもらえるような部活づくりをしていきたい。

夏合宿のお知らせ

8月29日(木)~9月2日(月)

上記の期間に新潟県の妙高にて夏合宿を行います。

今年度は学習院大学妙高高原寮にお世話になります。

学習院大学妙高高原寮

〒949-2112
新潟県妙高市大字関川2416-10
Tel:0255-86-2327

昨年度もたくさんのOB.OGの方々にいらしていただき、皆様の応援とサポートのおかげで充実した実りのある夏合宿となりました。

今年度も、皆様のお力添えを頂きたくよろしくお願い申し上げます。

1年生も10名加わり、部員26名一丸となって頑張りますのでよろしくお願い致します。

合宿や宿泊に関してご質問がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

第3回タイムレースのお知らせ

8月24日(土)
女子出走9:30 男子出走10:00
場所 百周年記念会館付近

オフ期間明けの、今期3回目のタイムレースとなります。

各々の自主練習の成果を発揮できるよう、精一杯頑張りますので、お時間の合う方は応援にいらしていただけると大変嬉しいです。

部員一同、心よりお待ちしております。

第2回タイムレース 時間変更のお知らせ

女子出走14:00 男子出走14:30
から下記時間に変更いたしました。

7月6日(土)

女子出走16:00 男子出走16:30

場所 百周年記念会館付近

前期陸上トレーニングの締めとなる、今期2回目のタイムレースとなります。

前期の練習の成果を発揮できるよう、精一杯頑張りますので、お時間の合う方は応援にいらしていただけると大変嬉しいです。

部員一同、心よりお待ちしております。

自分のすべきことと役割 / ノルディック班3年 海老根 莉佳

 上級生になって考えるのは自分が部に与えられるものは何か、ということだ。

 新しく10人もの新入生が入ってくれ、総勢26人のこのチームで、自分が部に何を貢献できるのか。私はチーム力とは個々の研鑽によって得られるものだと思う。自分に向き合い、それぞれが己のすべき事・自分の得意な専門的なものを磨いていく。
 そして、他者の研鑽に刺激を受けて己の研鑽に更に励む。その積み重ねが輔仁会スキー部の輝きを強め、チーム力になる。
 では、三年の私がこのチームの為にすべき事・私の得意な専門的なことは何か。

 まずすべきことは、後輩が迷わずついてきてくれるよう、結果を残すこと。
上級生として結果が問われるのはもちろんだが、一分野でのみの結果ではなく総合的なもので皆を引っ張れる結果を出すことがすべきことだ。

 また、女子プレイヤーが増え「女子だから」を言い訳にせず筋トレや体幹など男子とも競えるところを競おうとする意識を高めていくのも私がすべきことだと感じている。

 次に、私の得意な専門的なことだが、「瞬発・短距離・体幹・筋トレ」だ。これらの分野で後輩の目標となる存在として更に磨いていく。それもまた自分にできる役割ではないかと考える。
 また、専門的なものとして「スペシャルジャンプをやる」ということが私にはある。この競技で結果を残すというのは当たり前の目標だが、ここで学んだ技術等を他のメンバーに伝えていくというのも大切な自分の役割であると思っている。

 自分のすべきこと、得意なこと・専門的なことそれら全てを磨いていくことがこの部に貢献する為に必要なことである。

 チームの推進力の一つとなって、今年こそ部の目標を達成させる。それが私の目標だ。

“楽しむ”という強さ / マネージャー班3年 原 友梨奈

 「部活楽しい?」何気なく後輩にそう聞いた。
後輩は、「大変なこともあるけど楽しいです!」と迷わず答えた。その時私は、羨ましいと思った。そして同時に、あ、私は今部活が楽しくないんだと気づいた。

 部活を楽しめていない理由を考えた。
今年私はマネージャートップであり、幹部である。誰よりもプレイヤーを長く客観的に見ているマネージャーとして、そして部の運営を守る主務として、広い視野と厳しい目を持たなくてはいけない立場だ。だからこそ、常に立場としての目を持った自分が本当の自分の前に立っている。

 しかしその自分が、大事なものを隠していた。逆に狭いところしか見えなくなっていたのだ。その大事なものとは、各々が持っている長所や強さや気持ちである。大事なものが見えなくなって悪いところしか見えなくなっていたこと、これが部活を楽しめない最大の理由だと思った。

 去年の冬、自分がマネージャーでいる意味と頑張る理由がわからなくなっていた。私がいなくてもプレイヤーはやっていけるしマネージャーもやっていける。必要ない存在だと思った。
 しかし、インカレを見て、こんなに冬に全てを懸けている人達をほっとけないし、力になりたいと心から思った。

 私の頑張る理由は紛れもなくプレイヤーで、プレイヤーがより頑張れるように、より力を発揮できるように、より強くなれるように出来ることをするだけだ。

 直接してあげられることはあまりないし、プレイヤーのつらさを全てわかるわけではない。でも、つらいとき人は余計自分のだめなところばかりが目に付いてしまう。だからこそ、つらいときは良いところを沢山伝えてあげられる人間になりたい。そのためにも、1人1人の大事なものをちゃんと見ていたいし、大切にしてあげたいと思う。

 正直スキー部はつらいことの多い部活だ。練習がつらいのは当たり前だし、悩むこと、理想と現実のギャップにもがくこと、1人1人苦しむことも多いと思う。

 ただ、こんなに全員が同じ方向をみて全力になれる環境はほかになく、私たちはすごく恵まれた環境にいる。
 自分のいる場所を少し客観的に見てこの環境をいかに楽しめるか、それと同時にいかにつらいを探求していけるかは全てその人次第であり、それが1番大事なことだ。自分を含め1人でも多くの部員に楽しむという強さを知ってもらうこと、それが私の今年の目標である。

第2回タイムレースのお知らせ

7月6日(土)

女子出走14:00 男子出走14:30

場所 百周年記念会館付近

前期陸上トレーニングの締めとなる、今期2回目のタイムレースとなります。

前期の練習の成果を発揮できるよう、精一杯頑張りますので、お時間の合う方は応援にいらしていただけると大変嬉しいです。

部員一同、心よりお待ちしております。