夏合宿に向けての前期の利用 /  マネージャー班2年 安田 彩夏

 私にとって2回目になる前期トレーニングは、思っていた以上にあっという間に終わってしまいました。

 1年目に比べれば、全てが初めてで新しいことでは無くなるので吸収だけでなく、発信もしていかなければと思っていましたが、初めて後輩ができたり、マネージャー内での役割であったりという環境の変化もあり、2年目も吸収が多い前期トレーニングになったなというのが前期を終えての率直な感想です。

 しかし、だからといって発信が全く出来なかったわけでは無かったし、吸収が無くなってしまったらそれ以上の成長は無いと思うので、先輩方からも後輩たちからも吸収できたことは私にとって大きなことだったと思うし、むしろ1年目からは変わることのできた多少は自分でも評価して良い前期だったとも思っています。
 もちろん、反省点は多くありますが、それは自分なりに今後に繋げていくため欠かせないものとして受け止めています。

 そんな吸収ができた前期トレーニングを長期的に見て、自分を成長させ後輩にも伝えていくことも大切だと思いますが、まずは直近の夏合宿で成果を発揮できなければスキー部のマネージャーとして意味が無いとも思っています。

 マネージャーとしてだけでなく、2年生として、という役割、責任も昨年より増える今年の夏合宿を自信を持って出し切れたと言えるように、前期トレーニングを振り返り、昨年の夏合宿を振り返り、準備をして迎え、昨年よりもより成果を発揮し、吸収し、発信のできる5日間にできればと思っています。

 また、今回もの夏合宿は妙高での実施ということで、陸上経験時代に妙高で合宿を行っていた私にとって、特別な夏合宿になるのでは無いかと思っています。

 他の部員とは違った形でもプラスでサポートができれば、私個人としては出し切れたと言えるような夏合宿になると思うので、そのような余裕も持って挑みたいと思います。

光陰矢の如し / 一般・アルペン班3年 吉田 圭佑

 もう8月か。早いね。ついこの間新年度になったと思ったら…

 学年が上がるにつれ、こういった会話を自分の周りでよく耳にするようになった。年を重ねるたびに時の流れが速く感じるというのは誰しもが一度は経験するであろう人間の性である。心理学ではジャネーの法則というこの現象の名前が存在するらしい。

 自分は今年で20歳であり、世間一般から見ればまだまだ若造の部類であるが、時の流れの速さを実感することが増えてきている気がする。

 この前期の部活動がそうであった。
 一年生の時は一日一日が長く、OFF期間までが果てしなく遠く感じられていたものであった。しかし、今年はあれよあれよという間に前期が過ぎ去り、気づけば一週間後に夏合宿、三週間後に後期開始が迫ってきている。まさに光陰矢の如しといったところであろうか。

 この前期の体感時間の短さは、ジャネーの法則とやらも勿論原因のひとつであろうが、それ以上に部活動への慣れという部分も大きいと思う。

 3年目に入り週3回の早起きも朝の寒さも気にならないようになってきており、毎日が同じことの繰り返しに、つまりルーティン化してきているのだ。このルーティン化した生活は油断を招くという恐ろしさがある。課題を後回しにしたりなど、まだ時間があるから大丈夫だろうという考えになりがちであり、最終的にろくに何もしないまま冬を迎えてしまうことになる。

 この考えをなくすためには一日一日をしっかり意識しながら生きなければならない。これから夏合宿、後期、そしてなんといっても冬合宿に望んでいくにあたり、矢のように速く過ぎていく時を無駄にしないために。

 この考えを胸に、自分は三年目の輔仁会スキー部員としての時間を生きる。

3年目 / ノルディック班3年 白井 雄士

 スキー部生活が3年目となり、この時期に活動報告を書くのも3回目である。また今年度から上級生となった。初めのうちは、先輩が少なくなっただけという風にしか感じていなかったが、日が経つにつれて、昨年度までのとの違いに気づかされるようになった。

 1つは、同期が幹部となり、部を仕切っていることである。このことで、部を作っていく立場になったのだと自覚した。
 また、もう一つは監督・コーチとのやり取りが増えたことである。これは、昨年度まで監督・コーチとの中継役になってくれていた先輩がいなくなったことによる影響が大きい。

 しかし、こうした環境の変化から上級生として自覚を持ち始めるのは遅いのだろうと思う。もう前期は終わってしまったが、今後は上級生としての自覚を持ち、それに相応しい振る舞いをしっかりと行っていこうと思う。

 話が変わるが、昨年度からスキージャンプを行っている。
昨年度のシーズン直前に怪我をしてしまい、冬の練習は行えず、インカレにも出場できなかった。その怪我の影響により、今年度も5月下旬ごろまで運動に制限があったが、それでもサマージャンプが始まる時期までに間に合ったのは、不幸中の幸いである。

 また、昨年度からということもあり、自分を含めジャンパー3人の経験はまだまだ浅く、冬を経験しているのは3年生の海老根のみである。
 しかし、インカレでは、経験豊富な他大学の選手たちと戦っていかなければならない。今年度こそは、自分としてもインカレに初出場し、学習院大学のスキージャンプの復活を結果として表したい。

 この夏で、いかに経験を増やし、自分たちの経験不足、技術不足を補っていくかが重要になってくるだろう。

 今年で3年目の夏であり、昨年度までの経験を活かして、この新しい挑戦に向かっていきたいと思う。

「頑張る」ということ / マネージャー班2年 髙畑 杏奈

 部員の人数が多くなって喜んでいたのも束の間、

「もう一筋縄ではいかないんだ」

1年生と一緒に走っている同期を見てそう思うことがある。

 1年の時はタイムレースで頑張る同期を見て、私自身も感銘を受けていた。皆1年生ながらに活躍していたこともあり、周囲からもなんだかんだ1年目「だから」という目で全員が見られていたはずだ。 

 だが、2年になった今、2年目「なのに」という目で見られるようになったとひしひし感じることがある。1年で出来たことは2年になって当たり前のことになり、同時に教育しなくてはならない。

 私は中高一貫校だったため、上も下もいることに慣れていたはずだった。しかし、間に挟まれながら、人に1から教えるということはこんなに難しいことだったかと前期を通して改めて感じた。

 そのうえで、今年度にはいり、いかに観察力が大事かを再認識した。今、上の学年が何をしているか観察し、来年自分もそれをしなければならない。1年の時のように仕事をただこなしているだけではだめで、3・4年生の意図を汲み取りつつ自分の仕事をこなす。
 これには、より客観的に場の状況を把握してこの場に何が必要か即座に考えることが問われると思う。

 私はまだまだ未熟ではあるが、プレーヤーたちがより質の良い練習を出来るようにするにはもっと頑張るしかない。

 「頑張る」は使い勝手のいい言葉だが、同時に大変曖昧な意味をもつと思う。その頑張り方をわかったことが、私が1年間で得た成長の1つだったと感じる。

 マネージャーはプレーヤーより結果が顕著に表れないからこそ、自分のやり方で、プレーヤーにもっと練習を頑張りたいと思ってもらえるような部活づくりをしていきたい。

夏合宿のお知らせ

8月29日(木)~9月2日(月)

上記の期間に新潟県の妙高にて夏合宿を行います。

今年度は学習院大学妙高高原寮にお世話になります。

学習院大学妙高高原寮

〒949-2112
新潟県妙高市大字関川2416-10
Tel:0255-86-2327

昨年度もたくさんのOB.OGの方々にいらしていただき、皆様の応援とサポートのおかげで充実した実りのある夏合宿となりました。

今年度も、皆様のお力添えを頂きたくよろしくお願い申し上げます。

1年生も10名加わり、部員26名一丸となって頑張りますのでよろしくお願い致します。

合宿や宿泊に関してご質問がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

第3回タイムレースのお知らせ

8月24日(土)
女子出走9:30 男子出走10:00
場所 百周年記念会館付近

オフ期間明けの、今期3回目のタイムレースとなります。

各々の自主練習の成果を発揮できるよう、精一杯頑張りますので、お時間の合う方は応援にいらしていただけると大変嬉しいです。

部員一同、心よりお待ちしております。