入部した理由・目標 / ノルディック班1年 角田 葵

 この度学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました国際社会科学部国際社会科学科の角田葵です。ノルディック班に所属しております。中学時代は卓球部、高校時代はスキー部に所属しておりました。競技スキーは未経験です。

 まず入部理由について話したいと思います。

 私は元々文化系のサークルか部活に入ろうと思っていました。しかし、友達に誘われスキー部のローラー体験会そして朝練習に参加し、スキー部の雰囲気の良さに惹かれて入部いたしました。入部して二か月ちょっとになりますがスキー部に所属してみて魅力に感じている点はオンとオフの切り替えがしっかりしているところです。部活中は先輩方がとてもストイックに練習に取り組まれているので私もこの環境で4年間過ごしていきたいなと改めて感じております。また、きついメニューの時などでも部員同士、先輩後輩関係なくお互い励まし合っている姿も魅力的だなと思っています。

 明確な目標はまだ決められていないのですが、常に自分の中で冬に向けてどうしていけばよいのかということを考えながら行動していきたいと思っています。また、トレーニングはなんとなく取り組むのではなく目的意識をしっかりと持って自分を追い込み成長していきたいです。クロスカントリースキーをするうえでまだまだ持久力も筋力も不足していると思うので冬になるまでにしっかりと基礎体力をつけていきたいなと思っています。

最 後になりましたが輔仁会スキー部関係者の方々にご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが4年間宜しくお願いいたします。

入部理由と目標 / ノルディック班1年 倉持 奈々 

 この度学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました、法学部政治学科の倉持奈々と申します。出身高校は学習院女子高等科で、スキー部に所属しておりました。

 最初に、私がスキー部に入部した理由を述べさせていただきます。

 私は、学習院大学に入学する前からスキー部に入部したいと考えておりました。学生生活の最後の四年間で、自分の好きなスポーツに「部活」という形で全力を尽くしたいと思ったからです。

 スキーは小学3年生の時に始め、検定のために本格的な練習を始めたのが中学3年生の頃でした。前述した通り、高等科でスキー部に所属しておりましたが、今までに競技の経験は一切ありませんでした。そのため、多少なりとも不安な気持ちがありました。加えて、私はこのような噂を高校時代に耳にしました。

 「学習院大学のスキー部はゴリゴリの体育会系らしい」

 そのため、私が「大学でもスキー部に入ろうかな」と言うと、「きついらしいしやめたほうがいいよ」と友達は口を揃えて言いました。ところが、私はなぜか、そう言われれば言われるほど入部したいと思うようになりました。どうやら好奇心旺盛、かつ負けず嫌いなところが変に発動してしまったようです。どれくらい厳しい練習なのか、当時何もわかっていませんでしたが、とにかくやってみようと思ってしまったのです。

 実際に朝練に参加させていただいた時、こんなに長い距離を朝から走るのか、とその練習のストイックさを実感いたしました。自分の体力では無理なのではないか、と思ったこともありますが、先輩方が一緒にゴールできるよう応援してくださいました。自分の想像以上に厳しいトレーニングではありましたが、先輩方の明るい雰囲気にも惹かれ、私はこの部活の一員としてスキーに打ち込もうと決意致しました。

 目標といたしましては、基礎体力づくりとして、先輩方と同じペースで走れるようになることです。また、競技においては、ノルディックは初体験となりますが、ローラー練習を通してイメージを掴みながら、実際に滑れるようになりたいです。

 最後になりましたが、これから四年間お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

入部理由 / 一般・アルペン班 1年 内田 孝太郎

 本年度、学習院大学輔仁会スキー部に入部いたしました国際社会科学部国際社会科学科1年一般・アルペン班の内田孝太郎です。 

 私は高校一年生からアルペンスキーを始めました。私が大学スキー部に入部した理由といたしましては端的に申し上げますと「選択肢の1つ」です。このように述べますとあまり良い印象を持たれないと思います。実際、今年の3月から4月のあいだ、入部するかどうかについてかなり悩んでおりました。それでも入部を決めた理由と悩んでいた理由をお伝えしたいと思います。 

 まず私は高校時代にアルペンスキーで結果を残すことが全くできませんでした。私の高校一年生時のスキー技術はギリギリパラレルで滑れる程度のもので、自分より上手い選手しかいない環境のなか、時にスキーでできた友人やコーチ、親の力を借りて3年間努力しました。しかし周りの選手たちに勝つことはできず結果を残すことができませんでした。「アルペンスキーは部活に入らずともできる」、「こんな実力なのに大学で体育会系の部活に入ってまで続ける意味があるのか」。これらが私の入部するかどうかの決断を遅らせた理由です。 

 次に悩んだにも関わらず入部をすること決めた理由としましては、「アルペンスキーが楽しいから」と「自分にまだ伸び代があると確信しているから」です。単純すぎるような気もいたしますが、アルペンスキーを部活に入ってまで続ける理由には充分な理由であると考えています。 

 最後にこの部での目標としましては最終的には自分が満足いく結果を出すこと、またその結果を出すまでの過程において楽しむことがこの部での私の目標です。

大きな目標を胸に / ノルディック班3年 櫻井 駿介

“自分がどのような立場であるべきか”を考えるようになった時、気づけば3年生になっていた。もう上級生であると。そして、副将になったのだと。

 今年の目標は大きく分けて2つある。

 副将である自分の目標と、ノルディック班である自分の目標である。

 自分自身、ここまで積極的に部を盛り上げてきていると思っている。自分の声で周りを鼓舞し、そして部員を巻き込んで皆で鼓舞し合う。例年通りの学校での部活がやっと戻ってきた。7時前に学校に集まり、八の字コースを全力で走る。3年生になって初めて学校での部活を経験した。そして、副将という役目を任された。自分の言動や行動が今まで以上に部に影響を与えることを自覚している。

 副将としての自分は、周りを巻き込む力になりたい。そして、今年度のスキー部を唯一無二のものにするために、主将を全力でサポートしていきたい。

 昨年度は非常に悔しい思いをした。インカレのために全力を尽くしてきた自分は完全燃焼することができなかった。しかし、これまでの2年間に得た多くのことは決して消えてしまうことはない。自分の成長として実ることを確信している。だが、植物は水がなければ成長しない。つまり、人間も努力をしなければ成長できないのだ。努力を続け、肥料となる新しい知識や技術を手に入れ、昨年度よりも大きく成長したい。

 自分を分析すれば、成長するのに何が必要なのかは自然と見えてくる。4年生で大きな木として根を張るために着々と成長したい。成長したいと思うよりも、成長しなければならないと強く思っている。

今年の目標 / 一般・アルペン班4年 池畑 美麗奈

 私は去年、1年ぶりに部活動に復帰することができた。
陸トレはもちろん、スキー板を履くのも1年ぶりで、アルペン初心者としてさらに他の部員たちに遅れをとっていることに不安を感じていた。実際にシーズンインすると、想像以上に感覚を取り戻すのが難しかった。不安しか感じられないスタートだったが、焦りがあった分集中して練習に向き合うことができた。1年のブランクはあったが、長い合宿の中で自分の課題に向き合いタイムを縮めることができた。

 昨年の結果を踏まえて、今年はインカレで女子一部校昇格を実現することを目標にする。

 そのために、ポイント獲得を個人目標とし、シーズン中は誰よりも集中して満足の行く練習をしたい。チームでの練習だけでなく、コーチのアドバイスを元に自主練習やイメージトレーニングにも力を入れていきたいと思っている。オフシーズンの今から、筋力と体幹を鍛え万全な状態を維持していきたい。

 また、スキーの技術だけでなく最高学年として団結力のあるチームづくりに貢献したいと考えている。今年前期のトレーニングはとても良い雰囲気で続けられていると思う。部活中の積極的な声掛けや、皆が互いにライバル心を燃やし競い合うことで成長している。チーム全体としてモチベーションが高いこの状態を維持し、冬に向けて団結力を高めていきたい。

 「インカレ一部校昇格」の目標に向けて自分に何ができるのか常に考えてトレーニングに励もうと思う。4年間のスキー部生活ラスト1年、悔いのないように全力で取り組んでいきたい。

インカレに向けて / ノルディック班2年 櫻井 駿介

 “どんな状況であっても費やした時間は裏切らない”。
そう心に誓って今年は雪上で過ごしている。

 昨年はコロナウイルスの感染拡大によりインカレが中止となってしまった。しかし、昨年雪上で過ごして得たものは全く無駄になっていない。4年間で描くパズルのピース1つ1つは着実に埋まってきているように感じている。今年は大きな飛躍をすることを目指し、インカレを目標に日々努力をしてきた。インカレで全力を尽くし、学習院大学スキー部に貢献できるような滑りを見せたい。

 インカレがどのようなものなのか何も分からずにこの2年間を過ごしてきた。本来ならインカレを経験するであろうはずだった昨年、インカレに向けて強い気持ちを持ちはじめた矢先に中止が決定した。やりきれない気持ちを抱えて。今年も厳しいコロナ禍の状況は変わらないが、現時点ではインカレは開催される予定である。今年は昨年に感じたやりきれない思いも抱えながらインカレへ強い思いを寄せている。個人で入賞を目指して頑張ることは当然だが、学習院大学スキー部ノルディック班というチームの一員としてリレーの絆を繋ぐのも重要な役目だと思っている。

 “自分自身の成長は自分が1番分かっている”。本気で練習に取り組んだのか、サボってオフを多く取ったのか、滑りの動画を分析してコーチのアドバイスをメモしたのか、など自分の行動は自分にしか分からない。どんなに自分が練習したと思っても、他人からその成果が評価されなかったら自己満足で終わってしまう。自分自身の行動が成果として他人からも認められるように練習に取り組み、披露する場で全力を尽くす。今年のインカレはそんな目標をもって望む。

インカレ / マネージャー班4年 安田 彩夏

 この間スキー部に入部した気がするくらい、この4年間はあっという間で、ついに私たちにも最後のインカレが近づいてきた。

 期間的にはとても短い時間のように感じているが、思い返すと毎年、このインカレに向けて精一杯に活動をしてきていて、それは本当に濃く、充実していた。最初の頃は何をするにも余裕が無くいっぱいいっぱいだったし、学年が上がるごとに役割やできなければいけないこと、求められるものが大きくなり常に必死だった。だからこそ、あっという間の時間に感じるのかもしれない。

 もちろん陸トレ期間にも達成感や嬉しいことは多くある。私はマネージャーなので、冬に入ると競技のシーズンになり、その結果が出るわけでもないので、個人の達成感はむしろ陸トレ期間に集中しているのかもしれない。

 しかし、この陸トレ期間の苦労も、インカレで選手が頑張っている姿や輝いている姿、成長している姿を見ると全てが報われた気持ちになるのだ。それだけ、選手がここに向けて頑張っているのを一番近くで見て、一緒になってできることに全力で取り組んできた証だと思う。

 だからこそ、インカレは選手にとっての大きな大会であることはもちろんのこと、当日には応援することしかできない私たちマネージャーにとっても集大成と言える、大きなものなのだ。

 そして、そのインカレで頑張る選手の姿が、私たちマネージャーにもとても響いていることが、選手にも伝わればいいなと勝手に思っている。自分自身で最後にインカレで何かを成し遂げることはできないが、そういった気持ちにさせてくれる、そういった姿を見せてくれる、今まで一緒に頑張ってきた選手に本当に感謝をしたいと思う。

 今年度はコロナ禍でありながら、有難いことに開催されることが決まっている。これが当たり前だとは思わずに、昨年度の気持ちも背負って、昨年度の4年生への感謝、今までの3年間への想いを持って、インカレに向かいたいと思う。

 そして、最後には今年度の部員にも今までのような感謝ができる、そんな期間にしたいと思う。

今シーズンは… / 一般・アルペン班2年 菊波 喬

 早くも冬のシーズンを迎えた中で、私は今シーズンの活動は個人的な理由により、控えることにしました。

 昨年度の冬のシーズンでは、中学校以来のポールバーンを滑りました。初日の練習では、思うような滑りが出来ず、頭で考えていることと体がマッチしないような状態でした。ただ、一本一本滑っていくごとに今までの経験が思い出され、自分でも分かるくらいの変化が現れました。昨年度はインカレが中止になり、部でまとまった活動ができない状況下でしたが、0.1秒でも速く滑れるように同期と切磋琢磨し合いながら、日々の練習に励んでいました。

 今年度の夏では新型コロナウイルスの影響もあり、制限された中での部活動でしたが、昨年度に比べ部員全員で活動できることが多く、部員同士で励まし合いながら取り組めました。入部当初の自分より出来ることが増え、成長を感じられるオフシーズンとなりました。

 今年度の冬は冒頭でも述べたように、活動を控えます。ですが、プレイヤーだからこそできることで、同じ一般・アルペン班のプレイヤーはもちろん、ノルディック班のプレイヤーの支えとなれるようにしたいと思います。インカレなどの大会も選手として参加することはないと思いますが、その場にいる機会があれば支えになりたいと思います。

 来年度活動できるようであれば、今シーズンのブランクを感じさせないような滑りではなく、より成長した滑りが出来るように今出来ることをし、滑れるその日まで待ちたいと思います。一年間の中で限られたシーズンしかできないスキーだからこそ、今シーズン出来ないのは残念ですが、大学生の内で自分の力を100%出し切れるレースを迎えたいです。

12月 / 一般・アルペン班4年 海部 圭伸

 大嫌いなオフトレが終わり21/22シーズンがようやく始まった。

 約半年ぶりに雪上で練習している。イメージとのズレ、感覚とのズレ、一瞬の対応力、全てにおいてまだまだ直していくことが多い。この時期にしかできないことをどうやったら習得できるのか。どうしたら速くなるのか。考えすぎてわからなくなることもある。フリーでできてもゲートに入るとできなくなる。まだ精度を上げていくレベルにいることを考えると焦ることもある。インカレまでまだ2か月、焦る必要はない。着実に精度を上げていくことが目的達成の近道であると信じている。

 3年前、4年生は大きかったし、なにより速かった。この4年間、追いつくことが目標になっていた。昨シーズン、大会を回るついでにポイントだけでも追いつこうとした。まったく追いつかなかったがポイントは大幅に更新できた。ようやくちょっとは競えるぐらいになれた。コースも選手も違うので単純な比較はできないが、最後ぐらいは勝ちたい。

 学習院レベルではアルペンでの好成績は望めないことが多い。そんなチームだからこそ1人速い人がいることはチーム力が大きく違うと思う。一昨年、昨シーズンと速い人がいなかった。3年前より人数が多かったがチーム力としては2段階くらい低かったように感じる。チーム力を上げるために速くなるのに2年かかった。今シーズン、出来る限りチーム力を上げてインカレに出る。今までとは違う景色が見たい。