凍雪 / ノルディック班1年 角田 葵

冬合宿とインカレを通して挫折、悔しさ、やるせなさ、不安、緊張といったいくつもの感情と向き合った。私はインカレで良い結果を出し女子一部昇格に貢献することが出来なかった。嬉しさや楽しさよりも圧倒的な悔しさが私の心に残った一年目の冬となった。だからこそ、私は今とても燃えている。

クロスカントリースキーを上達させるためには非常に多くの要素が必要だと感じた。今の自分はどの要素も不十分であり、まだまだ鍛えていかなければならない。特に私は持久力が不足している。鹿角の5㎞コースの長いダダのぼりでは同期に抜かされてしまった。もちろんスキーに乗る技術もフォームもまだまだ未熟で改善しなければならないが、正しいフォームで最後まで滑り切るための持久力を今年のオフシーズンでは鍛えていく。

全てにおいてついていくことで精一杯であった一年目。二年目は結果に結び付くよう客観的に分析し様々なことに挑戦する一年にする。

自分がノルディック競技に適している持久力も運動神経も持ち合わせていないことは私が一番理解している。インカレのリザルトを見るとより痛感する。そんな平均以下の自分には落ち込み立ち止まっている暇などはない。

インカレで感じた雪辱を無駄にするかバネにするかは自分次第。心身ともに部員の誰よりも強くなって最後まで美しくコースを駆け抜けられるようになるためには今年が勝負だと思っている。

ここからがクロスカントリースキーヤーとしてのスタートだ。