夏合宿を終えて / ノルディック班2年 谷嶋 奏太

2年目の夏合宿が終わった。今回の夏合宿は、先輩として1年生の手本になることが求められた。個人的には、1年目よりも今年の方が不安が多い状態でこの夏合宿に臨んだ。

1番難しかったと思ったことが、1年生を引っ張っていくことである。去年は自分たちの仕事に精一杯になっていたが、今年はそうはいかなかった。自分たちのやることもやりつつ、1年生の仕事も観察し、時には指示を出し、注意を出したりしなければいけなかった。マルチタスクが苦手な自分からしてみると、とてもやりにくかった。

メニューでは、去年は必死についていくことが求められたが、今年からは引っ張っていくことが求められた。正直、引っ張っていくことはできなかった。特に中ペース走ではついていくのに必死で声を出せず、逆に1年生の声で自分が鼓舞されて頑張れていた。去年と全く変わらず、他人に鼓舞されて必死に食らいついているだけであった。本当に悔しい。来年は絶対に鼓舞する側になり、完走したい。

まとめると、反省点が多く残る夏合宿となってしまった。悔しいと思うことは誰にでもできるので、来年の夏合宿が自分から見て成功だと言えるように、具体的なアプローチを日々の練習からかけていきたい。また、個人としては反省点が多く残ったが、チームとしてはすごく一体感が出ていて良いと思った。刻々と迫っている冬合宿も、このメンバーなら乗り越えられると確信している。

夏合宿での様々な経験を糧に、個人、チーム共に努力を続け、強いスキー部となれるように日々練習をこなしていきたい。