今年度も新歓活動を無事終えることができ、入部を決めてくれた1年生も早速積極的に朝練に参加してくれてスキー部に新しい風が吹き込んできました。 今年度新歓大臣を務めさせて頂きました、マネージャー2年の安藤です。
今年度は雪桜会より新歓活動にご支援を頂き、ありがとうございました。 スキー部は2月3月と試合等が重なり他の部活に比べて準備になかなか力を入れられないことが現状です。 まず、今年度は学校全体としての新歓期間が一週間から5日間に削られてしまいましたが、例年よりもお食事会の回数を増やし2日間にわたって開催をしました。中には両日参加してくれた新入生もいて、なかなか合宿期間を除いて部員全員で外食という機会は無いので部員にとっても新鮮で、またとても楽しい私たちらしい会で新入生との距離も縮まる機会となりました。 そして夜のお食事会が開催されない日のお昼には入部を考えている1年生の女子ばかりを連れて「女子会」を開催したり、また部室でピザパーティーを行いました。部室でのピザパーティーは1年生を部室に呼び込む良い機会となり、私たちスキー部の居心地の良さをアピールできるものとなりました。 最後に大きなイベントとしては新歓スキーの代わりにボウリング大会を開催しました。入部を決めてくれた一年生の多くが参加してくれて、入部前から部員や新入生同士のコミュニケーションの場となり部員も新入生の性格や特徴を早いうちからわかって接することができるようになったのではないかと思います。 このように今年は「スキー」という競技の魅力よりも「スキー部」という部活の雰囲気の良さをアピールすることを重視した新歓活動となりましたが、やはり入部前に競技スキーでなくても「スキー」を体験してもらえる機会を作れればよかったと感じるところもあります。 限られた時間、費用のなかでどんな新歓活動をするのか、今回体験会をするならある程度入部を決めた子をターゲットにすることを考えていましたが、早い段階から新歓スキーを諦めてスキー部に興味を持ってもらえるイベントを重視することに切り替えました。 結果今年はその方法で「スキーは初心者だけど部の雰囲気に惹かれて…」という新入生を多く迎えることができそうなので成功だったと思いますが今後も体験会はぜひ視野に入れていきたいと思っています。 また、部員は新歓活動の一つとしては考えていなかったのですが「ローラー」を体験して面白い!と思ってくれる新入生も多くいたので、「スキー」に限らずローラーも「体験会」を設けるのも今後一つの案となるのかなと感じました。
以上が簡単ではありますが今年度の新歓活動のご報告となります。 今年度もどうぞよろしくお願い致します。 |
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投稿者: admin
奇跡のような4年間 / ノルディック班4年 塙 真紀
2月、最後の合宿をしながらずっと考えていたことがあります。 それは、スキー部に入っていなかったらどんな4年間だったのかなということです。きっと別のサークルに入っていたかもしれないし、別の部活のマネージャーをやっていたかもしれません。考え始めたらどんどん遡って、小学生の時のことを思い出しました。もし学習院女子に入らなかったら。もし高校でスキー部に入らなかったら。もし違う大学に進学していたら… そう考えると、私がこの部活に入ったことはいくつもの偶然が重なっていたことが分かります。この部活を通してたくさんの人と出会えたことは奇跡のようなことなんだなと、最後のインカレを過ごしながら考えていました。 人生で、ここまで時間をかけて何かに費やした経験は初めてでした。努力がいつでもは実にならないことも、気持ちの持ちようで自分の見る世界が変わってくることも、仲間いることがどれだけ大切であるかも、この部活を通して身をもって学びました。 スキー部員でいることが私の大学生活のすべてで、この部活の様々な出来事や仲間が現在の私を作ってくれました。私がこの4年間で出会った人、手に入れたこと、学んだこと、その全ては私がこの部活にいたからこそ得られたのだなと思っています。 私にモチベーションをくれた先輩方、4年になっても頼りない私を支えてくれた後輩たち、いつもお力を貸してくださり応援して下さったOBOGの方々、朝練で疲れて授業中寝てしまった私を助けてくれた学科の友人、部活の悩みを聞いてくれたたくさんの友人、4年間大学に通わせてくれて好きなことをさせてくれた両親、そして形や言葉は違えど様々な場面で私を助けてくれた同期5人。私がスキー部員でいるためには本当に多くの方々の力が必要だったのだな、と改めて思います。4年間やり遂げられたのは、私に関わって下さったすべての人のおかげです。本当にありがとうございました。 これからも周りの人々への感謝を忘れずに、自信を持ってまた社会人1年生から始めようと思います。 |
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スキー部生活を振り返って / ノルディック班4年 藤本 凌太朗
スキー部での生活を振り返ると、辛い思い出がよみがえる。入部1年目は朝練であること自体が嫌だったし、厳しい部活の上下関係、辛い練習メニューに耐えられず、辞めようと思ったことさえあった。実際に私達の学年は、12人中6人が辞めたし、後輩の中にも別の道を歩むものもいた。 それでも自分が頑張れたのは、1年目のインカレで大きな結果を残せたためである。 私が在籍した4年間で、多くの先輩方が卒業していき、自分が最上級学年になる頃には、部の雰囲気もガラリと変わったように思う。それでも、勝負にかける熱い思いだけは当時と変わらず現役部員に受け継がれている。 私はもうすぐ社会人として、金融の世界で生きていくことになるが、スキー部生活を通じて学んだ「礼節」と「勝負にこだわること」は、社会に出ても大いに通用すると考えている。そんな私のアイデンティティを形成してくれた、4年間を通じて関わった全ての方に感謝している。 ありがとうございました。 |
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スキー部引退にあたって / ノルディック班4年 大崎 友花
先日の幹部交代を以て、学習院大学輔仁会スキー部を引退しました。 スキー部は私の学生生活の全てでした。この四年間、頭の片隅には常に部活のことがあったような気がします。本当に多くのことを考えさせられました。 私は四年生になって、女子主将に指名されました。初めて女子のノルディックの後輩が出来ました。後輩が入ってきたことで、“自分が”ではなく、“チームが結果を出すために”と、それも形式上ではなく、本気で考えられるようになりました。 時に厳しいことを言い、同期から反発されることもありました。理解されず、どうすればいいのか途方に暮れることもありました。それでも役割を全うするんだという意思は変わりませんでした。そう接していくうちに、それぞれが少しずつ意識を変えてくれました。 自分の役割を果たせたかどうか、私を副将兼女子主将に指名して下さった先輩の思いをくみ取れたのか自信はありません。ですが、残していく後輩は今年一年で大きく成長してくれました。私にとっても目指した過程や得た経験は何事にも代えがたい貴重な経験となりました。本当に良い経験をさせてもらいました。 四年間本当にありがとうございました。いつの日か学習院スキー部が一部昇格することを願い、私も社会へ出発進行します。 |
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4年間、スキー部で過ごした日々 / 一般・アルペン班4年 石川 広基
部活を引退し、社会人になるまで残された時間も僅かなのですが、実感が湧きません。それほど大学生活の中で「学習院大学輔仁会スキー部」の存在が大きかったということが、部活を引退してから気付きました。 4年間を振り返ってみると、上手くいくことが少なく、辛かったことや後悔が多かったと思います。何度もスキー部を辞めようとも考えました。それでも4年間スキー部を続けることが出来たのはOB・OG方のサポート、同期の支え、可愛い後輩たちがいたからだと自信を持って言えます。先輩や同期、後輩とぶつかることもありましたが、今ではそれを笑って話すことが出来るので良い思い出です。 スキー部のメンバーは一人ひとり違う個性があり、毎日が楽しかったです。だからこそ、この4年間を楽しむことが出来たのではないかなと思います。私は同期の中で唯一の一般・アルペン班だったのですが、可愛がってくれる先輩や慕ってくれる後輩もいて、寂しい思いをすることなく、充実した4年間を過ごせることが出来ました。 最後にこの4年間を過ごして思ったことを言いたいと思います。 スキー部で過ごした4年間は私にとって、かけがえのない思い出です。今まで支えてくださったOB・OGの方々、お世話になった先輩方、慕ってくれた後輩、本当にありがとうございました。これからはOBとして、一社会人として「学習院大学輔仁会スキー部」に関わっていけたらと思います。 以上です。失礼します。 |
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かけがえのない経験 / ノルディック班4年 山岸 由芽
週に4、5回の練習、そして年2ヶ月超えの長期合宿。時間として考えると、大学生活の大半の時間をスキー部に捧げました。けれど終わってみて思うことは、それが間違いなく私の学生生活を支えてくれていたということです。 内部進学をして大学に上がった時、体育会の部活動に所属することしか考えていませんでした。厳しい組織に身をおくことで、自分をある程度縛りたいと思ったからです。これは言い換えれば、全く自由な世界に自分を放り出す勇気が無かったからかもしれません。そして中でもスキー部を選んだ最大の理由は、親近感と主体性を強く感じたからでした。 私は初等科時代に一般合宿に数回参加させていただいた経験があります。あの頃から、私の中で大学生といえば、あのスキー部のお姉さんお兄さんたち。楽しくて優しくて素敵な集団な印象がありましたし、新歓シーズン特有の各部会の良いところばかりしか伝えられない中で、ここは信頼できる組織だと思いました。 この4年間での部活動以外の場から受けた感動や楽しかった経験・思い出は、これからの私の活力になると感じています。ですが、スキー部での経験は、これからの人生で壁にぶつかった時に、それを乗り越える最大の力になると感じています。4月からは社会人として激動の日々を迎えることになりますが、スキー部での経験を自信に、臆せず様々なことにチャレンジしていきます。 私のかけがえのない4年間を支えてくれたスキー部、本当にありがとう。 |
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競技開始5分前!! / ノルディック班4年 広瀬 右京
丁寧に丁寧にチューンナップした板を合わせて左手で大切に持ち、右手にはポールを持つ。自分のビブナンバーと同じ番号を見つけると、板を履きスタートレーンに入る。「どれだけやれるか。」楽しみであり緊張の瞬間である。 スタートは意外とさっぱりしていていつの間にか始まっているのがお決まりだ。号砲とともに140人が一斉にスタートする。いきなり待っているのは急な登り。坂に差し掛かるとき、それはそれは不安でいっぱいだった。しかし、次の瞬間には「いける」そんな気がした。グリップワックスも決まり、出だしは最高である。 調子に乗った自分はその後のなんでもない下りで転ぶことを予想していなかった。急な登り。下り。登って、やや鋭角に曲がってからのいわゆる「休憩」ポイントで転んだのである。スピードを0にした。すでに心は折れかけている。しかし先は長い、そんなことは言っていられない。ヘアピンを慎重に曲がりきり、給食所で待つ同期には目もくれずひたすら滑った。 応援の声が遠くなったころ、つらく長い坂がやってきた。視線を少し上げると無数のビブナンバーが目に入る。それもそうかと一つ一つ順位を上げるつもりで突き進んだ。すでに疲労感はあるが、案外しっかり踏めばグリップは効く。ワックスを外した選手もいたようだ。最後は腕の力を振り絞りなんとか登りきった。 2周目もやっと回りきり、いざ、3周目。これが厳しい。「まだ半分以上ある。」そんなことばかり頭に浮かぶ。本当の勝負はこれからだ。同期が差し出すゼリーを口に含み、3回目の長い長いあの坂に突入した。「またか・・・」ため息交じりに顔をあげるとどうだろう、そこにはまるで“害虫駆除用のトラップ”のようにたくさんの選手が取り残されていた。ここは体力勝負。身体を倍動かし、一気にライバルを置き去りにした。こうなったらどこまでもいける。 と、自分のスキー部人生は30キロクラシカルのレースそのものだったように思う。良い結果を残し、挫折し、停滞期を迎え、一番盛り上がってきたときに引退。 本当にいろいろな人にお世話になりご迷惑をかけ、様々な勉強をさせていただきました。今後は自分が、スキー部の更なる発展に少しでも力を添えられたらと思っております。 ありがとうございました。 |
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2年目のインカレ / ノルディック班2年 赤司 凌
昨年のインカレから1年が過ぎ、自分にとって2度目となるインカレが近づいてきました。昨年を振り返ってみると何もわからず、ただがむしゃらに冬の合宿に臨み、インカレを迎えてしまったというのが正直なところです。そのため、初めてのインカレでエントリーした30kmフリーでは途中棄権、10km×4リレーではポイントは獲得したものの納得のいく内容ではありませんでした。 昨年の反省から、4月からある目標を立てて新年度を迎えました。それは、今年度は陸トレから雪上のことを考えてトレーニングに励むことです。その成果もあってか、12月の合宿では授業の関係であまり長い距離を滑ることが出来ませんでしたが、昨年と比べると明らかに成長した滑りをしている自分がいることに気づきました。 インカレは間近に迫っていますが、まだ時間はあります。インカレで自分の力の全てをぶつけられるように1日1日の練習を大事にしていきたいと思います。 |
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打倒、鹿角。 / 一般・アルペン班2年 小山 かやの
スキー部に入部してからまもなく2年、大学生活も折り返し地点を迎えようとしている。今シーズンが終われば上級生となり部を運営していくと同時に、女子プレーヤー最上級生としてトレーニング面でも後輩たちを引っ張っていかなければならない。そのような中で私が二度目のインカレで目指すべきものは一つしかない。それは、”ポイントを獲得し、部に貢献すること”である。
昨年のインカレでは、SLでギリギリポイント圏内の30位に滑り込んだ。しかし部に貢献できたのはわずか1ポイントだけ。しかも速報では31位でポイント圏外にいたにも関わらず後から審議の結果失格者が出たため繰り上がっただけであり、自分の実力で勝ち取った結果とは思えず不完全燃焼のままインカレを終えた。 日々練習していく中で何度も何度も壁にぶつかる。それを乗り越えていくためには、まずはスキーというスポーツを楽しむことを忘れてはならない。そしてそれと同時にただただ上手くなりたいという気持ちだけでなく、自分がいつどのような結果を残したいのかという明確なビジョンを持つことによってステップアップすることができるのだと思う。 2度目のインカレという大きな壁は、もう目の前まで迫っている。この壁を乗り越えられる力を、自分は持っているはずである。あとは自分を信じて胸を張り、自信を持って鹿角に挑みたい。 |
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インカレのお知らせ
インカレの詳細についてご連絡させて頂きます。
今年度は2月23日~3月1日に秋田県鹿角市にて開催されます。
良い結果報告ができるよう、部員一同頑張ってまいります。
インカレ合宿中は湯瀬ホテルに宿泊します。
【湯瀬ホテル】
〒018-5141
秋田県鹿角市八幡平字湯瀬湯端43
Tel 0186-33-2311
東京から遠く離れた場所ではありますが、是非ご声援の程よろしくお願い致します。