入部した理由 / 1年 瀬川 莉紗子

 私は小学生の時に毎年スキー教室に行っていたくらいのスキー経験しかありませんでしたが、入学前から大学生になったら久々にスキーがしたいと漠然と考えていていました。初めはスキーサークルがあれば入ろうかなというくらいの軽い気持ちでいました。高校時代は文学部に所属しており、体育会系の厳しい部活とは無縁の生活を送っていたので、自分には部活動は向いていないと思っていました。

 そんな中、スキーサークルはないことを知りました。そこで1から考え直し、運動系の活動をしたいけれど、球技が苦手となると選択肢はぐっと減り、中学時代にも所属していた陸上部かスキー部かトランポリン部あたりで悩みはじめました。それらを比較してみて、スキー部の部員が比較的少人数であること、試験期間はOFFであること、そして朝練がメインであることは自分に向いているのではないかと思いました。
 朝練に関しては、早起きが得意だったからではなく、その反対で高校時代に遅刻しがちだったのでここで克服するチャンスだと考えて、そう判断しました。そしてお食事会に参加させていただいたり、部室で色々なお話を伺ったりして、スキー部の雰囲気の良さや楽しさを知り、入部を決めました。

 このように厳しい部活へ入ることは自分でも予想していませんでした。朝練であるということだけで私にとっては一苦労で、その上練習内容もハードであり果たしてちゃんとついていけるのか不安で自信もありませんでした。
 朝練は自分の限界との戦いです。この意味では、数ヶ月前まで必死にやっていた受験勉強と同じです。昨年一年間の受験では、辛いことも納得のいかないこともたくさんありました。ひたすら自分と向き合いました。それを妥協せずやってこれはのは一緒に頑張っていた仲間がいたからです。その結果とても成長できたと思っています。この経験は部活をしていく中で自信になってくれるはずです。同じようにスキー部にも尊敬できる先輩方や同期がいます。このスキー部で厳しい練習を全て乗り越えた時、何回りも成長した自分に会えることに期待して、諦めずに進んでいこうと思います。

 入部を決めたからには行動面も練習面もスキー部として恥じのないように取り組んでいきたいと思います。
現在、正式に入部してから数週間が経ち、まだまだ至らないことが多く迷惑をかけてしまうこともありますが、努力して頑張っていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。