タイムレースを終えて / ノルディック班3年 赤司 凌

 
 今年からのタイムレースは重みが一味違います。
 ついに1位の座に自分の名を連ねることができるのではないかというわくわく感、新1年生の後ろからのプレッシャー、つねにトップをキープし続けなければならないノルディック班トレーニングチーフとしての責任感。 これらの多くの感情が積み重なったためです。

 この中で1番自分を大きく突き動かしたのは、やはり責任感です。
昨年のノルディック班トレーニングチーフである広瀬さんは自身最後のタイムレースで、今後ずっと語り継がれるであろう5km17分前半という結果を残し、卒業していきました。 自分はその背中を抜くことができず、タイムレースのたびに悔しい思いをしました。
 広瀬さんは自分の中で尊敬の人でもあり、最強の敵でした。しかし、今度は自分が後輩にとって最強の敵であり続けなければなりません。

 その最強の敵になるために4月からこそこそ自主練をしました。
そしてついに第1回タイムレース当日を迎えました。
天気が快晴だったためもあってか、すごく緊張することなく軽い気持ちで走ることができました。
結果は18分52秒でした。
頑張ってコソ練した割には納得のいく結果ではありませんでした。
レース後半の周回タイムの落ち幅が大きくなってしまうことが反省点でした。
ですが、その練習のときに左足の蹴りが右に比べ弱いこと、疲れてくると体がぶれてしまうことなど、次につながる改善すべき点が浮き彫りになりました。

 次のタイムレースは約1か月後…その改善点を直すことでどれくらい速くなるか楽しみです。
少しでも広瀬さんに近づけるように…いや、広瀬さんを超え、ノル班のレジェンドになれるように今から1日でも多く自主練していきたいと思います。

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