前期を通して / マネージャー2年 館野 沙織

 
 スキー部に入部してから1年が過ぎ、2年目を迎えました。学年が1つ上がり、初めての後輩もできました。新体制が始まって3ヶ月目。4月からの前期を振り返ると、今までと同じ取り組み方ではいけないのだなと思わされる事が何度もありました。

  先輩から仕事を学んで実践する、1年生ならそれでも良かったと思います。でも2年生になった今、そんな受け身な姿勢では部にとって何のプラスにもならないし、何も変わらないと感じました。
  自分が部のために何ができるかを考え、積極的に動かなければ後輩も着いてきません。”2年生”の”マネージャー”だからこそ一歩後ろから全体を見て、部の背中を押す必要があるのだと、そう改めて実感しています。

  最近、ふとした時に去年を思い出す事があります。1年前のことなのに、その時にした会話の内容まで鮮明に思い出せる事もあります。それはきっと、私がスキー部で過ごした1年目が、細かなことも覚えていられるくらい新しい体験に溢れていて、その一瞬一瞬が濃くあっという間だった、ということを意味しているのでしょう。

  そして2年生となった今、やはり今年もあっという間に時間が過ぎてもうすぐ前期が終わろうとしています。時間が経つのが早いからこそ、その場で自分が何を思ったのか、何を感じたのかを大切に、できることに対して全力で取り組んで行く必要があります。そしてまた1つ学年が上がった頃、「去年もあっという間だったな…」と思えるくらい充実した1年にできたら、と思います。

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