前期を振り返って / マネージャー1年 原 友梨奈

 入部させていただいてからあっという間に前期が終わり、気が付けばオフ期間も終わりを迎えようとしています。夏合宿を目前に控える今、前期を改めて振り返りたいと思います。

 学習院大学に入学してから、まだそんなに月日は経っていないように感じますが、悩むこと、悔しいこと、楽しいことなど様々なことがありました。そしてそれらを振り返ると、それらの多くはスキー部で得た感情です。
 全力で取り組める環境であるスキー部に所属させていただいているからこそ、日々の生活の中であまり出すことができない、感じることのできない全力をスキー部で出させていただき、感じさせていただき、短い前期という中で多くの感情を得ることができました。これからもっと多くのつらいことがあると思いますが、つらさに負けずに乗り越え、成長できる自分になりたいです。

 早起きや人前で大きな声を出すことが苦手で、筋力も体力もない私は、スキー部に向いていないかもしれません。しかし、前期を通して、だからこそこのような環境にいさせていただけることが自分にとって貴重で大切であると思いました。
 部活動では、失敗して先輩方にご迷惑をおかけしたり、自分が出来ることの範囲がまだまだ狭くすべきことをこなせなかったり、思ったことを行動に移せなかったり、至らない点が多すぎるというのが現状です。このままではいけないということを強く感じております。オフ明けの練習から、気を引き締め、前期で得た多くの反省を生かして行動したいです。

 オフ明けの練習、夏合宿、そして後期に向け、自分に厳しく日々精進してまいります。

前期を終えて / ノルディック班1年 海老根 莉佳

 スキー部に入部して初めてのオフ期間が早くも1ヶ月半もたちました。
 約2週間後には私にとって3回目のタイムレースと、辛いというお話しか聞かない夏合宿が控えております。
 オフ期間のはじめは、正直に申しますと「毎日7時まで寝られるなんて幸せ」と思っておりましたが、段々と部活のない生活に物足りなさを感じ、先輩方に自主練に付き合っていただいたりしました。

 中高と所属しておりましたダンス部では室内練習のみで、しかも長い曲を踊るにしても4分程度であった私にとって一学期の練習は体力との戦いでした。初めは本当にスキー部でやっていけるのかという不安が付きまとっていましたが、苦しいながらも少しずつメニューをこなすことができるようになり、そんな自分の成長を感じられることが嬉しく、もっと頑張ろうと思えるようになりました。
 このように、一学期では入部当初に比べ体力的にも精神的にも成長でき、また、先輩方や同期にも恵まれ、大学一年生の一学期としてはとても充実した素晴らしい期間を過ごせたように思われます。

 8月に入りますと、暑さの為、自主練も室内トレーニングが増えました。先週、久しぶりに家の周りを走りました所、すぐにバテてしまい、今ものすごく危機感を感じております。オフ明けの練習が来週(8月22日火曜日)から始まります。それまでになんとか一学期の体力には戻します。そして二学期からは、一学期以上に成長できるよう、より気を引き締めて練習に励み冬につなげたいと思います。
 また、きたる夏合宿の目標も記しておきたいと思います。例年よりも厳しいと言われる今年の夏合宿。例年がどのくらいの厳しさなのかは存じませんが、とにかく最後までやりきる。そして、二学期の自分の自信につなげられるように、限界値をどんどん上げていくことのできる合宿にしたいと思います。

トレーニングを重ねて / 一般・アルペン班1年 山本 章太

 前期を振り返ってみて長く感じたか短く感じたかと聞かれれば、自分は長く感じたと答えます。
 大学に入学し、スキー部に入部してから生活が大きく変わりました。高校の生活と違い運動量が増え、さらに勉強量も増えました。なので前期の間は部活と勉強以外の時間は全く取れず、自分の要領の悪さを感じたこともありました。

 日々の陸上トレーニングに体がついていけずに筋肉痛が回復しなくなったりと、肉体的に辛かったのは勿論ですが、時間に追われて自分の時間がつくれずストレスが溜まったり、授業の内容が理解できずに不安になったり、陸上でのトレーニングばかりでモチベーションが保てなかったりと精神的にも大変でした。そのような状況でどうにか前期を乗り越えたものの、自分が成長できたかどうかには自信が持てません。
 8月現在ヨーロッパに遠征し、雪上でのトレーニングを行っていますが、前期に積み重ねてきたものを活かしきれていないと感じているのです。

 幸いにもシーズンは後期が終わった後なので、後期が終わった時には万全の体勢でシーズンインできるように調整したいです。しかし、後期は前期よりも授業の内容がより難しくなる為、よりシビアな時間管理が求められます。また、夏の遠征で自分に足りないものが見えてきたので、それを補えるようにトレーニングをしていきたいです。
 その為には限られた時間で必要とされているトレーニングを効率よく行う必要があるので頑張ります

2017年度 前期MAX測定

2017年度 前期MAX測定 2017/7/1
ベンチプレス(kg) スクワット(kg) ラットプルダウン(kg) レッグプレス(kg)*1
1 赤司 71 1 赤司 97 1 頼光 73 1 赤司 224.8(10)
1 頼光 71 1 頼光 97 2 安藤 64 1 頼光 224.8(8)
3 安藤 61 1 前田 97 2 伊藤 64 1 山本 224.8(10)
3 前田 61 4 白井 92 2 望月 64 1 伊藤 224.8(7)
3 望月 61 5 望月 87 2 前田 64 1 五十嵐 224.8(8)
6 伊藤 56 6 安藤 82 2 吉田(佑) 64 1 川野 224.8(8)
6 藤後 56 6 山本 82 7 足立 57 1 前田 224.8(10)
8 白井 56 6 吉田(佑) 82 8 赤司 54 1 間瀬 224.8(8)
9 吉田(汰) 51 9 海老根 77 8 山本 54 9 吉田(佑) 218(11)
10 山本 46 10 五十嵐 62 8 吉田(汰) 54 10 藤後 209(8)
10 足立 46 11 伊藤 57 8 藤後 54 10 白井 209(7)
10 吉田(佑) 46 11 吉田(汰) 57 8 白井 54 12 安藤 200(8)
13 海老根 36 11 足立 57 8 川野 54 12 足立 200(11)
13 五十嵐 36 14 市川 47 14 五十嵐 41 14 吉田(汰) 191(11)
13 川野 36 14 藤後 47 15 市川 36 15 望月 182(8)
16 間瀬 31 16 瀬川 37 16 海老根 36 15 海老根 182(7)
17 市川 22 17 間瀬 31 17 間瀬 36 17 市川 136(9)
18 瀬川 21 18 川野*2 18 瀬川 36 18 瀬川 127(9)
*1)レッグプレスのカッコ内は椅子の位置です。
*2)怪我のため測定不可

第3回タイムレースのお知らせ

第3回タイムレースのお知らせ
8月26日(土)女子出走9:30 男子出走10:00
場所 百周年記念会館付近

今年は数年ぶりにオフ明けのタイムレースを行うこととなりました。
夏合宿に向けての大切なレースとなります。
暑い時期ではありますが、お時間のある方応援にいらして頂ければ幸いです。
部員一同お待ちしております。よろしくお願い致します。

また、夏合宿の応援もよろしくお願い致します。「夏合宿のおしらせ

“マネージャーだから” / マネージャー3年 安藤 美紗

 あっという間に3か月の練習が終わってしまいました。
 マネージャートップとして迎えた2017年度。1人体制でのスタートで不安も大きかった一方でどこか楽しみにしていた気持ちもありました。
 今年度、今までの2年間と違うことは自分の行動すべてが良くも悪くも部活を大きく動かすということ。何かあった時にフォローしてくださった先輩もいない。困ったときに手を貸してくれる同期のマネージャーもいない。この環境の中で今年は、過去2年間で培ってきたものが試される年だろう、そんな思いで前期の部活に取り組んでいきました。

 今年度は嬉しいことに10人の1年生、そのうちマネージャーも1人入部してくれました。新歓期間にはマネージャーの仕事を説明したり、教えることを通して改めて
“なぜ自分がスキー部のマネージャーをやりたいと思ったのか”
“何を考えて行動しているのか”
“マネージャーの仕事は何か”
と初心を思い返すきっかけとなりました。

 私は「プレイヤーに負けない何かを持つこと。」を目標に毎年マネージャー業に取り組んでいます。
“何か”の一つは「出席率」、そしてもう一つ特に大切にしていることが「誰よりも部員一人ひとりのことを理解して行動すること」です。
 褒められて伸びる人、そっとしておいてほしい人、厳しく言われてバネにする人。あるいはもっと周りを見られるようになってほしい人、部活を盛り上げてほしい人。性格や特徴だけでなく、その日のコンディションや、モチベーション、伸びしろや、課題を把握し、それぞれにあった接し方をするだけでプレイヤー個人も、部活全体も大きく変わっていくのです。

 今まで“「下級生」であるから”と、必要のない遠慮をして意見を言わずにいたことも多々あったことを反省し、今年度から後輩、同期、先輩、トレチ、学年や役職を超え、プレイヤーのため、部活のためになることは積極的に発信するように心掛けています。
 時にトレチと班員の間に入ってみたり、時にマネージャーの自分では達成できない目標をプレイヤーと一緒に立ててみたり、弱気になっている部員の背中を押してみたり、仕事に対して後輩に口うるさく注意してみたりなどなど…。対象や方法は様々ですが部活のためにできることは何か、というアンテナを常に張って行動することはマネージャーというポジションにいるからできることだと思って自分から動くようにしています。

 過去二年間、 “マネージャーだから”プレイヤーの苦しみもわからない。“マネージャーだから”口を突っ込んではいけない“。そんなことを言われたり、思うこともあり、“マネージャーだから”というこの言葉はネガティブなものとしか捉えていませんでした。
 しかし、先ほども述べたように”マネージャーだから“できることはたくさんあり、自分次第で仕事、活躍の場はいくらでも広げることができます。
 “マネージャーだから”という枠を超えて、”マネージャーにしか“、そして”私にしか“できないことを追求してこれからも一スキー部員としてスキー部に貢献していきたいと思います。

 まずは今年の夏合宿。1年生の原と一緒に休部しながらも陰で支えてくれる同期の館野の分もプレイヤーをサポートできるよう、一生懸命頑張りたいと思います。

入部してから3ヶ月が経ちました / ノルディック班1年 白井 雄士

 学習院に入学してから4ヶ月、スキー部に入部してからは3ヶ月が経ちました。大学での生活にも慣れ、毎日充実した日々を過ごしています。これはスキー部に入部したおかげだと思っています。

 スキー部に入部してからの3ヵ月間は、高校まででは経験してこなかったきつい練習をたくさん経験してきました。入部したての頃は、その時々の練習についていくのが精一杯で、さらにきつくなった時に自分はついていくことができるのかと不安になることが多々ありました。
 ですが、前期最後の練習までしっかりと行い、ついてくることができました。今こうして振り返ると若干の驚きと共に大学入学前と比べるとだいぶ成長できたと思っています。

 また、この部活に入り、同期の皆、先輩の方々、コーチ、監督と出会うことができました。今こうして充実した毎日を送れているのも皆さんに会い、様々なことを学ぶ機会があり、また、友好的な関係を築いて頂いたためだと思います。とても感謝しています。

 さて、現在は前期練習が終わり、期末試験前で単位を落とさぬよう必死に勉学に励んでいますが、今まで積み重ねてきたこと無駄にしないように、勉学の合間に自主練習に励んでいます。
 また、あと1ヶ月もすると、夏合宿が始まりますが、それまでには現在の実力を少しでも伸ばし、夏合宿のメニューについていけるように練習に励みたいと思っています。

 後期に入ると、前期よりも専門的な練習が増えるのと共に時期的にも雪のシーズンが見えてくるため、さらに具体的な目標を持ち、シーズン本番に向けて精進していきたいと思っております。

夏合宿のお知らせ

8月30日(水)〜9月3日(日)
上記の期間に長野県の菅平にて夏合宿を行います。

宿泊先は山光館となります。

山光館
〒386-2204
長野県上田市菅平高原1223-2892
Tel: 0268-74-2616 Fax: 0268-74-3847
Email:info@sankoukan.com

昨年度もたくさんのOB・OGの方々に来ていただき、皆様の応援とサポートのおかげで充実した実りある夏合宿となりました。
今年度も、皆さまのお力添えを頂きたくよろしくお願い申し上げます。

1年生10名も加わり、部員20名一丸となって頑張りますのでよろしくお願い致します。

合宿や宿泊に関してご質問等ございましたら
マネージャー安藤までご連絡をお願い致します。
Tel 080-1236-6392
Email: misuzu.ando0111@gmail.com
学習院大学輔仁会スキー部 マネージャー3年安藤美紗

今年の目標 / ノルディック班3年 伊藤 慧

 私は今年で入部して3年目を迎えます。
今年は陸トレの目標としてタイムレースで19分台を出すこと、冬の目標としてはインカレの個人種目で半分より上の順位につけられるようになりたいと考えています。簡単な目標ではないですが、目標を決めたからにはしっかりとこなせるようにトレーニングしていくつもりです。

 陸トレに関して言うと、今年は前期一番初めのタイムレースから自己ベストを更新することができて今年の最後のタイムレースまでに目標を達成できるような状態まで持っていけてると思います。

 冬での目標を達成するためには走るだけではなく筋トレや体幹、バランス感覚を養う必要があるのでそこまで考えて自主トレーニングに取り組んでいきたいと考えています。今年はトレーニングの効果あってか、ベンチプレスの自己ベストを既に10kg更新できているので順調な仕上がりを見せていると思います。

 いよいよ上級生として活動していく立場になったので、様々な場面で先輩としてかっこいい背中を見せ続けられるように頑張りたいと思います

良い思い出に / 一般・アルペン班4年 安藤 俊太郎

 月並みな表現ではあるが、入部してから今日までの3年はとても早くあっという間であった。そう思えるのも今日までの日々が充実し、自分の人生に於いてかけがえのない経験ができているからなのかもしれない。だが、充実しかけがえのない経験が出来ているとはいえ、しっかりとした結果が残せておらず、経験することすべてが最後となるこの4年目にかける想いは強い。

 陸上トレーニングに関して言えば1年次、2年次と着々と上がっていたタイムレースの記録も伸びるどころか悪くなってきてしまっているのが現状だ。ベストタイムも2年後期の20分3秒で、男子の目標とするべきところである19分台にも届いていない。今年の夏合宿ではトレーニングチーフであった去年に引き続き下級生、特に1年生を引っ張っていかなければいけない立場にある。その為に夏のオフ期間にやるべきことも後期のタイムレースに向けて取り組むべきことも重々理解している。

 入部して此の方、陸上トレーニングでは同期の赤司の後塵を拝してきた。それは基よりの力量の差もあるかもしれないが、それ以上に今日までの努力の差である事は明白だ。そんな自分が言うのもとてもおこがましいことではあるが、彼との差を残された月日で少しでも縮められるように、些細なこと1つであっても彼の前に出られるようになりたい。それには例年通りでは後悔する結果になるであろうし、そうならないためにも、より真摯に取り組んでいく。

 部活を引退した際、また10年後30年後にこの4年間を良い思い出として振り返られるように、誇られるように、すべきことを自分が考えている以上に。