未来のために/マネージャー班4年 吉田 真里亜

私が1年生だった時、4年生の先輩方は一段とかっこよく見えた。後輩を引っ張る姿はとても頼もしく、こんな先輩になりたいと心の底から思わせてくれた。4年生の存在意義とは、こんな風に、後輩に何か良い意味で影響を与えることだと、私は思う。

今年で私も4年生になった。最上級生であり、幹部の一員でもある私は、後輩にとってどういう存在なのだろうか。後輩に何か一つでも、良い影響を与えられているだろうか。私はこの最後の一年間で、前述した、私の考える4年生としての存在意義を全うしたい。

今年度、マネージャー班の後輩が新たに3名も増えた。これは昨年の春には予想もしてなかったことであり、嬉しい反面焦りも感じた。

この子たちを一人前に育て上げるのに、私に残された時間があと1年しかないこと、そして今まで先輩方が築き上げてきたマネージャー班を崩すことなく後輩たちに引き継ぐことがこの1年でできるかどうか、不安だったからである。

そして今思っていることは、未来のマネージャー班のために、今の後輩たちに対して言葉で伝えて行動で示していきたい。これは、仕事内容だけでなく、マネージャーとしての心構え的なものも含んでいる。部活動におけるマネージャーの存在意義とは何か、マネージャーとして部活動にどう貢献できるのか、言葉で伝えることが苦手な私だが、その苦手を克服するくらい全力でやってみようと思う。

4年生としての自覚と責任を持って、私が先輩としてありたい姿を体現し、私が後輩に対して伝えられること、残してあげられることをすべてやり遂げることができたかどうかは、私が引退する時にまた書くであろう、この活動報告に書こうと思う。