2年生になり早3か月、前期の練習があっという間に終了した。後輩ができたということを改めて実感し、身も引き締まった時期となった。
まずは部活に対する取り組み方の変化について述べさせていただく。2年目となると1年目のシーズン中に何が当時の自分に足りなかったか見つけることができていたため、前期でのやるべき課題というのが明確にわかっていた。私自身は体幹や腕の筋肉の強化が必要と考え、特に意識して練習に取り組んだ。
2年生となり1年生を引っ張ってこられたかについて振り返る。良かった点についてはランメニューで先導を切って鼓舞をしながら取り組めたことだ。昨年度は先輩の声に何度も助けられ、強度の高い練習も乗り越えてきた。この前期は一丸となって高い壁を壊せただろう。一方で反省するべき点として筋トレで何度か全体のペースに合わせられず質の悪いトレーニングを行ったことが挙げられる。周りを鼓舞するはずが周りから鼓舞される立場となってしまい、情けないところを見せてしまったことは恥ずべきことと認識して見つめ直していこうと思う。
次に私がこの3か月で1番印象に残った前期最後のタイムレースについて感想を述べる。前年度はタイムの向上が見られたが、今年度に入り同じようなラップタイム、5kmの結果となってしまい、悔しいという感情よりはなぜタイムが上がらなかったのだろうという疑問を抱く気持ちが強くあった。本番中は走っているとき、一定のペースでの呼吸と真正面を見ること、体の軸を崩さないことを常に意識していたが、4週目以降タイムが落ちてしまった。足のストライドが無意識に小さくなってしまったことが原因だった。陸上部として活動していた自分にとってもなかった経験なので新たな改善点として修正していこうと思う。
今年は昼夜両方とも蒸し暑さを感じる日が多い。夏合宿で直射日光を避けることは不可能であるため、少しでも適応できることを目標に今後の練習について精進していきたい。