インカレのご報告 / 監督 田村 幸士

第97回 全日本学生スキー選手権大会本日のリレーを終えて全競技が終了致しました。

数日遅かったら開催できなかった。
そう言っても過言ではない状況のなか雪を集めて環境を作ってくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

学習院大学輔仁会スキー部は男子・女子ともに2部に出場しました。


男子は、昨年の3部優勝2部昇格に大きく貢献した4年生の2人が学業により不参加となり、3部と比べて大きくレベルが上がる2部においてポイントを獲得して残留するということが目標でした。

そのために一般・アルペン班3年の小菅は、陸トレの段階からノルディックとジャンプのトレーニングに取り組み、ジャイアントスラロームの出場を辞退してスラローム・ジャンプ・ノルディックと大車輪の働き。ジャンプ競技で14位に入賞して2ポイント獲得🎖️

新生、1年の皆川はスラロームで12位入賞で4ポイント獲得🎖️
2部でアルペン種目でポイント獲得はここ最近では記憶にありません。これから3年間でどれだけ成長するかとても楽しみです。

最後に3 × 5kmリレー
一般・アルペン班の小菅、そしてノルディック班4年で最後のインカレとなる須藤と濵田が出走。気温の上昇により雪質が激しく変わるなか、粘り強く最後まで力を振り絞り15位入賞。1ポイント獲得🎖️


女子は昨年度に多く卒業しノルディック班、一般・アルペン班ともに上級生が不在。1・2年生のみで出場となりました。当然ポイントは狙いながらも、来年以降に繋がる経験や自信、課題を得ること。

5kmフリーでは、2年角田は陸トレ期間に留学に行っていたため部活に参加できていなかったものの全力を振り絞り20位、そして1年倉持奈未は初めてのインカレにも関わらず最後まで走り抜く根性を持ち合わせ21位、合わせて21ポイント獲得🎖️

ジャンプは2年倉持奈々が3位表彰台!28ポイント獲得🎖️
2年生ながらノルディック班トレーニングチーフとなり、昨年のインカレ以上に会場での選手としての佇まいに存在感がありました。

10kmフリーは2年角田のみが出場。
1年倉持奈未と2年倉持奈々が体調不良により欠場。途中で足が攣りながらも2人の想いを背負い走り、21位で10ポイント獲得🎖️

最後に3 × 5kmリレー
上位とは大きく離されましたが部員たちの全力の応援を受けながら完走。アンカーの角田は区間2位!素晴らしい結果です。
「インカレ・リレー・仲間の応援」。この3つをしっかりと受け止めて次に活かしてくれる3人だ。そう感じた走りでした。
8位で23ポイント獲得🎖️


学校対抗(総合)では

男子2部 21位(全25校)
女子2部 10位(全31校)

でした。

以上がポイントを獲得した種目ですが、インカレはそれだけではないと思っております。

アルペン班女子はコースアウトやポイント獲得はできなかったものの、”難コース”と言われるハードバーンを滑りきり部にエネルギーを与え、4年須藤は15kmフリーで2部のトップから9分差という素晴らしいタイムで走りきりました。

そしてなにより、種目を越えて部員同士が選手のために必死に応援する姿。
それが学習院大学輔仁会スキー部としてあるべき姿勢で、それを見せてくれました。

この1年間でその基盤を作ってくれたのは、マネージャー班4年市ノ川、2年吉田、そして怪我で選手として活動できなかった臼井です。インカレの運営委員をしながらも、朝早くから宿に帰ったあとまでスキー部のことを考えサポートしてくれた3人には感謝しかありません。

2年内田は留学準備で忙しいなか限られた時間で応援に来てくれました。

そしてそのDNAを変わらず持ち続け、現地に応援・サポートに駆けつけてくれた
高山元成(平成24年卒)
川野浩太郎(令和3年卒)
海部圭伸(令和4年卒)
ありがとうございます。

SNSを通じて見守り、応援してくださったりOBOGのみなさま、ありがとうございました。

宿にお電話をくださり激励の言葉をいただいたOBの小畑様、ありがとうございました。

そして部員のみなさん、おつされさまでした!ありがとう!

3月10日(日)、11日(月)に野沢温泉で四大戦があります。
もしご都合があいましたら応援にお越しください。

今後とも応援、ご支援のほど、宜しくお願い致します!

監督 田村幸士