最上級生となったこの年、自分に何ができるのか、今後のスキー部に対して何が残せるのかを考えながら前期の部活動が始まった。
私は昨年度スキー部の活動の中で大きな転機を迎え、3年目の部員ではあったが1年目のような気持ちで部活動に励んだ。それを踏まえると、今年度の活動は最後の年ではありながら2年目のような気持ちで挑んでいることとなる。4年間の部活動の中で一番力が伸びるのは2年目であると考えられるため、それを考慮すると2年目のように挑む私は今年度飛躍せねばならない。だが、この前期を振り返ると学校の忙しさが4年になったことで急増し、自分の時間を作ることさえも難しく、昨年度のように自主練を行うことも難しくなった。
このような状況であるため、正直昨年度の自分を維持することに精一杯ではあったが、だからこそのチャンスだったとも思える。限られた時間しかない中で飛躍すれば、後輩たちにこれこそが4年であると知らしめる存在になれる。この前期の部活動ではそれが出来なかったため、まずは夏合宿で見せていけたらと思う。私は夏合宿の全日参加は難しいため限られた時間になる。今の部員たちできついメニューをこなし、より深いチーム力をつけられる機会に最初から最後までいられないのは悔しいが、できる限りのことは尽くしたい。
最後の年だからこそ自分のためだけに行動するのではなく、よく考えて今後のため、後輩たちのために行動に移していくようにしていきたい。