恩 / 一般・アルペン班4年 山本 章太

 ついに自分たちが最上級生となる年となった。
とは言ったものの今年度は未だに活動ができず、四年生になった実感がわかない。部活が始まれば、いつものように先輩たちがいるのではないかと思ってしまう。

 自分が入部した当時の四年生というのはとても遠い存在だったことを思うと、この部活で随分と長い時間を過ごしたのだと感じる。気がつくと、この部活の先輩方や、お世話になった他校の先輩方が次々とご卒業されていき、先輩についていくことより後輩に囲まれていることが多くなっていた。

 たが、この三年間で成し遂げたことを思うと、時間の流れは速く感じる。

 確かに自分が一年生の時の、特に菅平のグランプリの動画などを見返すと、自分の滑りが多少はマシになったものだと安心する。
 日々滑っていると進んだり戻ったりの繰り返しで、成長しているのか、自分がどこに進もうとしているのか分からなくなりことも多い。

 しかし、実際には昔の自分を見て安心している場合ではないのだ。

 今までの三年間を違う過ごし方をしていれば、今の自分はもっと違うところにいたかもしれない。特に、昨シーズンの大部分を一緒に過ごさせてもらった他校の先輩方の成長を間近で見て、非常に多くのことを学ばせてもらった。もちろん、後輩たちからも多くの学ぶべきところがある。

 特に、今年は年度が明けてからというものの、スキーに対して、部に対してできることはほとんどない。新型コロナウイルスによる影響が薄らいだ頃には、この部で過ごす時間はとても少ないことだろう。その残り少ない時間で、今まで自分が学んだことを最大限に生かし、インカレで発揮するのが何よりの目標だ。

 思い返すとここまで沢山の方々に支えてきてもらった。少しでも、今までお世話になった方々の目に留まるような活躍をすることで、恩返しとさせていただきたい。