自分のすべきことと役割 / ノルディック班3年 海老根 莉佳

 上級生になって考えるのは自分が部に与えられるものは何か、ということだ。

 新しく10人もの新入生が入ってくれ、総勢26人のこのチームで、自分が部に何を貢献できるのか。私はチーム力とは個々の研鑽によって得られるものだと思う。自分に向き合い、それぞれが己のすべき事・自分の得意な専門的なものを磨いていく。
 そして、他者の研鑽に刺激を受けて己の研鑽に更に励む。その積み重ねが輔仁会スキー部の輝きを強め、チーム力になる。
 では、三年の私がこのチームの為にすべき事・私の得意な専門的なことは何か。

 まずすべきことは、後輩が迷わずついてきてくれるよう、結果を残すこと。
上級生として結果が問われるのはもちろんだが、一分野でのみの結果ではなく総合的なもので皆を引っ張れる結果を出すことがすべきことだ。

 また、女子プレイヤーが増え「女子だから」を言い訳にせず筋トレや体幹など男子とも競えるところを競おうとする意識を高めていくのも私がすべきことだと感じている。

 次に、私の得意な専門的なことだが、「瞬発・短距離・体幹・筋トレ」だ。これらの分野で後輩の目標となる存在として更に磨いていく。それもまた自分にできる役割ではないかと考える。
 また、専門的なものとして「スペシャルジャンプをやる」ということが私にはある。この競技で結果を残すというのは当たり前の目標だが、ここで学んだ技術等を他のメンバーに伝えていくというのも大切な自分の役割であると思っている。

 自分のすべきこと、得意なこと・専門的なことそれら全てを磨いていくことがこの部に貢献する為に必要なことである。

 チームの推進力の一つとなって、今年こそ部の目標を達成させる。それが私の目標だ。