スキー部での1年間は瞬く間に過ぎ、今月から2年生となった。この部活に於いて学年が変わることの意味は大きい。
まず、やるべき仕事の内容が変わっていく。
自分は該当していないが、支援企画や一般合宿、雪煙の統括をするのは2年生である。そしてそれに伴い、負うべき責任もまた学年が上がるにつれて大きくなってゆく。
この部活に入りたての頃の自分は、正直、早く上級生になりたくて仕方がなかった。上級生になれば朝練に30分前に来る必要はないし、合宿中のバイブでの早起きもしなくて済む。上級生になれば楽になれると思っていた。
しかしながら、上級生には下級生が感じ得ない責任を負っていた。勿論、部活の運営などを上級生中心で行って頂いていることは承知していた。しかし、大学の体育会系でその立場に就くということがいかに大変であるか。それは自分の想像を超えていた。
スキーという競技はリレーを除けば基本的に個人種目だ。しかし、スキー部というチームで活動している以上責任感を持って部活と向き合わねばならないと思う。
自分はまだ2年生だが、今年から先輩という立場になるという点で責任があると思う。4年生の方々より、1年生のミスも教育不足という意味で2年生の責任になりかねないという話を伺った。正直、後輩の指導はあまり得意ではないのだが、そんなことなど言っていられない。
2年生としての責任を全うし、この部活を支える歯車のひとつにならなくてはと思う。