白馬での2月合宿も折り返しとなり、いよいよインカレが近づいてきました。
私は今年度の夏に入部し、12月の音威子府での学生チャンピオンが初めての大会でした。
音威子府での練習は精神的にも辛い面もあり、明確な目標などもないまま滑って1日が終わるという日々の繰り返しでした。慣れない雪上でのトレーニングでは、体のどこかが痛くなってしまったり思い通りに練習もできなかったように感じます。
私は、小学生のころからやっていた基礎スキーを少しでも活かせたら良いと思っていました。しかし、初めてのクロスカントリーは足首が固定されず、板が軽いこともあり、下りではぐらぐらと安定感のない滑りとなってしまい、戸惑い混乱し、悩む毎日でした。上りではすぐに息が切れ、太ももはぷるぷる震え、ただただつらくて、なぜクロスカントリーを始めたのか分からなくなることもありました。
今更夏もっと筋力トレーニングをしておけばよかったと後悔したりもしました。私が弱音を吐くと先輩、同期、後輩、さらにはマネージャー、アルペン班の部員まで励ましてくださり、なんとか乗り切ることができました。後から入部して馴染めるかとても不安だった私にとって、一言一言がありがたく、糧となりました。
この初めての大会では散々な結果となってしまいました。しかし、終わった瞬間の私は笑顔が溢れ、滑りきった達成感とクロスカントリーのすばらしさを存分に感じることができました。あの時勇気を出して入部を決めて本当に良かったと思いました。もちろん、滑り切るということだけで満足してはならないのでインカレでは納得のいく滑りをしたいです。
2月合宿は、12月合宿に比べてコースで沢山の距離を滑ったり毎日目標をしっかり立てたり、疑問に思ったことは納得がいくまでいろいろ試してみたりなど、濃い練習ができていると感じます。インカレまでの練習は、残り2週間程度ですが、全力で取り組んで行きたいです。