入部理由・目標 / 1年 宮城 丈

失礼致します。自己紹介させていただきます。学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました、経済学部経済学科1年の宮城 丈(みやぎ たける)と申します。私がスキー部に入った理由および目標を述べさせていただきます。

私の母親は私が生まれる以前はショートスキーをよくしていたそうで、私自身、幼少期には毎年のようにスキー旅行に連れて行ってもらいレジャースキーを楽しんでいました。

大学入学当初はスキー部に入る考えは無く、9年間していた野球を続けようと思っていました。しかし新歓の期間にスキー部のチラシを頂き、その時直感的にこの部活に惹かれ、スキー部に興味が湧きました。その後部室で説明をして頂いた際、部員の皆さんの雰囲気が自分に合っていると感じました。また、食事会や新歓スキーにも参加させていただき、入部を決めました。

最終的な目標としましては大会で良い成績を残したいと思っておりますが、今は未経験に近い状態なので、中期的な目標をスキー検定3級合格とし、4年間の継続的な目標としてはタイムレースの記録更新とします。この目標を達成するために、自分の現状を把握しながら少しずつ練習の強度を上げ、常に自分には何が足りていないか、何をすべきか考えながら練習に取り組みたいと考えております。また、チームプレーをしてきた経験を活かし、仲間との協調を図りながら練習に励みます。

最後になりますが、技術・精神的にまだまだ未熟ですが一所懸命精進して参りますので、監督・コーチ、OB・OGの方々、先輩方、御指南していただけますと幸いです。4年間よろしくお願い致します。

入部理由・目標 / 1年 根本 拓音

この度学習院大学輔仁会スキー部に入部致しました、文学部心理学科1年の根本拓音と申します。私がスキー部に入部した理由とこの先の目標を述べさせていただきます。

まずスキー経験と致しましては、幼い頃から父の影響でスキーをしていました。また岩手生まれということもあり、お正月に帰省するとき雪で遊んでいた思い出が今でも鮮明に蘇るほどに雪山が大好きです。中高6年間バスケットボール部に所属していたため本格的にスキーに取り組む期間は少なかったですが高校1年生の時にスキー検定2級を取得しました。これからも昇級できるよう技術を高めたいと思っています。

入部に至った大きな理由は元スキー部の父を超えたいという思いと学生生活四年間をかけて、部活という形で全力を尽くしたいと思ったからです。

私の目標は、練習にしっかりついていき、先輩方に少しでも近づけるよう、一番しんどい時、辛い時にこそ自分に負けず最後まで踏ん張ることです。自分の限界を認識し、超えるための努力を惜しまず継続できる人になれるように頑張ります。また私は、今まで競技スキーの経験はありません。ですが部活の中で競技も基礎も両立していきたいと考えています。元スキー部の父の教えを活かし結果を残せるように、また中途半端な終わり方にならないように努力します。

最後になりますが、私にとってこの4年間が意義のあるものにするために精進して参りますので、監督・コーチ、OB·OGの方々、そして先輩方、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

入部理由・目標 / 1年 伊能 秀

この度学習院輔仁会スキー部に入部させていただきました、国際社会科学部国際社会科学科の伊能秀と申します。私がスキー部に入部いたしました理由と目標を述べさせて頂きます。

中高ではバスケットボール部に所属していました。また、高校ではスキー部にも所属していました。バスケットボー部では全力で走り、仲間と協力しあって厳しい部活を乗り越えてきました。スキーにおいても、人より遅くから始めたことによる周りの経験者との差や、なかなか結果が出ないことによる焦りもありました。このように、私の部活経験を振り返ると決して楽しいことばかりではなく、むしろ大変で逃げたくなるようなことの方が多かったと感じます。

そうした経験がある中で、大学に入ってスキー部に入部を決めたことには理由があります。それは、個人競技であっても、チームで高めあうことができることです。スキー競技は基本的に個人競技です。しかし、スキー部の活動は部員同士で協力し、高めあいながら競技に打ち込めるものでした。個人競技だからこその辛い部分を部員とともに乗り越えて行くことができるのは大きな強みであると感じました。

今年の目標は全力で一年間頑張ることです。一年目で分からない事も多く、具体的な目標を定めにくい現時点において自分ができることに一つ一つ真剣に全力で取り組むことを大事にし、シーズン前には明確で具体的な目標を定められるようオフトレーニング中には常にシーズンを意識したトレーニングになるよう努めたいと思います。


最後になりましたが、これからの4年間、仲間と高め合い、先輩方を見習って一生懸命頑張りますのでご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

誰かのための1年間 / ノルディック班4年 倉持 奈々

現役としてスキー部で活動できるのも残り 1 年を切ってしまった。

今年の目標を考えるにあたって、軸にしたいことは次の二つである。自分が部活のために残してあげられることに精一杯尽力すること、自分が自分のためにできる最大限の努力をすることである。

部活のためにできることとして、仕組みとルール作りだったり、後輩への教育指導はもちろんのこと、私たちのいない来年以降も後輩が目指す道標を作りたい。また、稚拙な願望だが、スキー部員でいてくれる後輩達がスキー部に入ってよかったと思えるような思い出も残したい。

よく私が同期達と話すことは、「ここで(先輩の名前)さんが〜してたよね」「〜の時に、(先輩の名前)に怒られてさ…」なんていう思い出話である。辛いことの多い練習であっても、部員と一緒にいたから乗り越えられたと思えるような部活作りを目指したい。

ここからは、自分のためになぜどのように頑張りたいかである。
実はこの目標を考えるにあたっては、3年前の活動報告で書いた入部理由を読み直した。先輩方への憧れと自分の負けず嫌い故の競争心を綴った、なかなか生意気な文章だったが、自分のために頑張りたいのは、この文を読んで少し後ろめたい気持ちにもなったからだ。正直、3年前の自分が思い描いた期待に、今の自分は応えられていない。

就職活動も終わり、卒業までに必要な単位も残りわずかで、時間が有り余っているこの一年は、3 年前の入部を決断した自分のためにも頑張りたいのである。具体的には、ノルディック競技のクラシカル、フリー、スキージャンプの部門で全入賞して、もうこれ以上は努力できなかったと思えてからノルディックスキーヤーを引退したい。冬は12月からインカレまでほぼまるまる合宿に入ろうと考えているし、陸上トレーニングでは苦手で避けてきてしまった筋トレに力を入れ、マックス測定も記録を更新していきたい。

とにかく悔いのないように自分にできることをする、というのが私にとっての最重要項目である。全ての環境に感謝しながら、この部活と自分のために、最後の1年を全力で駆け抜けたい。

4年間そしてこれから / 一般・アルペン班4年 小菅 耕大

ついに学生スキー生活が終わった。中高大と合わせて10年間やってきたが大会では成績がふるわないどころかDFが多く、成績にすらのらない競技生活であった。

1年生時は大学生活の中で一番滑走日数が多く中高ではあまりやってこなかった急斜面の練習もこなし迎えた初インカレは花輪スキー場の圧倒的な斜度にビビりまくり特にまともな滑りができていなかった。

2年生では去年の反省点を活かし、トレーニングルームに週5以上で通い、筋肉量も体力も増えたことで万全な状態でシーズンを迎えることができた。シーズン中も菅平のトレーニングセンターに通い、インカレでは目標にしていた15位以内には届かなかったが、GSもSLもゴールしインカレポイントをとって男子3部優勝に貢献することができた。

3年生ではノルディック種目にも挑戦し、アルペン、クロカン、ジャンプの三刀流をし、他の大学の選手よりも全ての種目において練習量が足りていない状況であったが、スペシャルジャンプとリレーで2部というレベルの上がった中でポイントが取れたのは驚くべきことである。

4年生では前期を休部をし、サマージャンプやローラー練習の機会が減ってしまった。ノルディック種目に関しては、同じ年に競技を始めた選手よりも大幅な遅れをとってしまい、シーズンインしてからも様々な事情で練習ができなくなって安全面も考慮してアルペン一本という本来の形に戻った。そんな中で迎えたインカレだが、GSは完走することができたがSLは一本目でDFをしてしまった。なんともあっけない終わりすぎて悲しみすらも感じなかった。しかし、それがあったからこそ大学を卒業したらスキーも卒業と思っていたが、続けてみようと思えたのかもしれない。

大学卒業後は、北海道で就職をする。しかもスキー場も近くである。遊びのスキーも競技スキーも、どちらも楽しみながら過ごしていきたいと思う。

ありがとうございました。

インカレを終えて / 一般・アルペン班 2年 皆川 真潤

2025年度のインカレが終わり、その振り返りをしたいと思う。

まずは、昨年までのインカレと違う所は1年生の数である。
今年度は1年生11人、2年生3人、3年生4人、4年生1人で挑んだインカレであった。そのため、部員の半分以上が初のインカレという舞台を迎える、挑戦な年であったと思う。

その状況の中で、今回のインカレはどの学年の部員も非常に良く検討してくれたと思う。ただ結果として、女子は2部6位、男子は2部24位で3部に降格となってしまった。

男子に関しては、完全にトレーニングチーフである私の責任であると感じている。何が足りなかったのか、何が良くなかったのかをインカレが終わった今でもまだ考えている。

オフシーズンの陸トレは、自分で言うのもなんだが男子も女子も良くやっていたと思う。私は、主に男子のタイム設定を決めていたが、私が1年生時には出来なかったであろうペース走で、4分20秒/kmを1年生達はしっかりと走れていた。雪上に関しても、私はアルペンの合宿にしか参加していなかったが、良く頑張ってくれていたと思う。

それでも時として、スキーは残酷なスポーツであるためインカレでこのような結果が出てしまっては言い訳しようがない。

だが、まだシーズンは終わった訳では無い。この後にある四大戦や一般・アルペン班の部員は岩岳大会が残っている。この残り少ないシーズンで、どれだけ練習してどれだけ経験知を着けることが出来るかで来年のシーズンが左右されると感じている。

来年度は男子の4年生が居ないため、私が男子の最上級生となる。その自覚と責任をもって必ず学習院男子を2部に昇格させるよう全力で取り組んでいく。

たのしく / 一般・アルペン班3年 武田 杏樹

 2024-25シーズンを迎え、真っ先に思ったのは「後悔」という言葉だった。

私は、スキー部に入れば自然と4年間アルペンスキーを続けられるものだと勝手に思い込んでいた。しかし現実はそう甘くなく、自分から積極的に行動しなければ雪上に立つ環境をつかむことさえできないと気づいた。

1年生の頃はアルペンスキーを始めたばかりで何も分からず、当時アルペン班の女子は2人しかいなかったため、4年生の先輩に追いつこうと必死に練習を行った。しかしその先輩が卒業すると私が追いかける存在はいなくなり、何を目標にすれば良いのか分からなくなってしまった。さらに部活のことで悩み事も増え、昨シーズンはポールに入る日数も極端に少なく、インカレ以外の大会に出場することもなかった。どこかで「まだ2年あるから」と自分を甘やかし、3,4年生で頑張ればいいと考えていたのだ。

しかし、ここでも現実は甘くない。私は学業の関係で来年の合宿に参加できるか分からず、今年のインカレが選手として最後のインカレになる可能性が高くなった。あと2年あると思っていたところ、突然「今年が最後」となってしまい、私は焦りと共に昨年度の自分の行動を後悔した。自分の甘さに気づいたが、今さら後悔しても時間は戻ってこない。それでも「去年もっと頑張っていれば…」と思わずにはいられない。

このような経験を通して、私は下級生に同じような後悔をしてほしくないと思うようになった。これから何回もインカレに出場できる下級生たちがスキーに対してポジティブなモチベーションとイメージを持てるようできる限りのサポートを行っているつもりである。今年度の一般・アルペン班にはやる気と活気にあふれた7人の下級生がいる。きっと今年のインカレでも、そして来年以降も良い結果を出してくれるだろう。そのために私ができることは全てやりたい思う。

今年のインカレが自分にとって最後のインカレになるかもしれない。だからこそ、今度こそ後悔のないように全力で挑みたい。

後悔のないようにたのしく。

自分と向き合うこと / ノルディック班3年 角田 葵

陸上トレーニング期間に例年よりも意識していたことを3つに分けてみた。

1つ目は3年生として、ランニング中の声出しを積極的に行ったことである。昨年度同様、女子プレイヤーの最高学年であることには変わりないが、1年生の比率が高くなった。これまでのように設定タイム通り走ることに加えて1年生がどのくらいのペースでどこまでついてこられるのか、苦しくなるポイントはいつなのか、という部分を見ながら走っていた。それに応じて適切なタイミングで適切な言葉をかけることを意識し、つらい時でも明るい雰囲気で全員が完走できることを心がけていた。

2つ目は体力面の向上についてである。

毎回の練習で自分が1年生のときの先輩のタイムを参考にし、そのタイムよりも速く走ることを目標としていた。普段の練習ではその目標タイムを達成することが出来ていたが、夏合宿では達成することが出来なかった。以前よりも長距離には慣れてきたもののまだまだ実力不足であると感じている。この活動報告を書いている今、タイムレースまで1週間と少し前であるが、今年度の陸上トレーニングの締めくくりとして良い結果を出せるように引き続き頑張っていきたい。

3つ目はローラースキーの技術練習である。クロスカントリースキーは体力がなければインカレの舞台で戦うことは出来ないと感じている。しかし、技術面での磨きも並行して行うべきであると考える。夏の時期のローラーのフォームと比較して良くなってはいるものの、腰が落ちた状態のフォームを改善することはできなかった。加えて、周りよりもローラースキーでのタイムが出せていないことへの焦りも感じている。

以上の3つが今年度の陸上トレーニングの総括である。過去の自分と比較すれば成長を感じられるものの、周りと比較するとまだまだ改善しなければならない部分が多い。インカレで他校の選手と同じ土俵で戦うためにはもっと速く滑る必要がある。自分に欠けている部分を冬の合宿を通して改善していきたい。

基礎スキー活動再開のお知らせ

この度、1年生で基礎スキー活動希望者が入部したため、スキー部として基礎スキーの活動を再開することに致しました。

まだ1名で一般班として独立した合宿は開催できませんので、アルペンスキーの合宿やインカレに参加しながら五竜スキースクールで活動することになりました。

そして基礎スキー学生大会のメインである『全国学生岩岳大会』の新人戦を目指してトレーニングを行います。

また、新歓に際しても基礎スキーという受け皿があることは学習院に入学する1年生を勧誘するのに大きなメリットになる可能性も考えられます。

これから少しずつ基礎スキー活動の幅を広げられるよう、そして一般班にとって『教える』という成長の場になる歴史ある一般合宿も新しい形で再開できるよう頑張ってまいります。

しかし『一般班』として活動したOBOGの方々は一番最近でも14年前となり、現役部員も手探りの状態であります。

一般班のOBOGの皆様は是非総会や壮行会、部活にお越しいただき多くの経験をお伝えいただけましたら幸いです。

どうぞ宜しくお願い致します。

学習院大学 輔仁会スキー部
監 督
田村  幸士


経済学部経営学科1年一般・アルペン班の盧英絵です。学習院女子高等科出身です。中・高では、剣道部に所属しておりました。


私は、小学校3年生の頃から今までNASPAスキーガーデンを拠点に基礎スキーをしていました。高校生の頃に、テクニカルを取得し、今シーズンは準指導員に挑戦したいと考えております。

また、全国岩岳学生スキー大会では、新人戦に出場し入賞することが目標です。今の自分の技術には、まだまだ未熟な部分がありますが、やれることはなんでもやるという前向きな姿勢で練習に取り組み、良い成績を残せるよう精一杯頑張ります。
応援よろしくお願い致します。


昨日、キックオフミーティングとしてスキー部OG(女子大)の鬼澤文乃さんにお越しいただき、スクール勤務についてや基礎スキー選手としての心構えなどアドバイスをいただきました。