入部理由 / 1年 川野 浩太郎

 失礼します。今年度学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました、法学部政治学科1年の川野浩太郎と申します。簡単ですが入部した経緯を説明させて頂きます。

 一言で言いますと進学先が学習院大学に決まった時点でスキー部に入部することは決めていました。
 自分は幼いころから家族でスキーに行っておりその中でスキーに魅了され、競技としてスキーをしてみたいという気持ちが強くなりました。そのため中学受験でスキー部がある中学を受け、埼玉にある「城北埼玉中学高等学校」に入学したときにはスキー部に入部しアルペンスキーを中高6年間色々な方々の支えによって活動してきました。

 6年間特筆すべき結果も出せず悔しい思いをし、涙した時もありますが自分が本当に努力してきたものはスキーしかなく大学でもスキーを続けるという考えになるにはそう難しい判断ではありませんでした。

 しかし中高の部活は緩く大学の体育会とは全くの別物であったためにアルペンを大学の体育会で続けていくことは不可能だと考えており、漠然にサークルで続けて行くものだと考えていました。
 しかし大学の進学先が学習院に決まり調べてみたらサークルでアルペンをやる環境は無くまた、体育会であっても門戸が広く自分でも入部することが可能だと知り、体育会で4年間必死に努力しアルペンスキーを続ける覚悟を決め4月1日にスキー部の部室を訪れ、部室を出るときにはもう短冊に自分の名前を書き入部の意思を示しました。

 簡単ですがこれを入部理由とさせていただきます。

入部理由 / 1年 足立 昇平

 失礼します。今年度より学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました文学部心理学科1年、足立昇平と申します。

 中学時代はバスケットボール部、高校時代は帰宅部でした。
 大学に入ったら部活であれ、サークルにでも入り体を動かしたいと思っていました。なのでスキー部なのに月曜日の朝練に行なうバスケットボール、また院内大会に出場するということは大学ではまたバスケットボールを続けたいと思っていた私にとってとても魅力的でした。
 そんな中私はハンドボール部とスキー部とバスケットボールのサークルで迷っていました。というのもハンドボールを学校の体育で何度かやり、とても楽しかったからです。またハンドボールを大学でやれるということはとても面白いことだなと興味を持っていました。しかし生涯スポーツと呼ばれるスキーに対しての思いもかなり強く、好きなスキーを一緒にやれる仲間を作れるということも私にとってかなり魅力的でした。

 自分がスキーを始めた理由は私の父がとてもスキーが好きだからです。
 また幼い頃からスキーに連れていってもらっています。父は国内だけでなく海外でスキーをする程好きで、贅沢ではありますが何度か一緒に行った経験もあります。ですが競技スキーをしたことがありません。なので先輩方に多くの迷惑をかけてしまうかもしれません。
 しかし趣味でスキーをやっている中で一度は競技スキーというものをやってみたく、速いターンを何度も繰り返し、滑走しているアルペンスキーに対して強い憧れを持ってもいました。そんな中競技スキーをやれるいい機会なのではないかと思いました。これらの理由でスキー部への入部をさせていただきました。

 今練習に参加させていただいてから何週間か経ちますが、練習の中にはもちろんきついメニューももちろんありますが、その中で朝からやりきった達成感に充実している日々を過ごさせていただいています。
 先ほども申し上げた通り競技スキーは初めてなので今は不安な気持ちでいっぱいですが、冬に向けてしっかり陸上のトレーニングを全力で取り組み、体を作り上げ、人一倍努力をして少しでも経験者の皆さんについていけるよう、追いつけるよう、追い越せるように頑張っていきたいと思います。

2年目 / ノルディック班2年 瀬川 莉紗子

 先日、新入生10名が正式に入部をし新たなスキー部としての一年が始まりました。大学生活1年目を終えて、昨年は非常に密度の濃い一年であったと感じています。

 その生活の軸にはスキー部がありました。とはいえ、昨年の私は環境の変化やすべてが初めての経験という中で、ついていくのが精一杯で余裕がなかったように思います。今年度はそういった昨年の反省を踏まえて、見通しを持って計画性のある生活することを目指したいです。

 練習面ではタイムレースに向けての調整であったり、長期的にはシーズンに向けての体力の向上であったりを意識していきたいです。これは当たり前のことかもしれませんが、シーズンを一度経験したことで陸トレに対する意識も少し変わったので昨年より具体的なイメージを持って練習できると思います。

 そして最終的にはインカレという目標があります。昨年度初めてインカレを経験し、純粋にもっと上手くなりたいと思いました。個人フリー・クラシカル、リレーともに自分はまだまだ実力不足であると痛感しました。私は人一倍体力がないので、陸トレ期間は体力面、シーズンは技術面の向上に重点を置いて取り組んでいきたいです。
 また、後輩ができたので先輩としても一層責任を持って活動していかなければならないと思っています。

 部活と学業の両立のためにも、昨年の反省を生かして時間の使い方を工夫しながら充実した一年を過ごせるよう頑張りたいと思いますので、本年度もよろしくお願い致します。

第1回タイムレースリザルト/5月13日(土)天気:雨

【男子 出走 14:30】 欠席:安藤

順位 氏名 1 2 3 4 5 合計 前回比 ベスト比
1 赤司 3’41” 3’54” 3’50” 4’01” 3’51” 19’17” 18’33” +0’44” 18’32” +0’45”
2 望月 3’42” 4’01” 3’58” 4’04” 4’00” 19’45” 20’08” -0’23” 20’08” -0’23”
3 藤後 3’42” 4’02” 3’57” 4’06” 4’07” 19’54” 19’57” -0’03” 19’57” -0’03”
4 伊藤 3’53” 4’02” 4’04” 4’16” 4’04” 20’19” 21’10” -0’51” 20’45” -0’26”
5 足立 4’05” 4’14” 4’22” 4’27” 4’00” 21’08”
6 頼光 3’51” 4’21” 4’24” 4’30” 4’22” 21’28” 21’32” -0’04” 21’32” -0’04”
7 前田 4’05” 4’25” 4’40” 4’41” 4’22” 22’16”
8 4’11” 4’29” 4’38” 4’41” 4’22” 22’21” 21’44” +0’37” 21’44” +0’37”
9 川野 4’19” 4’42” 4’35” 4’39” 4’11” 22’24”
10 吉田(汰) 4’10” 4’39” 4’42” 4’42” 4’12” 22’25”
11 吉田(祐) 4’07” 4’30” 4’44” 4’49” 4’32” 22’42”
12 白井 4’17” 4’34” 4’41” 4’44” 4’36” 22’52”
13 山本 4’20” 4’46” 4’58” 5’02” 4’37” 23’43”
OB 増田さん 3’41” 3’54” 3’48” 3’48” 3’40” 18’51”
OB 森山さん 3’58” 3’55” 4’23” 4’31” 4’17” 21’04”

 

【女子 出走 14:00】 欠席:小山

順位 氏名 1 2 3 合計 前回比 ベスト比
1 五十嵐 4’36” 4’54” 4’52” 14’22” 14’05” +0’17” 14’05” +0’17”
2 市川 4’59” 5’04” 4’52” 14’55” 15’44” -0’49” 14’58” -0’03”
3 瀬川 5’03” 5’21” 5’15” 15’39” 15’08” +0’31”
4 間瀬 5’25” 5’26” 5’27” 16’18”
5 海老根 5’26” 5’26” 5’43” 16’35”

第1回タイムレースのお知らせ

5月13日(土)

女子出走14:00
男子出走14:30
場所:百周年記念会館付近

今シーズン初めてのタイムレースとなります。
新入生をたくさん迎え、さらに活気のあるタイムレースにしたいと思います。
お時間のある方、ぜひ応援にいらしてください。部員一同お待ちしております。
よろしくお願い致します。

新歓報告 / ノルディック班2年 市川 真衣

 初めてのインカレを終え、早いものでスキー部2年目になりました。そして4月になり、新入生を練習に迎え、練習に少し活気が出てきた気がします。新歓は2年生が担当ということで、今日まで頑張って参りました。

 今年度は雪桜会からの支援金ありがとうございました。今年は新歓スキーは計画せず、その分のお金で新歓期間にイベントをたくさんやり、新入生を勧誘しようという考えになりました。マネージャーを募集するということで女子会を開催したり、新歓スキーの代わりにローラースキー体験会というものを計画しました。

 まず新歓初日は部室に新入生にたくさん来てもらおうと考え、部室にてピザパーティーを開催しました。ピザを食べたい新入生や、スキー部に少しでも興味のある新入生に部室に来てもらうことができました。
 2日は午後5時からお食事会として焼肉の食べ放題を開催しました。その日は朝から焼肉に来てもらうために新入生に宣伝活動をしました。その結果、9人の新入生がお食事会に来てくれました。しかし、少し反省点があります。焼肉にしたため、新入生が男子しか来ませんでした。女子が誰も来ませんでした。これは来年に生かしたい反省点です。
 ですが、ありがたいことにこの時点で5人の新入生がスキー部への入部を決めてくれました。

 3日は入学式ということで、イベントはやらず、ひたすら宣伝活動をしました。

 4日はパンケーキ女子会を開催しました。2日目のお食事会に男子しか参加しなかったので新入生の女子が参加してくれるかどうかとても心配でしたが、幸せのパンケーキに行くということを全面に押して、ツイッターでも宣伝をし、9人の女子が来てくれました。予想以上に人数が来てしまったため、急遽、2組に分かれて女子会をしました。お食事会とは違った雰囲気でスキー部を宣伝することができました。

 5日目は新歓期間最後の日でした。この日は最後のお食事会として、もんじゃとお好み焼きの食べ放題を開催しました。14人もの新入生が来てくれました。もんじゃやお好み焼きを作りながら、盛り上がりました。

 6日は新入生の予定がないということで、西浦和にてローラースキー体験会を開催しました。3人の新入生が参加してくれました。シーズン以外でスキーを少しでもイメージすることができるローラースキーとブレードを体験してもらいました。新入生に楽しんでもらえたようで何よりでした。

 今回の新歓は、準備が遅い、計画不足など、先輩方にたくさんご迷惑をおかけしました。今まで人を仕切ったり、まとめたりしたことがなかったので、上に立つ人の大変さを感じました。
 今、男子5人、女子2人の計7人の新入生が入部を決めてくれています。新入生に負けないように頑張ってまいります。
今年も応援の程よろしくお願いいたします。

新歓のご報告 / ノルディック班2年 藤後 達之

 今年度新歓大臣を務めましたノルディック班2年の藤後達之です。同期や先輩方に大きく助けられた新歓ですが、今年度も無事に終えることができました。
多くの入部を希望してくれている一年生が積極的に朝練に参加してくれ、スキー部が一層活気にあふれています。

 今年度もピザパーティ、お食事会を2回、女子会を1回開きました。一年生はもちろんのこと、部員も楽しめた良い機会だったと思います。スキーの体験も予算の都合上難しくさらに冬本番まで遠く、一年生にスキー部の魅力をしっかり伝えきれるか不安でした。
 しかし経験者だけでなく、未経験者までも「スキー部が気になり来ました!」という一年生がたくさんいてくれて、新歓期間の部室はいつもにぎやかでした!早いうちから部室に入り浸るようになった一年生もいました。スキー部の良い部分の一つであるアットホームな雰囲気はしっかり伝わったと思います。また練習の時の締めるときは締めるという切り替えも徐々に伝わっているかと思います。

 これから本入部を迎えスキー部の一員となる一年生は当然のことですが分からないことだらけなので自分たちがしっかり見本となるように振る舞い、引っ張っていけるように努めていきたいと思います。
 また、今年度の新歓では準備の時間が多くとれなかったので今後はさらに余裕をもって計画していきたいと思います。その中で今年度できなかったことに挑戦できるかも考えていきたいです。

 以上、手短ではありますが今年度新歓のご報告とさせていただきます。
今年度もよろしくお願い致します。

卒業を前に / マネージャー4年 五十洲 実咲

卒業を無事に迎えられ、ホッとしています。
スキー部で過ごした4年間を振り返ってみると、後悔することもなく、引退に際して寂しく感じることも一切なく、自分でも驚いてしまうくらい何もないのが正直な気持ちです。

4年間を決して適当に過ごした訳ではないということを前提にお話を進めます。

スキー部で過ごした1日1日が全力でした。
それ故にやりきった感が出ているのでは、と思っています。

現役時代、時に空回りしたり、上手くいかなかったり、悩んだこともありましたが
その度によく考え、違う方法でアプローチを試みるなど学年が上がるにつれ、良い加減でコントロールができるようになりました。

また考える事の重要さと同時に、深く考えすぎず挑戦してみることも必要だと気付くことができたのもスキー部での経験があってこそです。

スキー部での経験は私を大きく成長させてくれました。
社会人デビューを目前に控えた今、自分の成長を至るところで感じています。

そして、なぜ寂しくないのか。

それは、スキー部がずっと変わらず在るからだと思います。

「いつでも戻ってこられる気がする。」という不思議と湧き上がる自信と、現役だけでなく、OBOGの方々の温かみに触れた4年間の経験、

たったそれだけですが、その2つだけで寂しさを感じられないほど、沢山の人に支えられて現役生活を終えることができた私は本当に幸せ者だと思います。

体育会である以上、もちろん結果にも拘らなければなりません。しかし、現役の皆さんはそれと並行して「人間力」の深さ、「人と人との繋がり」の面白さも感じながら現役生活を過ごしてほしいと思います。好きなことができる上に、人間としても成長できる。この環境は、まさに一石二鳥です。もしかしたらその4年間は誰もが認める努力を重ねても中々結果が思うように出ず、失敗体験ばかりと感じる現役もいるかもしれません。それでも「人間力」や「人と人との繋がり」が実る日、成功体験は必ず訪れます。決して諦めず、4年間やり切り、自分だけの宝物を見つけて欲しいと思います。

私の宝物は1番に「人と人との繋がり」、その次に「自分自身の成長」です。どちらも一生ものの大切な宝物です。色々なこともありましたが、その都度多くの人に支えて頂きながら、この日を迎えることができました。いつか私も支える側になることを目標に、新たな場所で頑張ります。

4年間本当にありがとうございました。

4年間を振り返って / 一般・アルペン班4年 土田 英

 入部してから早4年が経ち、現役としてのラストレースを終え、私の14年間続けてきた選手生活は幕を閉じました。スキーを通じて多くの人に出会い、多くのことを学び、これら全ては私の一生の宝物です。

 この4年間を振り返ってみると、思い出は書ききれないほど沢山あります。
2部昇格、2部残留、チーフとして、主将として、怪我、失敗、敗北など良い思い出も、苦い思い出も、忘れられない出来事は多々ありました。ここでは、この4年間で学んだことと、今後について書きたいと思います。

 スキー部に入って「自分で考えること」の重要性を学びました。経験者として入部した私は、当初走ってばかりいる部活に困惑し、不満を抱いていました。アルペンにとって走る意味なんてない!と。このメニューはチーフが決めたことであり、それに対して意見も言えず、ただただ不貞腐れながら漠然とこなすだけでした。
 しかし、この「走る」ことをアルペンとは関係なく考え、走る意味を自分の中で追求した結果、走ることをポジティブに捉えることができるようになり、トレーニングは一気に楽しいものに変わりました。組織に入った以上は、その組織の流れに逆らうだけでなく、順応し、その中で何が出来るかを考えた方が、得るものは大きいと気付きました。与えられたものに対してどれだけの付加価値を自分で加えることができるか、これは自分が大きく成長できるかどうかに関わってくると思います。「自分で考える」ということは、今後社会に出ても確実に生かすことのできる強みとして活かしていきたいと思います。

 次に、スキー部の今後について言えば、この4年間を通して、私はスキー部に足りないことを見つけました。それは「勝つ喜びを知り、競争心を持つこと」です。一度負けた相手に対して、次は絶対勝つ、どんなことをしてでも勝つという意欲。この競争心を持つという雰囲気を部全体で作っていくことが、強いチームを作る鍵となると思います。さらに言えば、もっとスキーの楽しさ、良さを知ることも鍵となるでしょう。

 自分の選手としての生活は終わりましたが、スキーは生涯スポーツ。これからも私は雪山に足を運び続け、部員にも一般の人々にも、スキーの楽しさ、素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

4年間大変御世話になりました。有難う御座いました。

インカレに向けて / ノルディック班1年 瀬川 莉紗子

 やっとシーズンになったと思ったら、あっという間にインカレの時期になりました。インカレを迎えるにあたって、改めてこの一年を振り返りました。

  スキーがしたくて入部してからの数か月、スキー部の練習や規則に慣れるまでは本当に辛かったです。陸トレでは自分の体力と練習メニューの釣り合わなさを日々感じていました。後期になっても朝練やタイムレースでの結果が伸びることもなく、部活を続けることの意義が分からなくなり、やめようと思った時期もありました。
 そんな山を乗り越えてなんとか冬を迎えられたのは、先輩や同期のおかげでした。冬も続けると決めた頃、ようやくスキー部と学業の両立をうまくやっていけるような生活スタイルを自分なりに見つけることもでき、少し成長できた気がしました。

 こうして迎えたシーズンは、先輩方から聞いていた通り、想像以上に辛くもあり楽しくもありました。雪上に立って一番実感したことは、陸上での体力と雪上での体力はつながっているということでした。自分の体力の無さを痛感した瞬間でした。
 しかし、同時にスキー部を続けていてよかったとも思いました。スキー部にいるからこそ経験できることがたくさんありました。それら1つ1つを無駄にしないようにこれからも大切にしていこうと思っています。

 そして、次の白馬での合宿を終えたらいよいよ私にとって初めてのインカレが始まります。もちろん不安もありますが、この一年の思いを心の片隅において、ベストを尽くしたいです。また、現メンバーでのスキー部も残りわずかなので、先輩方の姿を見て色々なことを学びたいです。

  まだまだ至らない点が多いですが、しっかりスキー部と向き合って精進して参りたいと思います。