自分と向き合うこと / ノルディック班3年 角田 葵

陸上トレーニング期間に例年よりも意識していたことを3つに分けてみた。

1つ目は3年生として、ランニング中の声出しを積極的に行ったことである。昨年度同様、女子プレイヤーの最高学年であることには変わりないが、1年生の比率が高くなった。これまでのように設定タイム通り走ることに加えて1年生がどのくらいのペースでどこまでついてこられるのか、苦しくなるポイントはいつなのか、という部分を見ながら走っていた。それに応じて適切なタイミングで適切な言葉をかけることを意識し、つらい時でも明るい雰囲気で全員が完走できることを心がけていた。

2つ目は体力面の向上についてである。

毎回の練習で自分が1年生のときの先輩のタイムを参考にし、そのタイムよりも速く走ることを目標としていた。普段の練習ではその目標タイムを達成することが出来ていたが、夏合宿では達成することが出来なかった。以前よりも長距離には慣れてきたもののまだまだ実力不足であると感じている。この活動報告を書いている今、タイムレースまで1週間と少し前であるが、今年度の陸上トレーニングの締めくくりとして良い結果を出せるように引き続き頑張っていきたい。

3つ目はローラースキーの技術練習である。クロスカントリースキーは体力がなければインカレの舞台で戦うことは出来ないと感じている。しかし、技術面での磨きも並行して行うべきであると考える。夏の時期のローラーのフォームと比較して良くなってはいるものの、腰が落ちた状態のフォームを改善することはできなかった。加えて、周りよりもローラースキーでのタイムが出せていないことへの焦りも感じている。

以上の3つが今年度の陸上トレーニングの総括である。過去の自分と比較すれば成長を感じられるものの、周りと比較するとまだまだ改善しなければならない部分が多い。インカレで他校の選手と同じ土俵で戦うためにはもっと速く滑る必要がある。自分に欠けている部分を冬の合宿を通して改善していきたい。