トレーニングチーフより / 一般・アルペン班3年 小菅 耕大

今年は一般・アルペン班トレーニングチーフになって2年目の年である。去年と違い、トレーニングチーフとしてどのようなことをして進めていけばよいのかがだんだんと分かってきたが、まだうまくいかないこともあり試行錯誤中である。

さて、昨シーズンはインカレ男子三部で優勝をして二部昇格という目標を達成したわけだが今年はその二部の中で戦い、残留をしなくてはならない。その状況で一般・アルペン班ができることは何なのだろうか。他の競技と比べてアルペンスキーは二部の中でポイントをとっている選手で大学からスキーを始めたという選手が一人もいない。ほとんどが小学生ごろからスキーを始めていて中学生から始めた選手でも厳しい。輔仁会スキー部はそのような昔からスキーを続けている選手がほとんどいないので諦めるかと言ったらそれは違う。いくら上位の選手との差があってもその差を埋めるため、より近づいていくために練習を重ねていくことが重要である。

トレーニングチーフはあくまでそのような練習の機会を整えて他の選手が練習に集中できるようにサポートするまでである。この練習の機会の一つとして去年から最低週一回、トレーニングルームでの筋トレの機会を作っており、筋肉というのはアルペンスキーにおいて最大のパフォーマンスを出すために欠かせないものである。そのような機会を活用し大会で結果を残すのは選手個人であるので、それを十分に利用してこれからも練習に励んでもらい大会で悔いのない結果を残してほしい。