“新しい” という強さ / ノルディック班4年 櫻井 駿介

21年間生きてきた中で“新しい”という事に出会うのはこれで何度目だろう。意識して数は数えてこなかったが、一つ言えるのはそれが数えることのできないくらい多いということである。

自分が生きている1秒先の世界は新しいものである。人生は常に前向きであり、後ろに後戻りすることはできない。つまり、一瞬一瞬が自分にとって新しい事なのであると思う。新しい事に出会うのは不安であるが、自分の行動で自由に変えることができるとポジティブに捉えるのであれば、それは強みになるだろう。不安なのであれば気の済むまで準備をし、自信を持って堂々と行動すれば良いと思っている。

今年度、私は主将という自分にとって“新しい”役職に任命された。部の中での立場、責任感、言葉や行動の重み全てが“新しく”経験するものになる。主将に任命された後から、自分はどのようにあるべきかを考え続けてきた。自分がスキー部の中で一番上の立場であると考えた時、その責任感の重さにすごく不安な気持ちを覚えたことがあった。そして、不安が一番の敵なのではないかと気づいた。そして、その敵を倒すための最大の武器は準備と自信なのだと。

“新しい”事に挑戦する気持ち

何事にも準備を怠らない

自信を持ち堂々とした行動で人を巻き込む

感謝を常に忘れない

私が主将として大切にしたい言葉である。

伝統のあるスキー部は日々進化している。“新しい”事に挑戦する日々は試行錯誤の連続であるが、監督・コーチの方々・OBOGの方々のご支援を頂きながら向き合っている。OBOGの方々が築き上げてきたスキー部を守り、発展させていくためには“新しい”事を取り入れていくことが必要である。