スキー部で過ごした四年間 / 一般・アルペン班4年 池畑 美麗奈

4年間のスキー部生活がついに終わりを迎えた。正直に言うとまだスキー部を引退した実感がない。当たり前に感じていた週四回の練習も長いシーズン中の共同生活ももうないと思うと、やり切ったという達成感と同時に寂しさを感じる。

10年後、20年後に学生生活を思い返した時に1番に思い浮かぶのは間違いなくスキー部の思い出だと思う。それほど私にとっては濃い部活動生活だった。もちろん4年間の中で辛いことや辞めたくなることは何回かあった。引退した今は、あの時の選択は間違っていなかったと実感している。

私は今年インカレでポイントを獲得することを目標にしていた。昨シーズンまではなかなか目標が定まらず結果も出せなかったが、今年は自分の課題に向き合うことでベストを尽くせたと思う。女子の昇格は果たせなかったが、皆が上を目指す良い雰囲気の中で引退することができて良かったと思っている。

私が後輩たちに伝えたいのは、めげそうになっても最後までスキー部を続けてほしいということだ。大変なことも多いけどそんな時は周りにいる部員を頼って乗り越えてほしいと思う。そして結果を出すことはもちろん大事だけれど、それまでの過程も大事にして後悔のない4年間を過ごしてほしい。

私もスキー部で過ごした四年間を糧に、社会人になっても自分の目標に向かって頑張ろうと思う。