懺悔 / 一般・アルペン班 佐々木 崚也

私のスキー人生を振り返ると、やりきったとは言い切れない。

主に二つの点において、後悔が残っている。

一点目は、自分が達成しようとしていた域までスキー技術を上達させられなかったことについての後悔だ。得意とするGSは、インカレ5位以内入賞を目指していたが叶わなかった。この原因について、自分はフィジカルの差が大きいと考えている。これは昨年から痛感していた課題であり、2022年オフシーズンはフィジカル面に重きを置いてトレーニングを行った。しかし、得意な上半身のトレーニングをつい多く行ってしまい、下半身強化が疎かになっていた。私は自分の弱点について深く考えることが苦手で、今までの人生において避けてきた。今後の社会人生活においては、自身の弱みと向き合い、逃げないよう心がけたい。

二点目は、部活動への貢献度の低さだ。競技に対しては真摯に向き合った自負があるが、後輩・同期に対してあまりにも礼節を欠いた態度を取っていた。下級生時代は自身の四大戦遅刻や早朝練習遅刻で同期に連帯罰符をさせたり、提出物期限を守れずに先輩に迷惑を掛けたりということが何度もあった。その度に私を厳しく叱り、同じミスを繰り返さないように何をすべきか、真剣に考えてくれた6名の同期には頭が上がらない。本当に申し訳ありませんでした。上級生になってからも後輩指導が満足にできたかは疑問が残る。もっとやれる事があったのではと今になって後悔している。

4月から社会人となるが、私のような甘い人間は社会で通用しないと思う。この反省を胸に、心機一転して努力してまいります。

最後になりましたが、このような未熟な私を見捨てずにご支援いただいた監督、コーチ、OBOGの皆様、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。