大きな目標を胸に / ノルディック班3年 櫻井 駿介

“自分がどのような立場であるべきか”を考えるようになった時、気づけば3年生になっていた。もう上級生であると。そして、副将になったのだと。

 今年の目標は大きく分けて2つある。

 副将である自分の目標と、ノルディック班である自分の目標である。

 自分自身、ここまで積極的に部を盛り上げてきていると思っている。自分の声で周りを鼓舞し、そして部員を巻き込んで皆で鼓舞し合う。例年通りの学校での部活がやっと戻ってきた。7時前に学校に集まり、八の字コースを全力で走る。3年生になって初めて学校での部活を経験した。そして、副将という役目を任された。自分の言動や行動が今まで以上に部に影響を与えることを自覚している。

 副将としての自分は、周りを巻き込む力になりたい。そして、今年度のスキー部を唯一無二のものにするために、主将を全力でサポートしていきたい。

 昨年度は非常に悔しい思いをした。インカレのために全力を尽くしてきた自分は完全燃焼することができなかった。しかし、これまでの2年間に得た多くのことは決して消えてしまうことはない。自分の成長として実ることを確信している。だが、植物は水がなければ成長しない。つまり、人間も努力をしなければ成長できないのだ。努力を続け、肥料となる新しい知識や技術を手に入れ、昨年度よりも大きく成長したい。

 自分を分析すれば、成長するのに何が必要なのかは自然と見えてくる。4年生で大きな木として根を張るために着々と成長したい。成長したいと思うよりも、成長しなければならないと強く思っている。