冬に向けて / 一般・アルペン班3年 佐々木 崚也

 先日のタイムレースで陸上トレーニングが終わった。
冬に向けて振り返ってみたところ今期は昨年と違ってよい練習ができたと思う。シーズン直前となると毎年のようにあれをしとけばよかった、もう少し頑張れたのではないかと悔いが残っていた。しかし、スキー歴7年目にしてようやく満足のいく練習ができたのではないか。

 よい練習ができるようになった理由の一つに自分が上級生になったことがあげられる。自分が一年生の時は寝坊で練習に遅刻したり、欠席したりして同期には迷惑をかけまくっていた。しかし、3年目になりようやく寝坊による欠席、遅刻がなくなり、同期にも認めてもらえて1年生にも先輩として少しはかっこつけられたと思う。朝練に遅刻せずに参加することは当たり前の事ではあるが、当たり前のことが少しずつできるようになった

 さて、冬に向けてだが今年も期待の新入生が入部して緊張感のある選考レースが開催されると思う。まず、自分が選手として出場するために夏に培った基礎体力を落とさずに、質の良い雪上練習をしたい。今年のインカレの開催地である鹿角のスキー場は自分が怪我をしてしまったスキー場ではあるが、臆することなく実力を出し切る滑りをすることでアスリートとして一回り成長できる経験になると思う。

 最後に3年生になると就職活動も忙しくなり、スキーとの両立も難しくなると思うが、先輩方も両立を果たしていたし、当たり前のことができるようになりつつある私にもできるはずだ。