冬に向けて / 一般・アルペン班2年 髙橋 ヤマト

 この活動報告を書いている今は11月中旬で、空気が冷たくなり冬の訪れを感じる。いきなりこのような事を言うのもどうかと思うが自分は寒いのが苦手なので冬があまり好きではない。そんな自分にとって唯一と言ってもよい冬の利点はスキーが出来る事だ。そして今年もそのスキーが出来る季節がやって来る。スキーシーズンを迎えるに当たって、去年の合宿、そしてオフシーズンを通じてスキーについて考えた事を少し話したい。

 自分がスキーをするにあたり大事だと思うのは「スキーを楽しむ事」と「仲間」だと思う。まずは1つ目の「スキーを楽しむ事」について。これは人によって違うかも知れないが、自分がアルペンスキーを続けている理由はスキーが楽しいからだ。もちろん全て楽しい訳ではない。自分はアルペンが上手いと思った事はないし、スキーをやってると頂上のない山を登ってる気分になり嫌になる。それでもアルペンを辞めないのはやはり嫌な面を上回るほどアルペンが楽しくて、アルペンをやりたいという気持ちがあるからだろう。自分のレベルはまだまだだが、昔の自分よりは上達している実感はある。それはアルペンが楽しくて、練習を続けた結果だと思う。そのため今シーズンもアルペンを楽しんでやり続ければ去年の自分より上達してレベルが上がり、チームに貢献できるようになる、というよりも貢献すべきなのだろうと思う。

 2つ目の「仲間」について。1つ目の「スキーを楽しむ」だけならチームに所属せず個人でアルペンをやっても良いのでは?と思っていたのだが、「仲間」は個人でやったら得られない。これは去年の合宿、そしてあまり全員で集まる事の出来ない今年は特に実感した。

 自分1人で練習するのはやはり限度がある。これは陸トレ、シーズン中のスキー、共にだ。実際、1人で練習する時よりも全員で集まって練習した時の方が記録は良い。またスキー部の合宿はとても長いので、練習中以外の時間も仲間と過ごす時間が必然的に長くなる。なのでやはり「仲間」が重要だと自分は思う。自分は2年生になり後輩が入ってきた。先輩、同期、後輩問わずに一丸で仲間として頑張っていきたいと思う。