輔仁会スキー部に入部し2年間が経ちました。
この間に様々な年代のOBOGの方々から現役時代のお話を伺うたくさんの機会がありました。内容は現役当時の練習メニューであったり部の雰囲気であったり個人的なアドバイスなどと面白いものでした。
その中で強い組織とは『一人一人が自分の考えで動き、周りに影響されない信念がある組織』だと感じました。
2部で戦えていた代、3部から2部に上がった代ではこういうことができていたのではないでしょうか。少なくともつまらない問題は起こらなかったでしょう。こういう代のOBOG の方々から見れば「現役は何をやっているんだ」と言われても仕方がありません。これは練習量の低下や部員の質の低下が原因でしょう。
もう一度強い組織とするためには2年生以上は一人一人のスキーに対する向き合う姿勢や輔仁会スキー部に所属している意味をはっきりさせる必要があります。
そのうえで毎年入ってくるであろう1年生に対しては多くの『期待』が必要だと考えます。
OBOG の方々は全員でなくていいので少なくとも一人には無条件に毎年期待をしてください。そして、その期待を上回るようにするのが僕の役目だと思っています。
2年生以上には結果を求める期待をしていただきたいです。
僕自身、この2年間は勝手に期待されているように感じてやってきました。期待されていると感じるだけで判断基準や目標設定が変わります。この期待は時にはプレッシャーとなりますが目標をクリアしたときに自信となりさらに上を目指す力となります。
『期待』の中で一人一人が目標に本気でぶつかっていくことを続けていけば、最終的に自分で到達できるかどうかの目標を設定しそこに向けて行動できる部員が多くなるでしょう。
その集団は強い組織となり、スーパースターがいなくても組織で戦える永続的に強いチームが出来上がるでしょう。
そのための地盤を作りながら周りに対して期待されるとはどういうことかを体現できるようにしていきます。