失礼致します。今年度より学習院大学スキー部に入部いたしました、法学部政治学科、一般・アルペン班希望の吉田圭佑と申します。学習院高等科スキー部の出身です。今回は、自分がスキー部に入部した理由と抱負をお話しさせていただきます。
正直なところ自分は大学入学当初、スキー部への入部はほぼ考えていませんでした。
高校から始めたスキーを続けたい気持ちは多少あったものの、ほかに何か新しいことを始めたいという気持ちも強かったためです。さらに体育会系の部活に対し、厳しい上に心身ともに余裕のもてない生活を強いられるというイメージを持っていたため、入部はしないつもりでいたのです。
しかし、先輩に誘われて部室を訪れてみると、各学年の部員の皆さんが楽しそうに食事したり、遊んでいたりしている光景が広がっており、それは僕の中の体育会系に対する固定観念を壊すのには十分でした。その後、新歓食事会や朝練体験に参加するうち練習時と休憩時のメリハリがしっかりしているところや、部員の仲の良さに惹かれていき、「ここでならスキー競技を続けてもいいかもしれない。」と思うようになり、入部を決意しました。
体育会系に入部するということで、それなりの覚悟はしています。週4回の練習を全力でこなさねばならないのに加え、学生の本分である勉強にもエネルギーを割かねばなりません。シーズンに向けてアルバイトで貯金もしなければなりませんし、秋にはどうしても諦められずスキー部と一緒に入った大学祭実行委員会の仕事が待っています。
忙しすぎて嫌になったり体がついていかなくなる時期が来てしまうかもしれません。しかし、その辛さを乗り越えたとき自分は人として大きく成長できるのではないか、と思います。その辛さの壁がどれほどの大きさのものなのか今はわかりませんが、とりあえず今をがむしゃらに頑張り、壁に向かって走って跳んで、その頂に手を伸ばしてみたいと思います。
長文にも関わらず読んでいただきありがとうございました。失礼致しました。