満足することなく満足する

ノルディック班1年 広瀬 右京
 前期を振り返って。
体力づくり。毎回の練習は気をゆるめることなく励むことができた。その結果がタイムレースの結果によく表れている。夏季インカレの駅伝では確かに強豪校の選手との力の差は感じたが、これから「彼らにどこまで追いつけるか」と考えただけで楽しみである。ローラー練習。その練習ごとに成長を実感している。あることを教わると、あることができなくなる。それでも、別のあることが無意識にできるようになっている。

 前期は非常に充実したトレーニング生活が送れた。
もちろん足りなかった部分がないというわけではない。しかし、一つ一つのことをクリアしてこそ課題を見つけたり目標を立てたりする意味があると思う。

 そこで前期を終えて浮き出てきた課題を挙げたいと思う

 まず、日々のトレーニングの意義を再確認。「ただ何となく」は嫌いだ。イヤイヤやりたくもない。与えられたメニューも一度自分で「分析する」ということを忘れずにしたい。
 次に、知識の蓄積。これからシーズンに入り試合に臨むにあたって、足りない知識を早い段階で取り入れることも不可欠だ。クロスカントリーというはじめて触れる競技において豊富な知識は大きな武器になると思う。そして、切磋琢磨し高めあえる雰囲気作り。夏季インカレでは「体力の差」だけでなく「チームの強さ」も大切であると感じた。参加人数の少なかった自分たちは、一つのことに喜び、悲しみ、盛り上がる他チームに圧倒された。最終的には個人の力が試される競技ではあるが、常に仲間との意思疎通をはかりチームに所属しているメリットを生かしていきたい。

 「常に満足することなく」過ごすことも大切だが、その場面場面においては「常に満足する」ことも成長するための大切な要素だと思う。その時の自分に合った目標を設定し、「常に満足する」状況をつくりだすことで自らの成長を感じられるようにしたい。

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