ノルディック班3年 鎌形 なる美 |
本年度の夏合宿は9月1~5日に菅平高原にて行いました。 東京の猛暑から離れ、練習に集中できる環境を求め菅平に向かったわけですが、今年は菅平まで暑い!東京よりは涼しいですが、昨年よりも蒸し暑かったように思います。そのようなわけで、練習は暑さとの戦いでもありました。 さて、今回の夏合宿ですが、出発前に「何のために夏合宿に行くのか。」を部員全員が明確にするために合宿の目標を考えました。今年の目標はズバリ、「体力倍増!精神力3倍増!!」。傾斜のある場所での練習による体力増強はもちろんですが、5日間の合宿生活で精神もどれほど追い込んで走りこめるかという意味を込めた目標です。 また、今回の合宿の収穫はもう1つあります。(その収穫に気付いたのは夏合宿を疾うに終え、近頃1人で走っていた時のことなのですが。)それは、部活で部員の仲間とともにトレーニングをする価値を再認識できたことです。 私は、考えてみたのです。1人きりで5日間毎日午前も午後もひたすら走ることは出来るのかと。やはり私は陸上選手ではないので出来ませんし、やりたいとも思いません。でも部活で、部員とともに走ると頑張れることが出来るのです。正直に言えば、単純に部員同士の励まし合いがあるからだけではありません。負けたくないという上級生としてのプライドや、先輩も応援に来てくれているから恰好悪いところを見られたくないという意地もあります。しかし原動力が何であれ、「部員」と走ることが自分を奮い立たせ、きついトレーニングも乗り越えられるのだと思います。普段のトレーニングではなかなか感じにくいですが、夏合宿は様々な原動力が集約された場だからこそ、強く認識させられました。 |