スキー部に入部した理由

マネージャー1年 安藤 美紗
 慣れない仕事に戸惑いながらも先輩方にたくさん助けて頂き、あっという間に前期が終わってしまいました。
すっかりスキー部に染まり、部員に会えないオフ期間がとてもさみしく感じられます。

 私は様々な部やサークルで悩みに悩んでスキー部の入部を決めました。
 もともと運動は得意ではなく…中高時代6年間ダンス部や有志団体でダンス漬けの生活を送ってきた私は大学でもダンスを続けるか、あるいは運動部のマネージャーをやるか、大学入学当時からこの二つの選択しか考えていませんでした。
しかし、ダンスサークルや多くの部活の雰囲気をみて、自分には部活の方が合うと思ってからはどこの部活のマネージャーになるかで悩む日々が続きました。

 アメリカンフットボール、ラクロス、ホッケー、フットサル、ヨット、そしてスキー、様々な部活のマネージャーのお話を伺い、その中でスキー部を選んだ理由が3つあります。

 まず一つは部活の雰囲気です。
 私は高校時代に二回ほどスキー部の一般合宿にお世話になりました。その時から少人数でアットホームな温かい雰囲気、一方で練習中とオフでメリハリのある締まった様子が素敵だなと思っていました。実際に新歓中に部室にお邪魔した時にもその変わらないスキー部の雰囲気に惹かれて私もスキー部の一員になりたいと思いました。

 二つ目はマネージャーとプレイヤーとの距離が近いことです。
 物理的に応援できる距離が近いことはもちろんですがスキー部は他の部活に比べて部員もマネージャーの人数も少ないため、プレイヤー1人1人と関われることが良いなと思いました。

 そして三つ目はシフト制ではないことです。
 すべての練習にプレイヤーと一緒に参加して、毎回の練習でのプレイヤーの変化を見て、応援、サポートできるのはほかの部活にはない特徴だと思いました。

この3つが私がスキー部への入部を決めた主な理由です。

また、新歓期間中に他の部活の先輩からこんなお話も伺いました。

「結局マネージャーの基本的な仕事はどの部活もある程度は同じ。その中で自分がチームのため、部活のためとなると思うことは部の方針に背かなければ自分次第でいくらでも増やしていけるから大事なのは自分が応援したいと思える人たちと部活の雰囲気を選ぶこと。

このお話もスキー部を選ぶ一つのきっかけとなりました。
たくさん悩んだ末、私が応援、そしてマネージャーをしたいと思ったスキー部で、自分が部活のためにできること、あるいは自分にしかできないことでプレイヤー、部活に貢献していきたいと思います。

まだまだ至らないことばかりですが、先輩方の背中を見ながら頑張りたいと思います。

入部した理由

一般・アルペン班1年 頼光 竜二郎
 私がスキー部に入部した理由はいくつかある。

 一つ目にあげられることは幼い頃から高校までスキーを続けてきた中で成し遂げることが出来なかった目標が多くあったことだ。この後悔は現役時代のひとつひとつの試合が終わっていくなかよりも、高校3年時と一年間の浪人時の受験期に深く考えさせられた。
 スキーの成績について悔やんだのは言うまでもない。さらにはスキーという泊まり込みが前提のスポーツのため冬期の授業をおろそかにしていた事や、スポーツをやっている以上学業の成績は悪くても仕方がない、などといった甘い考え方がどれだけ自分の首を絞めていたかに気づいた時にはもう遅かったのだ。今までのスキーへの取り組み方の後悔や、続けてきた意味があったのかも分からなくなった。

 その後大学に合格した後に三ヶ月間インストラクターのアルバイトをしたことが大きな転機だった。今まで自分が漠然と積み上げてきた物に意味を見いだせることが出来たのだ。
 初めてスキーをする子供や初めて雪を見る修学旅行生、アルペンスキーのジュニア選手達、さらにはキャリア30年以上の大人相手にスキーを教える事が出来た。そのなかでスキーそのものの楽しさや、さらに自分の技術を高める喜びといった原点を思い出す事ができた。

 これらのことは自分の中でのモチベーションの高まりに大きく繋がった。さらにアルペンスキージュニアのトップ選手達や技術選の現役選手達との出会いにより、自分のスキー技術を客観視することが出来たし、また競技という他人と競い合う場に戻りたいと考えるようになった。これらの出会いにより大学でのスキー部への入部の意思は入学前から固まっていた。

  二つ目に、学習院大学スキー部の雰囲気に強く惹かれたことだ。
 もともと3年の土田さんとは小学校からお世話になっており、インターハイにも同じ東京都代表として出場したことがあったため入部の際に非常に心強かった。また新歓期間にスキー部の先輩方のお話を聞いて、スキー部の団結力の固さに憧れた。
 小学校時代は色々なチームに所属しながらの練習であったし、中高のスキー部ではまとまった練習をしてこなかったためチームへの所属意識は少なかった。しかし、学習院大学のスキー部には個人スポーツとは思わせないものがあった。仮入部期間になり練習に参加させてもらうと自分も早くスキー部の一員になりたい、そう思うような雰囲気を4年生の方々が作り出していた。また自分の苦手なラン中心のメニューでも部員からの励ましで乗り越えることができた。また常にタイムを競い合うことで切磋琢磨できる。こういった環境のおかげで学習院大学のスキー部は集団スポーツをやっていると感じる事が出来る。
 だから私は自分のためだけでなく部に貢献し結果を残せるよう努力したい。

 これらの理由により、私はスキー部への入部を決心した。

自分がスキー部に入部した理由

一般・アルペン班1年 望月 史
 失礼します。今年度より学習院大学輔仁会スキー部アルペン班に入部させていただきました文学部教育学科所属1年、望月史と申します。出身高校は学習院高等科で高校3年間もスキー部に所属していてアルペンスキーをしておりました。とは言いましてもスキー自体を本格的に始めたのも高校に入ってからということでまだまだ思うような結果が出せていないのが現実です。

 さて、本題の自分がスキー部に入った理由を述べさせていただきます。大学のスキー部は体育会と聞いていて中途半端な気持では続く部活ではないと先輩方から聞いておりました。正直入学直後、4月の時点では大学生にでもなって辛く厳しい部活に入ることはないのではと考えることも多少なりとありました。
 しかし高校3年間アルペンをやってきてほとんど結果という結果を残せず最後のインターハイ予選では2種目内1種目を途中棄権し2種目目も競技歴3年目とは思えないような結果に終わってしまいました。そんな悔しさもあり、やはり自分はより厳しい練習に耐えて0.01秒でも早く滑れるようになりたいという風に強く思ったのが入部した理由です。

 高校3年間スキーを続けてまず思ったのが本番に滑るその1本の重みです。
 いくら練習を積み重ね毎日吹雪の中辛い練習に耐えてきたとしてもその本番の1本でミスをすれば意味がない、結果を残せなければ意味がない、と3年目の大会では強く思い知らされました。確かに去年の冬はクリスマスもお正月も返上しトレーニングに打ちこんでいました。しかし本番では転倒。おそらくその時の気持ちと描写は決して忘れることはないと思います。悔しさしか感じず、自分にスキーはもう向いていないいのではないか、大学で続けても意味がないのではないかと本気で考えました。
 しかし今思えばあの時気持ちですでに負けていたのだなと思います。自分はこれだけ練習してきたんだとスタート台で言い聞かせてもそれが逆にプレッシャーとなり保守的な滑りを中途半端にしてしまったのだと思います。

 大学で自分が目指すスキー像というものは手抜きのない滑りです。本番でも100%のちからで滑り失敗を恐れない、妥協をしない強い滑りをしたいです。そしてその滑りができるほどの自信と強さを夏の練習から普段の冬の練習すべてを通して身に着けていきたいです。
 もちろん結果を出すことが自分の中での最終目標ではあります。しかしそれ以上に今後求めていきたいのはたとえ転倒しても後悔をしない滑りができるようになることです。要するに自分の中での限界の滑りをインカレで披露できるようになることです。そんな滑りができるような気持ちと精神力、自信を普段の練習から、夏の走り込みから得て本番の1本を楽しんで滑れるくらい強いスキーヤーになりたい。これが自分がスキー部に入部した理由です。

前期を振りかえって。

マネージャー1年 真木 代紀子
 スキー部に入り、早くも約半年。
 その半年で沢山の経験をし、学んだ。一回一回の練習で自分の未熟さを知り、いかに成長していけばいいのか考える事でより充実した半年を過ごすことが出来た。しかしまだまだマネージャーとして未熟であり、プレイヤーが100%の状態で練習に臨むために自分に何が出来るか自分で見つけていかなければならない。
 励まし合い、お互いを高め合うことのできる同期にも恵まれ、マネージャーとしてもっと勉強し、サポート出来るように努力することが必要だと思う前期であった。
 後期はより多くの事に気づき、プレイヤーが万全の状態でプレーが出来るサポートをしたいと思う。

スキー部に入ってから…

ノルディック班1年  庭田 和輝
 私は学習院大学に入学した直後、スキーに興味がありませんでした。しかし今入部して半年が経とうとして、冬が近づくにつれ練習も厳しくなっています。それだけ冬を目標にいい練習ができていると思います。
 冬が終わり1つ学年が変わる頃には、新たな目標と共に新しい仲間を迎え入れ頑張っていきたいです。

半年前の自分、半年後の自分

一般・アルペン班1年  小山 かやの
 入部してからもう半年が経ってしまった。
 振り返ってみると長いようであっという間だった気がする。きっとこの大学4年間もあっという間に過ぎていくのだろう。

 大学に入ってまさか自分がまたスキー部に入部するとは思ってもいなかった。スキーは好きであったが、体育会に入って厳しく苦しい練習をしながらまで本格的に続けたいとは思っていなかったからだ。しかし先輩方に”絶対楽しいから一度部活に来てみないか”とお声をかけて頂き実際に部活に出てみると、厳しい練習ではあると思ったが、その中に楽しさもあるということを知った。
 そんな部活の雰囲気の良さに加えて先輩方の優しさや、4年間一緒に頑張りたいと思うことのできる同期の存在もあり、入部することに決めた。

 ランが中心のスキー部のメニューは、半年前の私にとってかなりきついものだった。走ることは嫌いではなくむしろ好きであったが、スキー部の走り込みの多さからその走ることすら嫌いになってしまった。しかし、その一方で全てのメニューをこなし走り終わった後の達成感や、そんな辛いメニューを共に乗り越えていける仲間の大切さを改めて実感することができた。これはスキー部に入部していなければ分からなかったことかもしれない。

 あと1ヶ月後には本格的なスキーシーズンが始まり、上手く滑れなかったり結果が出せず苦しく辛い期間がきっとある。しかしそんな時こそ「スキーを楽しむ」という初心を忘れないようにしていこうと思う。
そして半年後には2年生となり後輩も入ってくる。自分達が教える側の立場になるということも忘れずに、スキー部員としての日々を大切に過ごしていきたい。

意識の変化

一般・アルペン班1年  安藤 俊太郎
 入部当時は全てのメニューにおいて受け身の姿勢で取り組んでおり、自主トレの回数も少なかったのですが、夏休みのOFF期間に入ったことが契機となり自主トレをする日数も増え、後期の練習もただメニューをこなしていくといった前期の形とは異なり一つ一つのメニューの目的を理解し意識をして取り組むようになりました。
 2年生になったら新1年生を自主トレに巻き込んでいきたいと思います。

入部当時を振り返って

ノルディック班1年  赤司 凌
 入部当初は練習がキツく正直、こんなに大変だとは思いませんでした。
ですが、先輩の支えもあり、だんだん体力もついてきて、徐々に練習を楽しく感じてきました。
 まだ一年目で、冬がどういうものなのか分からないので、今はがむしゃらに日々練習に取り組んでいます。
 冬を越え、インカレを経験した二年生になった自分は一回りも二回りも成長していると思います。
二年生になったとき、今の先輩のような尊敬できる人間になっていたいと思います。

インカレのご報告

2014年2月15日~20日にかけて全日本学生スキー選手権大会が行われました。

 今年度のインカレは、アルペン競技、ノルディック競技とともに岩手県雫石市で開催されました。
 雫石市で開催されるのは第85回大会以来1年ぶりです。前回ノルディック競技は八幡平で行われていましたが、今年後から新たにクロスカントリー用のスキー場が開設されました。

 今年度は昨年度と違い、大会期間中同じ宿が割り当てられ、部員全体で行動することもできました。また、毎日のミーティングでも意識を高めてゆき、「男子3部優勝2部昇格、女子リレー3位入賞」の目標に向かってお互いに切磋琢磨しながら、チーム一丸となって全試合に臨みました。

競技スケジュールとリザルトは以下の通りです。

インカレリザルト

 総合成績は男子3部35校中2位(213P)、また女子は2部45校中26位(11P)となりました。男子は2部昇格が決定しましたが、惜しくも念願の優勝は果たせませんでした。

 今年度は初日からジャンプ競技でどちらも3位に入賞するなど、良い流れでスタートを切ったインカレでした。また、1年を通して、インカレに向けての練習を重ねてきたことにより、部員一人一人のレベルも向上するとともにインカレにおける目標に対する意識も強くなっていると感じました。

 更に今年度は男子2部昇格という目標の1つも達成し、新たなスタートラインに立ちました。
 今年得たものを生かして来年のインカレでも力を発揮できるよう、部員一同、一丸となって努力してまいります。

 いつも私達部員を温かく応援してくださる皆様に心より感謝しております。
 どうかこれからも皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー1年 五十洲実咲

今、思うこと

マネージャー3年 古賀 貴子
 スキー部に入部してからあっと言う間に3年目を迎えました。また、クロスカントリーからマネージャーに転向して、もうすぐ1年が経とうとしています。

 笠原さんという偉大なマネージャーの先輩が卒業され、後輩の五十洲が新たに入部してくれました。
 笠原さんにはマネージャーの仕事から主務の仕事まで、幅広く指導して頂きました。私がミスをしてもすぐにリカバリーしてくださり、その度にどう改善していけばいいかを一緒に考えて下さいました。笠原さんが今年卒業されて自分がその穴を埋めなくてはならないと同時に、教えて頂いた貴重な知識の数々を五十洲に伝えていかなければならない、というプレッシャーが常に自分の中にありました。

 振り返ってみると、やはり自分の力量の無さを痛感した前期でした。また、主務・会計という役職においても確認が甘かったり、視野が狭くなっていたり、反省点が多く残りました。
 しかし、OB・OGさん、現役部員、スキー部に関わる様々な方々にフォローをして頂きました。

 OB・OGさんにお忙しい中練習やタイムレースに来て頂いたり、SNSを通して応援して頂いたり、実際にお会いしてお話をさせて頂いたりしました。その度に励まされ、次につながる新しい知識やものの見方を教えて頂きました。
 また、いつも協力してくれる現役部員に本当に支えられています。現役部員のフォローや励ましのおかげで前期を乗り切ることができました。

 自分は人との出会いにおいて本当に恵まれていると強く感じております。お世話になっている皆さんに対して感謝の気持ちでいっぱいです。いよいよ来週にはタイムレースを迎え、すぐに夏合宿です。自分のもてる全ての力を集結させて夏合宿に臨み、日頃の感謝の気持ちを込めて、精一杯のサポートに努めたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。