スキー部に入部した理由 / 1年 山本 章太

 失礼します。今年度からスキー部に入部させていただきました、理学部物理学科一年の山本章太と申します。
 出身校は学習院高等科で、三年間スキー部に所属しアルペンスキーをしておりました。アルペンスキーは高校から始めましたが、それまでは野球をしており、個人でスキーのバッジテストを受けたりしていました。

 そもそもアルペンスキーを始めた理由は、高等科に進学した時野球をやめ、今までやってきた基礎スキーを個人で続けるか、スキー部に入部してアルペンスキーをするかで悩み、アルペンスキーを始めるタイミングは今しかないだろうという結論に達した為でした。
 高等科スキー部では高二の時に関東大会に出場することができ、その他の大会でも前年に比べて成長が実感出来るような成績を収めることができました。また、アルペンスキーを始めた事で、基礎スキーをしていた時とは大きく滑りが変わりました。
 しかし高三の時、夏休みに練習も勉強もせず、二回ある内部進学の為のテストのうち、一回目のテストで悪い点を取り、一月にある二回目のテストの勉強の為に合宿も行かず、インハイ予選にも出ず、他の大会でもひどい結果となりました。このシーズンほど過去の自分の行いを反省した事はありませんでした。

 それでもどうにか内部進学のテストを乗り切ることができ、大学に進学することができました。大学ではスキー部には入らずに基礎スキーでもしようかと、半ばアルペンスキーを放り出したようなつもりでした。
 そんな時に、高等科スキー部でお世話になった望月先輩から大学のスキー部へのお誘いを受けて改めて考えた時に、このままアルペンスキーを中途半端にやめてしまったら悔いが残るのではないか、そう思ったのです。

 新歓初日に部室を訪れると、既に二人の同期が入部を決めていました。先輩方も暖かく迎えてくださり、このスキー部で頑張ってみようと決めて、両親にスキーを続けさせて欲しいと頼みました。二つ返事でスキーを続けさせてくれる両親には感謝しきれません。

 物理学科ゆえ授業が大変で、かつ厳しい練習で心身ともに辛いですが、自分を追い込み、自分に勝てるように強くなりたいです。精一杯頑張りますので、どうか宜しくお願いします。

入部理由 / 1年 海老根 莉佳

 失礼します。自己紹介させていただきます。私、法学部政治学科1年の海老根莉佳と申します。出身高校は学習院女子高等科で、中高とダンス部に所属しておりました。
スキーの経験は中等科の2.3年に開かれたスキー教室のみです。そんな私がなぜスキー部に入部させていただいたかご説明致します。

 元々私は体全身を使った運動が好きで、またやるからにはしっかりと取り組みたかったので大学でも運動部に入ろうと思っていました。そして、大学では自分にとって新しいスポーツを経験したいとも思っていたので、スキー部や水上スキー部などが候補にありました。
そんな中、ダンス部時代の先輩からの勧誘でお食事会などに行かせていただいて、中規模団体だからこその先輩方の仲の良さや雰囲気の良さを感じました。また、私は朝方の人間なので朝練というのは自分に合っているのではないかと感じ、入部させていただくことになりました。

 正式に入部して早数週間、正直心が折れそうになる事が何回もあります。初めてペース走やサーキット等のメニューをしたときは「自分はいま何のために走っているのだろう、ここで止まれば楽になれるのに」という考えがループしながら必死に走っていました。
ですが、先輩方や同期の励ましから、初めて走りきることができた時の達成感は凄かったです。できた自分が誇らしいのと応援して下さる方への感謝で一杯でした。

 私は昔からメンタルが弱く、またそんな自分が嫌でした。ですが、スキー部の練習を通して辛くてもやりきる“ど根性精神”が少しずつ、ついてきているように感じます。これからは、毎回の部活で何かしら成長したと感じられるよう努力していこうと思います。

 また、運動部に入ったからには、練習面だけでなく礼儀作法等もしっかり学んでいきたいです。
 今はまだ部活についていくので精一杯ですが、少しでもスキー部に貢献できるよう日々精進してまいりたいと思っております。

入部理由 / 1年 川野 浩太郎

 失礼します。今年度学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました、法学部政治学科1年の川野浩太郎と申します。簡単ですが入部した経緯を説明させて頂きます。

 一言で言いますと進学先が学習院大学に決まった時点でスキー部に入部することは決めていました。
 自分は幼いころから家族でスキーに行っておりその中でスキーに魅了され、競技としてスキーをしてみたいという気持ちが強くなりました。そのため中学受験でスキー部がある中学を受け、埼玉にある「城北埼玉中学高等学校」に入学したときにはスキー部に入部しアルペンスキーを中高6年間色々な方々の支えによって活動してきました。

 6年間特筆すべき結果も出せず悔しい思いをし、涙した時もありますが自分が本当に努力してきたものはスキーしかなく大学でもスキーを続けるという考えになるにはそう難しい判断ではありませんでした。

 しかし中高の部活は緩く大学の体育会とは全くの別物であったためにアルペンを大学の体育会で続けていくことは不可能だと考えており、漠然にサークルで続けて行くものだと考えていました。
 しかし大学の進学先が学習院に決まり調べてみたらサークルでアルペンをやる環境は無くまた、体育会であっても門戸が広く自分でも入部することが可能だと知り、体育会で4年間必死に努力しアルペンスキーを続ける覚悟を決め4月1日にスキー部の部室を訪れ、部室を出るときにはもう短冊に自分の名前を書き入部の意思を示しました。

 簡単ですがこれを入部理由とさせていただきます。

入部理由 / 1年 足立 昇平

 失礼します。今年度より学習院大学輔仁会スキー部に入部させていただきました文学部心理学科1年、足立昇平と申します。

 中学時代はバスケットボール部、高校時代は帰宅部でした。
 大学に入ったら部活であれ、サークルにでも入り体を動かしたいと思っていました。なのでスキー部なのに月曜日の朝練に行なうバスケットボール、また院内大会に出場するということは大学ではまたバスケットボールを続けたいと思っていた私にとってとても魅力的でした。
 そんな中私はハンドボール部とスキー部とバスケットボールのサークルで迷っていました。というのもハンドボールを学校の体育で何度かやり、とても楽しかったからです。またハンドボールを大学でやれるということはとても面白いことだなと興味を持っていました。しかし生涯スポーツと呼ばれるスキーに対しての思いもかなり強く、好きなスキーを一緒にやれる仲間を作れるということも私にとってかなり魅力的でした。

 自分がスキーを始めた理由は私の父がとてもスキーが好きだからです。
 また幼い頃からスキーに連れていってもらっています。父は国内だけでなく海外でスキーをする程好きで、贅沢ではありますが何度か一緒に行った経験もあります。ですが競技スキーをしたことがありません。なので先輩方に多くの迷惑をかけてしまうかもしれません。
 しかし趣味でスキーをやっている中で一度は競技スキーというものをやってみたく、速いターンを何度も繰り返し、滑走しているアルペンスキーに対して強い憧れを持ってもいました。そんな中競技スキーをやれるいい機会なのではないかと思いました。これらの理由でスキー部への入部をさせていただきました。

 今練習に参加させていただいてから何週間か経ちますが、練習の中にはもちろんきついメニューももちろんありますが、その中で朝からやりきった達成感に充実している日々を過ごさせていただいています。
 先ほども申し上げた通り競技スキーは初めてなので今は不安な気持ちでいっぱいですが、冬に向けてしっかり陸上のトレーニングを全力で取り組み、体を作り上げ、人一倍努力をして少しでも経験者の皆さんについていけるよう、追いつけるよう、追い越せるように頑張っていきたいと思います。

2年目 / ノルディック班2年 瀬川 莉紗子

 先日、新入生10名が正式に入部をし新たなスキー部としての一年が始まりました。大学生活1年目を終えて、昨年は非常に密度の濃い一年であったと感じています。

 その生活の軸にはスキー部がありました。とはいえ、昨年の私は環境の変化やすべてが初めての経験という中で、ついていくのが精一杯で余裕がなかったように思います。今年度はそういった昨年の反省を踏まえて、見通しを持って計画性のある生活することを目指したいです。

 練習面ではタイムレースに向けての調整であったり、長期的にはシーズンに向けての体力の向上であったりを意識していきたいです。これは当たり前のことかもしれませんが、シーズンを一度経験したことで陸トレに対する意識も少し変わったので昨年より具体的なイメージを持って練習できると思います。

 そして最終的にはインカレという目標があります。昨年度初めてインカレを経験し、純粋にもっと上手くなりたいと思いました。個人フリー・クラシカル、リレーともに自分はまだまだ実力不足であると痛感しました。私は人一倍体力がないので、陸トレ期間は体力面、シーズンは技術面の向上に重点を置いて取り組んでいきたいです。
 また、後輩ができたので先輩としても一層責任を持って活動していかなければならないと思っています。

 部活と学業の両立のためにも、昨年の反省を生かして時間の使い方を工夫しながら充実した一年を過ごせるよう頑張りたいと思いますので、本年度もよろしくお願い致します。

第1回タイムレースリザルト/5月13日(土)天気:雨

【男子 出走 14:30】 欠席:安藤

順位 氏名 1 2 3 4 5 合計 前回比 ベスト比
1 赤司 3’41” 3’54” 3’50” 4’01” 3’51” 19’17” 18’33” +0’44” 18’32” +0’45”
2 望月 3’42” 4’01” 3’58” 4’04” 4’00” 19’45” 20’08” -0’23” 20’08” -0’23”
3 藤後 3’42” 4’02” 3’57” 4’06” 4’07” 19’54” 19’57” -0’03” 19’57” -0’03”
4 伊藤 3’53” 4’02” 4’04” 4’16” 4’04” 20’19” 21’10” -0’51” 20’45” -0’26”
5 足立 4’05” 4’14” 4’22” 4’27” 4’00” 21’08”
6 頼光 3’51” 4’21” 4’24” 4’30” 4’22” 21’28” 21’32” -0’04” 21’32” -0’04”
7 前田 4’05” 4’25” 4’40” 4’41” 4’22” 22’16”
8 4’11” 4’29” 4’38” 4’41” 4’22” 22’21” 21’44” +0’37” 21’44” +0’37”
9 川野 4’19” 4’42” 4’35” 4’39” 4’11” 22’24”
10 吉田(汰) 4’10” 4’39” 4’42” 4’42” 4’12” 22’25”
11 吉田(祐) 4’07” 4’30” 4’44” 4’49” 4’32” 22’42”
12 白井 4’17” 4’34” 4’41” 4’44” 4’36” 22’52”
13 山本 4’20” 4’46” 4’58” 5’02” 4’37” 23’43”
OB 増田さん 3’41” 3’54” 3’48” 3’48” 3’40” 18’51”
OB 森山さん 3’58” 3’55” 4’23” 4’31” 4’17” 21’04”

 

【女子 出走 14:00】 欠席:小山

順位 氏名 1 2 3 合計 前回比 ベスト比
1 五十嵐 4’36” 4’54” 4’52” 14’22” 14’05” +0’17” 14’05” +0’17”
2 市川 4’59” 5’04” 4’52” 14’55” 15’44” -0’49” 14’58” -0’03”
3 瀬川 5’03” 5’21” 5’15” 15’39” 15’08” +0’31”
4 間瀬 5’25” 5’26” 5’27” 16’18”
5 海老根 5’26” 5’26” 5’43” 16’35”

第1回タイムレースのお知らせ

5月13日(土)

女子出走14:00
男子出走14:30
場所:百周年記念会館付近

今シーズン初めてのタイムレースとなります。
新入生をたくさん迎え、さらに活気のあるタイムレースにしたいと思います。
お時間のある方、ぜひ応援にいらしてください。部員一同お待ちしております。
よろしくお願い致します。

新歓報告 / ノルディック班2年 市川 真衣

 初めてのインカレを終え、早いものでスキー部2年目になりました。そして4月になり、新入生を練習に迎え、練習に少し活気が出てきた気がします。新歓は2年生が担当ということで、今日まで頑張って参りました。

 今年度は雪桜会からの支援金ありがとうございました。今年は新歓スキーは計画せず、その分のお金で新歓期間にイベントをたくさんやり、新入生を勧誘しようという考えになりました。マネージャーを募集するということで女子会を開催したり、新歓スキーの代わりにローラースキー体験会というものを計画しました。

 まず新歓初日は部室に新入生にたくさん来てもらおうと考え、部室にてピザパーティーを開催しました。ピザを食べたい新入生や、スキー部に少しでも興味のある新入生に部室に来てもらうことができました。
 2日は午後5時からお食事会として焼肉の食べ放題を開催しました。その日は朝から焼肉に来てもらうために新入生に宣伝活動をしました。その結果、9人の新入生がお食事会に来てくれました。しかし、少し反省点があります。焼肉にしたため、新入生が男子しか来ませんでした。女子が誰も来ませんでした。これは来年に生かしたい反省点です。
 ですが、ありがたいことにこの時点で5人の新入生がスキー部への入部を決めてくれました。

 3日は入学式ということで、イベントはやらず、ひたすら宣伝活動をしました。

 4日はパンケーキ女子会を開催しました。2日目のお食事会に男子しか参加しなかったので新入生の女子が参加してくれるかどうかとても心配でしたが、幸せのパンケーキに行くということを全面に押して、ツイッターでも宣伝をし、9人の女子が来てくれました。予想以上に人数が来てしまったため、急遽、2組に分かれて女子会をしました。お食事会とは違った雰囲気でスキー部を宣伝することができました。

 5日目は新歓期間最後の日でした。この日は最後のお食事会として、もんじゃとお好み焼きの食べ放題を開催しました。14人もの新入生が来てくれました。もんじゃやお好み焼きを作りながら、盛り上がりました。

 6日は新入生の予定がないということで、西浦和にてローラースキー体験会を開催しました。3人の新入生が参加してくれました。シーズン以外でスキーを少しでもイメージすることができるローラースキーとブレードを体験してもらいました。新入生に楽しんでもらえたようで何よりでした。

 今回の新歓は、準備が遅い、計画不足など、先輩方にたくさんご迷惑をおかけしました。今まで人を仕切ったり、まとめたりしたことがなかったので、上に立つ人の大変さを感じました。
 今、男子5人、女子2人の計7人の新入生が入部を決めてくれています。新入生に負けないように頑張ってまいります。
今年も応援の程よろしくお願いいたします。

新歓のご報告 / ノルディック班2年 藤後 達之

 今年度新歓大臣を務めましたノルディック班2年の藤後達之です。同期や先輩方に大きく助けられた新歓ですが、今年度も無事に終えることができました。
多くの入部を希望してくれている一年生が積極的に朝練に参加してくれ、スキー部が一層活気にあふれています。

 今年度もピザパーティ、お食事会を2回、女子会を1回開きました。一年生はもちろんのこと、部員も楽しめた良い機会だったと思います。スキーの体験も予算の都合上難しくさらに冬本番まで遠く、一年生にスキー部の魅力をしっかり伝えきれるか不安でした。
 しかし経験者だけでなく、未経験者までも「スキー部が気になり来ました!」という一年生がたくさんいてくれて、新歓期間の部室はいつもにぎやかでした!早いうちから部室に入り浸るようになった一年生もいました。スキー部の良い部分の一つであるアットホームな雰囲気はしっかり伝わったと思います。また練習の時の締めるときは締めるという切り替えも徐々に伝わっているかと思います。

 これから本入部を迎えスキー部の一員となる一年生は当然のことですが分からないことだらけなので自分たちがしっかり見本となるように振る舞い、引っ張っていけるように努めていきたいと思います。
 また、今年度の新歓では準備の時間が多くとれなかったので今後はさらに余裕をもって計画していきたいと思います。その中で今年度できなかったことに挑戦できるかも考えていきたいです。

 以上、手短ではありますが今年度新歓のご報告とさせていただきます。
今年度もよろしくお願い致します。

卒業を前に / マネージャー4年 五十洲 実咲

卒業を無事に迎えられ、ホッとしています。
スキー部で過ごした4年間を振り返ってみると、後悔することもなく、引退に際して寂しく感じることも一切なく、自分でも驚いてしまうくらい何もないのが正直な気持ちです。

4年間を決して適当に過ごした訳ではないということを前提にお話を進めます。

スキー部で過ごした1日1日が全力でした。
それ故にやりきった感が出ているのでは、と思っています。

現役時代、時に空回りしたり、上手くいかなかったり、悩んだこともありましたが
その度によく考え、違う方法でアプローチを試みるなど学年が上がるにつれ、良い加減でコントロールができるようになりました。

また考える事の重要さと同時に、深く考えすぎず挑戦してみることも必要だと気付くことができたのもスキー部での経験があってこそです。

スキー部での経験は私を大きく成長させてくれました。
社会人デビューを目前に控えた今、自分の成長を至るところで感じています。

そして、なぜ寂しくないのか。

それは、スキー部がずっと変わらず在るからだと思います。

「いつでも戻ってこられる気がする。」という不思議と湧き上がる自信と、現役だけでなく、OBOGの方々の温かみに触れた4年間の経験、

たったそれだけですが、その2つだけで寂しさを感じられないほど、沢山の人に支えられて現役生活を終えることができた私は本当に幸せ者だと思います。

体育会である以上、もちろん結果にも拘らなければなりません。しかし、現役の皆さんはそれと並行して「人間力」の深さ、「人と人との繋がり」の面白さも感じながら現役生活を過ごしてほしいと思います。好きなことができる上に、人間としても成長できる。この環境は、まさに一石二鳥です。もしかしたらその4年間は誰もが認める努力を重ねても中々結果が思うように出ず、失敗体験ばかりと感じる現役もいるかもしれません。それでも「人間力」や「人と人との繋がり」が実る日、成功体験は必ず訪れます。決して諦めず、4年間やり切り、自分だけの宝物を見つけて欲しいと思います。

私の宝物は1番に「人と人との繋がり」、その次に「自分自身の成長」です。どちらも一生ものの大切な宝物です。色々なこともありましたが、その都度多くの人に支えて頂きながら、この日を迎えることができました。いつか私も支える側になることを目標に、新たな場所で頑張ります。

4年間本当にありがとうございました。