2年目の「トレーニングチーフとして」 / ノルディック班4年 倉持 奈未

5人もいるトレーニングチーフの中で、2年目の私に求められる役割は何だろうか。

この疑問は、私がトレーニングチーフとして仕事をするにあたって常に考えるようにしていることだ。去年の自分が書いた活動報告を見直してみた。トレーニングチーフを任された昨年は、自分の競技力を高めることと、チームを強くすることの両立に悩む日々だった。部員一人ひとりの練習や成長に目を配りながらも、自分自身が結果を残し、チームを引っ張れる存在でありたいという思いが強かった。思うような結果が出ず、後輩に負ける悔しさを味わうこともあったが、同時に、彼らの成長を支えることに喜びを感じるようにもなった。

そして4年生になった今、チームに対する意識はさらに変わったように思う。練習を考え、部員と向き合い、チームの課題を探す中で、強さとは単に自分が速く走れることだけではないと実感している。一人ひとりが力を伸ばし、互いに刺激を与え合えるようにし、今年のことだけでなく、自分が卒業した後のこともしっかり考える。これがトレーニングチーフとして果たすべき役割なのだと思う。もちろん、自分自身が誰よりも強くなりたいという気持ちは変わらない。ただ今は、その強さを自分のためだけでなく、チームの勝利につなげたいと考えている。今はノルディック班女子の1人が大腿骨を骨折してしまい、毎回ノル女2人で走っている状況だからこそ、来年の新一年生を育てるときに困らないように、私にできる限りの成長の機会を後輩に与えたい。

これまでのインカレでは、努力を重ねても思い描いた結果に届かず、悔しさを持ち帰ることが何度もあった。だからこそ、最後のシーズンに懸ける思いは強い。4年間の集大成として、自分が納得できる結果を残したい。そして、これまで一緒に練習を重ねてきた後輩たちが、自分の力を最大限に発揮できるよう、最後までできることを尽くしたい。選手としてもトレーニングチーフとしても、悔いのない準備を積み重ねていくつもりだ。

ここまで競技を続けてこられたのは、監督・コーチの方々、先輩方、後輩、そして苦しい時も楽しい時も共に過ごしてきた同期の存在があったからこそだ。これまで受け取ってきた支えや学びを、今度は自分がチームに還元する番だと思っている。4年間の感謝を胸に、一日一日の練習を大切にしながら、最後の冬を全力で駆け抜けたい。そしてシーズンの終わりには、仲間と心から笑い合えるような結果をつかみ取りたい。