二年目の夏合宿が終わった。今回の合宿では新たに一年生が加わり、自分自身の練習に取り組むだけでなく、後輩への声掛けや指導についても考える必要があった。一方で、昨年の夏合宿での自分の姿を振り返ると、練習についていくことができず、苦しい場面も多かった。そのため、今回の合宿では「昨年の自分を超えること」も自分自身の課題の一つとしていた。合宿を迎えるにあたって不安もあったが、二年目になってからの普段の練習では、昨年よりも気持ちに余裕を持って取り組めるようになり、シーズンインに向けて継続的に練習することができていた。そのため、昨年よりも少し自信を持った状態で夏合宿に臨むことができた。
今年の夏合宿は例年とは少し異なるメニュー構成となっており、
1日目 登山
2日目 一般班・アルペン班 アジリティと水泳
ノルディック班 ローラー練
3日目 中距離ペース走と下見LSD
4日目 タイムレースと球技
5日目 ウェイトトレーニング
を行った。
今回のメニューの中でも、特に自分の課題として感じたのが中距離ペース走とタイムレースである。中距離ペース走では、昨年、一周目の序盤で転倒し、その後周回遅れになってしまった経験があり、今回はその経験がトラウマとして残った状態で挑んだ。結果として、今回も最初から集団についていくことはできなかった。しかし、昨年のように周回遅れになることはなく、レスト後のスタートも集団と同じタイミングで出ることができた。この点については、昨年からの成長を実感することができた。一方で、ペース走である以上、決められた時間内にできるだけ多くの本数を走り切ることが求められる。来年は集団についていける本数を増やし、より高いレベルで練習に取り組めるようにしたい。
タイムレースでは、昨年は時間内に完走することができず、記録がDNFとなってしまった。そのため、今回は足切りとなる2時間以内での完走を目標にして挑んだ。結果は1時間52分で完走することができ、昨年の自分を超えるという目標は達成することができた。しかし、走り終えてみると、正直もう少し速く走ることができたのではないかとも感じた。タイムレース中の平均心拍数は171だったが、走っている間はある程度安定しており、会話ができる程度の余裕もあった。その一方で、最後の3kmで大きくペースが落ちてしまったため、今後はより高い強度で最後まで走り切る力を身につけたい。
また、今回のタイムレースでは右足首の内くるぶし側の痛みも課題となった。普段から7km程度走ると痛みが出てしまうため、今後は原因を探り、痛みを改善していきたい。足の痛みに気を取られることなく走ることができれば、より自分の力を出し切れると思うので、来年の夏合宿までに改善することを一つの目標としたい。
また、今回の合宿では、練習面だけでなく後輩へのアプローチについても考える機会となった。この約半年間で一年生とは多く話してきたが、私は自分の性格上、後輩に対して厳しく指導することが得意ではない。しかし、現段階で改善するべき点があるにもかかわらず何も伝えなければ、そのまま改善されないだけでなく、今の一年生が二年生になったときにも、後輩に対して緩い指導しかできない状況につながってしまう可能性があると思う。それでは、普段の練習への取り組みだけでなく、インカレという高い目標を掲げる体育会スキー部としての意識にも影響してしまう。
だからこそ、今回の合宿では一年生に対して一度しっかり向き合い、話し合いの場を設けて指導を行った。このミーティングを通して、一年生が私たち二年生の話をどのように受け止めたのかは分からないが、後期の部活動での取り組みや姿勢を見ながら、必要なときには声を掛けていきたい。そして、一年生が二年生になったときに、「この一年間で自分は成長できた」と感じてくれたら嬉しいと思う。
私自身も二年生になり、一年生の頃とは違った視点で物事を考えられるようになった。自分の弱い部分や改善すべき点についても、以前より明確に分析できるようになったと感じている。一般班・アルペン班の女子が7人いる中で、このオフ期間をどのように過ごせば班に残り、インカレ出場枠4人の中に入り、さらに成績を残すことができるのかを考えながら、日々の部活動に取り組めていることは、昨年からの大きな変化だと思う。
今回の夏合宿では、練習面だけでなく、精神面においても自分自身の成長を感じることができた。一方で、まだまだ課題も多く、自分の目標を達成するためには、ここからのオフ期間の過ごし方が重要になる。今回の合宿で感じた課題をそのままにせず、一つずつ改善し、常に高い目標を持って練習に取り組んでいきたい。そして、シーズンインしたときに昨年よりも成長した自分でスタートラインに立てるよう、日々精進していきたい。
