前期を終えて / ノルディック班2年 熱海 百合香

同じ場所で同じ時間を過ごしていても、各々が抱く思いや課題が異なるのは当たり前だと感じる。

二年生の前期を終えるにあたり、まず私が取り組むべき課題はタイムレースの自己ベスト更新だと考えていた。昨年、私は結果が出ないことへの悔しさの方に意識が向いてしまい、がむしゃらに練習を重ねていたがそれでは飛躍的な成長には繋がらず、今思えば練習量も全然足りていなかった。

だからこそ、今年度はアプローチを変えることにした。
大きな目標よりもメニューの一本一本、この400m、この600m、この1km、3km、5km、合計10km。一本一本やり切れたという事実を作って積み重ねていくゲームのようにし、また土曜日の午前中に練習の時間を設け、二部練の効果から体力を増やそうと試みた。そして、第2回タイムレースでは13分40秒という記録を残すことができ、今年度最初の課題を達成することができた。これからもこのような努力を続けて記録を伸ばしていきたい。

その一方で、二年生としての課題はまだ道半ばである。
スキーもランニングも言ってしまえば自分の体一つで挑む個人競技であるが、このスキー部は実は人と向き合う時間が非常に多い環境だと感じる。個人競技ゆえに自分に意識が飛んでしまい自己完結してしまうが、周りを見れば同じように一緒に走っている人がおり、一人で滑っていたとしても必ず見てくれる人がいる。

また後日談という形であの時はこうだった、と話す話題が多いと感じる。それは一人で向き合うよりもはるかに団体感・仲間意識を感じ、時にライバル意識を燃やされ、お互い意識し合うだろう。私は環境にも人にも恵まれていると感じる。そのため、もっと視野を広くし客観的目線を持って、チーム全体に良い影響を与えられる存在になりたい。

二年生という立場は、一年生から見れば一つ先を歩く先輩である一方、自分自身もまだまだ発展途上で改善すべき点もある。だからこそ、私が二年生として果たすべき課題は自身の成長と周りを見る力を養うことだと考える。これから夏合宿やその先にシーズンがあるが、まずは周りの人への感謝を忘れず取り組めば、自然と自分が周りに対してどのように向き合えばいいのかわかるはずだ。そして、それがわかったならば誠実に行動に移していきたい。