反省と改善 / ノルディック班3年 濵田 侑真

 コロナ渦中に入った私がスキー部に入って初めてちゃんと部活動をすることができた前期トレーニングだった。また、学内でトレーニングするのを3年だが、初めてであり何だか上級生だが、良くも悪くも新鮮な感じで前期の陸上トレーニングをすることができたと思う。

 結果として私自身今年度の前期の陸上トレーニングは納得がいってない。上級生、かつノルディック班であるのに走りは全くといっていいほど去年から成長できなかったと感じた。しかし、実際自主練も含めて去年よりも走破距離は増えていたし、前期までの目標であった体重を落とすことはできていた(-4㎏減量した)。ではなぜこうなってしまったのだろうかとタイムレース後に考え、プロや実際の練習などの動画を拝見したところ一つの大きな要因があると感じられた。

 それは単純に走り方に問題があると感じられた。自分の走り方は前かがみで姿勢があまり良くなく疲れてしまう走り方をしていた。しかし、他のプロの選手やランが速い同期の走り方をみたら姿勢がよく脱力していて疲れない走り方をしていた。

 今まで入る距離を単に増やせば必然と早くなると脳筋混じりである考え方をしていた自分にとって衝撃な差であり、考えて走らなければならないと重く受け止めた。前期途中で森山コーチに姿勢が悪いことをご指摘いただき改善しようと頭では考えていたが正直走っていれば改善していくだろうと楽観視していたと心のどこかでは思ってしまっていたと反省している。受け身ではなく自分から行動して改善しなければ本当に身にならないのだと3年になってやっと実感した。

 3年の前期でこのことに気付くのは遅いと思う人が多数だと思う、自分も気づくのが遅すぎたと後悔している。しかし、逆に今この前期で気づけて良かったとも感じる。まだ、シーズンまで夏休みと後期の陸上トレーニングがある。そこで今回の問題を改善し、役立つことができ、2月の本番のインカレで結果を残せればいいと私は思う。先ずはこのオフ期間に改善をし、目先の夏合宿、改善した自分と向き合える場所でいい姿を見せ、後期のトレーニングにいいスタートを切りたいと思う。