長い夏のトレーニングを終え、いよいよ冬本番がやってきました。そして、12月23日から28日までの北海道、朝里川温泉スキー場での合宿と1月3日から11日までの長野県、菅平高原での合宿を無事に終えることができました。
春にスキー部に入って以来スキーをほとんど履いていなかった自分としては、最初スキーを履いて斜面を滑ることができるというだけでとても楽しいものでした。しかし、いざコーチがつくとなると話が変わります。自分の滑りにさんざんダメ出しをされる。コーチの言うことを理解はできるが、いざ雪上でやろうとするとさっぱりうまくいかない。嫌になることが多々ありました。そのうえ、北海道では気温が-10℃以下という寒さである上に吹雪いているという過酷な環境は「帰りたい」という気持ちをより一層強くしました。このように、初めてのスキー部での冬合宿は楽しいというよりもつらいものでした。 しかし、菅平高原での合宿は違いました。コーチにさんざんダメ出しされるという点は特に変わりません。ですが、少しだけではありますが上達したという実感を得られたのです。また、10日、11日にあった大会で同期や先輩の滑りを目の当たりにしたことで「上手くなりたい」と強く思うことができました。スキーというスポーツの面白さを感じられたように思います。 スキー部での冬合宿は中々に大変なものとなりました。その一方で楽しいだけのスキー旅行にはなかった、なかなか進歩しないもどかしさ、そして上達した時の喜び等々をひっくるめた様々な「楽しさ」を感じ取ることができました。怪我なく東京に戻ってこれたことを喜ぶのも程々に、またスキーがしたくなります。次の合宿に備えて精一杯の準備をしていこうと思います。 |
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