第82回 全日本学生スキー選手権大会

一般・アルペン班2年 石田 真理
2009年1月12日~18日
白馬スキー場
 大学に入学してから6月末までスキー部に入るか迷っていたために、はじめはスキー部に馴染めず一年間が終わるのではと不安だった。が、いざ入ってみると、入部するまでさんざん迷惑をかけたにも関わらず、温かく迎えてくれた。
 そんなスキー部とひと夏を過ごし、北海道合宿を乗り越えやっときたインカレ。
今回は私たち一年生にとっては初めてのインカレ。全国の大学生のスキーヤーが一挙に集うだけあり、全国でも名の通っている一部校の選手たち、大学生から競技スキーを始めた選手たちと様々な選手がおり、選手会は異様な雰囲気が漂っていた。
ボードコントロールが終わりビブを受け取った。私のビブナンバーは27。“来年こそはトップシードに絡みたい!”と強く思った。

 女子GSの日。枠があるため、選手として出場できる一年生女子は三人中二人。
出場したくてもすることのできない仲間のためにも自分にできるだけの結果を残そうと誓い挑んだ一本目。人工的に作られたウェーブと、一部校の滑った後のコースの掘れに苦戦しながらもなんとかゴール。同期の矢島もウェーブに負けず無事ゴールし、いざ二本目のスタートへ。二本目も全力で滑ったが結果は21位だった。今シーズンから競技スキーを始めた矢島は39位。すごい健闘ぶりだった。私はというと、「納得!」という結果は出せなかったが、今の自分にできる限りの滑りはした。

 女子SLの前日はアルペン班女子一年全員で学校へ帰りテスト。テストが終わり安比まで戻りチューンをし、寝たのは二時近く。この時ばかりは心理学科であることを後悔したが、次の朝起きてみるとそんな事は関係なくやる気が湧いていた。
 この日出場した一年女子はGSに出場できなかった新倉と私の二人。朝アップポールに入る時間もなく、フリーをして一本目に挑んだ。新倉は二本とも完走し25位と結果が残せたが私は一本目途中棄権という結果に終わった。スタート前に何度もいろいろな方に“あそこのウェーブ気をつけろよ!”と言われたにも関わらずちょうどその場所でコースアウトしてしまった。トップ選手も完走率が悪く、完走していれば・・・!というレースだったために余計ショックだった。しかしそれ以上に、緊張し自分の滑りができなかった事が一番ショックだった。

 初めてのインカレはたくさんの課題が残った試合となった。来年こそは課題を一つ一つクリアし、ポイントゲットという形で結果が残せたらと思う。男子二部昇格に続き、女子も一部昇格できるよう、1ポイントでも取ってチームにプラスになるよう頑張っていきたい。
 インカレを通してチームのために戦うという事を学んだ。それと同時に、同期の大切さを改めて感じた。この同期だからこそ夏も乗り越え、冬も頑張れていると思う。これから四年間、一人も欠かす事無くこの五人で戦っていきたいと本気で思った。

 最後になりましたが、応援してくださったOB・OGの方々、お忙しいなか八幡平まで足を運んでくださったOB・OGの方々、本当にありがとうございました。OB・OGの方々の応援あっての二部昇格であると強く感じております。来シーズンは今シーズンに負けず劣らず、すべての競技において強く速く行きたいと思いますので、これからも宜しくお願いいたします。

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