幹部交代のご報告

3月3日に幹部交代を迎えました。
今年度も一般合宿を残すのみとなりましたが、最後まで精一杯活動していきます。
来年度もご指導ご声援の程、よろしくお願い致します。

【主将】
小林 晋也 (新4年/一般・アルペン班)

【副将 兼 女子主将】
田中 美都 (新4年/ノルディック班)

【主務】
川野 雄貴 (新3年/ノルディック班)

【会計】
影山 鉄  (新3年/一般・アルペン班)

【男子ノルディック班トレーニングチーフ】
吉野 智則 (新3年/ノルディック班)

【男子一般・アルペン班トレーニングチーフ】
森山 文彦 (新3年/一般・アルペン班)

【女子トレーニングチーフ】
佐藤 直  (新3年/一般・アルペン班)

雪煙ポータルサイトのお知らせ

 昨年度よりサイト運営になりました雪煙ですが、過去の書籍版もweb上で閲覧したいというご要望がありましたので、「雪煙ポータルサイト」を立ち上げ、徐々に過去の雪煙も掲載していければと思っております。
 立ち上げたばかりですので間違いや不具合などがございましたらご連絡ください。
 サイトは右にあるバナーから行くことができます。
 また、雪煙を閲覧するにはパスワードが必要です。詳細は「お問い合わせ」までご連絡ください。

四大戦スキー競技のお知らせ

今年も伝統の四大戦スキー競技が野沢温泉にて行われます。
詳細は以下の通りです。

[日程] 2月10日男子10キロ・女子5キロフリー
11日男女リレー
12日男女GS・SL

[宿泊] 千歳館リゾートイン・チトセ
〒389-2502
長野県下高井郡野沢温泉大字豊郷大湯9315

[競技場] アルペン:野沢温泉スキー場カンダハーコース
ノルディック:南原総合グラウンド

学習院は毎年優勝を納めてきていますので、今年も優勝目指して全力を尽くします!
四大スキー部の女子部員が減ってしまったためエキシビションという形になる女子種目ですが、実力伯仲の熱い部内争い、女子部員も本気で戦います!

いい結果報告が出来るよう頑張って参りますので、ぜひご声援の程よろしくお願い致します。

最後の年に向けて

一般・アルペン班4年 矢島 優里
 初めてスキー部の部室に訪れたあの日を、今でもよく覚えています。ただ単純に、楽しくスキーがしたいと思っていた私は、楽しそうな雰囲気に憧れて入部を決意しました。そして間違いなく、スキー部は楽しかったです。そして同じぐらい苦しかったです。

 初心者は結果でないよ。
と言われて入部した私は、とにかくがむしゃらにやってきました。何かしら結果を出して、チームに貢献したい気持ちが強くありました。特に下級生の時ですが、やはり体育会で競技をやる以上結果をカタチで残さないと、自分が時間も労力もお金も割いてきた意味、それ以上にチームに所属している存在意義がないと考えていました。少し焦っていました。
 だから今考えると運動部常任委員会に入った理由も、部活を辞められない理由を作って、逃げ場をなくして追い込みたかったのかな、と思います。

 さてさて、4年生になった今、チームへの貢献の仕方は様々だと本当に思います。試合に勝つ事がチームにとって一番良いのは間違いないのですが、表舞台で活躍できる人の何倍もの数の人が、裏から支えている事に気付きました。
 昨年トレーニングチーフとして、本当にたくさんの事を経験させて頂きました。その中でノルディックのリレーを走ることができ、アルペンでも(運よく)ポイントを獲得でき、過程も結果も充実したものとなりました。

 でもその過程も結果も、決して私一人のものではありません。スキー部の仲間、スキーを通して出会えた仲間がいてくれたからです。OB・OGのバックアップも本当に心強かったです。事あるごとに感謝をせずにはいられませんでした。

 最後の一年を目前にして、今まで支えてくれた人達へ何ができるだろう、ということばかり考えています。しかし受け継いだ伝統をきちんと伝えられているのか、昨年以上の結果を残せるのか、正直不安です。

 部活は「初めて」の事だらけで、不器用な私は本当に苦労しました。初めて経験する長い長い合宿にポールのセット。慣れない事だらけの私を助けてくれたのは同期でした。いつも愚痴を言い合って、おバカなこと言って、本音をぶつけ合って。同期には本当に感謝しています。

 もう泣いても笑っても最後です。「あの矢島がもう4年か~」と諸先輩方は思われているかもしれません。私が一番思っています。
最後は笑って終わるために、自分にできる限りの事は全部やります。せっかく始めたアルペンもノルディックも、結果残して何かカタチにしたいです(そして上げ逃げしたい・・)。

 ここまで成長させてくれてありがとう、スキー部。今年は私から恩返しさせて下さい。

一年目を終えて

ノルディック班2年 川野 雄貴
 昨年の四月、偶然の重なりにより、私はこの輔仁会スキー部に入部した。それから早くも一年が経ち、私は二年生になった。この一年間は本当にあっという間だった。振り返ってみれば、すべてのことがつい最近のことのように思える。それだけ充実した一年だった。ここまで充実した時間が過ごせたのはスキー部だからこそだと思う。私はこの部活で感じたのは部員同士の仲が良い、横のつながりはもちろん、特に、縦のつながりが強いということ、先輩と後輩との距離がとても近いということだ。

 私は中学・高校と野球部に所属し、活動していたが、正直なところ先輩というのは畏れ多い存在だった。しかし、スキー部の先輩方はとても近い存在で、一緒に食事をしたり、休日は一緒に遊ぶこともあった。そのため、先輩方と話す機会も多く、すぐに部活に馴染むことができた。そんなことは野球部時代には考えられなかったことである。

 長い冬の合宿期間もスキー部ならではだと思う。十二月から二月までの間、合計すれば二ヶ月以上の時間を部員と寝食を共にする。そして、毎日一つの目標に向かって練習する。これだけ長い期間を一緒に過ごせば、部員同士の仲も自然と深まる。そのため、ただ単に部員同士の仲が良いというわけではなく、何か絆のようなものができるのではないかと私は感じた。そんな中で、昨季の私の目標は競技で結果を出し、スキー部に貢献し、先輩方への恩返しをすることだった。そのため、インカレで二部残留に貢献できたということにより、目標は達成できたと思う。

 今季は三つの目標がある。一つ目は、今年は二年生となり、後輩ができるため、私たちに先輩方がしてくれたように、まずは後輩の過ごしやすい雰囲気を作ることである。二つ目は個人的なことであるが、昨季は後期に怪我をし、思うようにトレーニングができずに悔しい思いをしたので、怪我をしないこと、怪我をしない身体作りを心がけることである。そして三つ目の最大の目標はやはり、二部残留である。これは私だけでなく、今季の部全体の目標でもあるだろう。しかし、この目標は先輩が抜け、事実上、ノルディック班男子が私と吉野だけとなった今、昨季よりも達成が困難である。そのため、私たちは昨季以上に努力し、卒業した先輩の穴を埋めなければなければならない。そう簡単なことではないが、同期と協力し、特に吉野とは、ノルディック班を引っ張る、いや、部全体を引っ張っていくつもりで頑張っていこうと思っている。「先輩方への恩返し」のために。