新歓報告 / ノルディック班2年 市川 真衣

 初めてのインカレを終え、早いものでスキー部2年目になりました。そして4月になり、新入生を練習に迎え、練習に少し活気が出てきた気がします。新歓は2年生が担当ということで、今日まで頑張って参りました。

 今年度は雪桜会からの支援金ありがとうございました。今年は新歓スキーは計画せず、その分のお金で新歓期間にイベントをたくさんやり、新入生を勧誘しようという考えになりました。マネージャーを募集するということで女子会を開催したり、新歓スキーの代わりにローラースキー体験会というものを計画しました。

 まず新歓初日は部室に新入生にたくさん来てもらおうと考え、部室にてピザパーティーを開催しました。ピザを食べたい新入生や、スキー部に少しでも興味のある新入生に部室に来てもらうことができました。
 2日は午後5時からお食事会として焼肉の食べ放題を開催しました。その日は朝から焼肉に来てもらうために新入生に宣伝活動をしました。その結果、9人の新入生がお食事会に来てくれました。しかし、少し反省点があります。焼肉にしたため、新入生が男子しか来ませんでした。女子が誰も来ませんでした。これは来年に生かしたい反省点です。
 ですが、ありがたいことにこの時点で5人の新入生がスキー部への入部を決めてくれました。

 3日は入学式ということで、イベントはやらず、ひたすら宣伝活動をしました。

 4日はパンケーキ女子会を開催しました。2日目のお食事会に男子しか参加しなかったので新入生の女子が参加してくれるかどうかとても心配でしたが、幸せのパンケーキに行くということを全面に押して、ツイッターでも宣伝をし、9人の女子が来てくれました。予想以上に人数が来てしまったため、急遽、2組に分かれて女子会をしました。お食事会とは違った雰囲気でスキー部を宣伝することができました。

 5日目は新歓期間最後の日でした。この日は最後のお食事会として、もんじゃとお好み焼きの食べ放題を開催しました。14人もの新入生が来てくれました。もんじゃやお好み焼きを作りながら、盛り上がりました。

 6日は新入生の予定がないということで、西浦和にてローラースキー体験会を開催しました。3人の新入生が参加してくれました。シーズン以外でスキーを少しでもイメージすることができるローラースキーとブレードを体験してもらいました。新入生に楽しんでもらえたようで何よりでした。

 今回の新歓は、準備が遅い、計画不足など、先輩方にたくさんご迷惑をおかけしました。今まで人を仕切ったり、まとめたりしたことがなかったので、上に立つ人の大変さを感じました。
 今、男子5人、女子2人の計7人の新入生が入部を決めてくれています。新入生に負けないように頑張ってまいります。
今年も応援の程よろしくお願いいたします。

新歓のご報告 / ノルディック班2年 藤後 達之

 今年度新歓大臣を務めましたノルディック班2年の藤後達之です。同期や先輩方に大きく助けられた新歓ですが、今年度も無事に終えることができました。
多くの入部を希望してくれている一年生が積極的に朝練に参加してくれ、スキー部が一層活気にあふれています。

 今年度もピザパーティ、お食事会を2回、女子会を1回開きました。一年生はもちろんのこと、部員も楽しめた良い機会だったと思います。スキーの体験も予算の都合上難しくさらに冬本番まで遠く、一年生にスキー部の魅力をしっかり伝えきれるか不安でした。
 しかし経験者だけでなく、未経験者までも「スキー部が気になり来ました!」という一年生がたくさんいてくれて、新歓期間の部室はいつもにぎやかでした!早いうちから部室に入り浸るようになった一年生もいました。スキー部の良い部分の一つであるアットホームな雰囲気はしっかり伝わったと思います。また練習の時の締めるときは締めるという切り替えも徐々に伝わっているかと思います。

 これから本入部を迎えスキー部の一員となる一年生は当然のことですが分からないことだらけなので自分たちがしっかり見本となるように振る舞い、引っ張っていけるように努めていきたいと思います。
 また、今年度の新歓では準備の時間が多くとれなかったので今後はさらに余裕をもって計画していきたいと思います。その中で今年度できなかったことに挑戦できるかも考えていきたいです。

 以上、手短ではありますが今年度新歓のご報告とさせていただきます。
今年度もよろしくお願い致します。

卒業を前に / マネージャー4年 五十洲 実咲

卒業を無事に迎えられ、ホッとしています。
スキー部で過ごした4年間を振り返ってみると、後悔することもなく、引退に際して寂しく感じることも一切なく、自分でも驚いてしまうくらい何もないのが正直な気持ちです。

4年間を決して適当に過ごした訳ではないということを前提にお話を進めます。

スキー部で過ごした1日1日が全力でした。
それ故にやりきった感が出ているのでは、と思っています。

現役時代、時に空回りしたり、上手くいかなかったり、悩んだこともありましたが
その度によく考え、違う方法でアプローチを試みるなど学年が上がるにつれ、良い加減でコントロールができるようになりました。

また考える事の重要さと同時に、深く考えすぎず挑戦してみることも必要だと気付くことができたのもスキー部での経験があってこそです。

スキー部での経験は私を大きく成長させてくれました。
社会人デビューを目前に控えた今、自分の成長を至るところで感じています。

そして、なぜ寂しくないのか。

それは、スキー部がずっと変わらず在るからだと思います。

「いつでも戻ってこられる気がする。」という不思議と湧き上がる自信と、現役だけでなく、OBOGの方々の温かみに触れた4年間の経験、

たったそれだけですが、その2つだけで寂しさを感じられないほど、沢山の人に支えられて現役生活を終えることができた私は本当に幸せ者だと思います。

体育会である以上、もちろん結果にも拘らなければなりません。しかし、現役の皆さんはそれと並行して「人間力」の深さ、「人と人との繋がり」の面白さも感じながら現役生活を過ごしてほしいと思います。好きなことができる上に、人間としても成長できる。この環境は、まさに一石二鳥です。もしかしたらその4年間は誰もが認める努力を重ねても中々結果が思うように出ず、失敗体験ばかりと感じる現役もいるかもしれません。それでも「人間力」や「人と人との繋がり」が実る日、成功体験は必ず訪れます。決して諦めず、4年間やり切り、自分だけの宝物を見つけて欲しいと思います。

私の宝物は1番に「人と人との繋がり」、その次に「自分自身の成長」です。どちらも一生ものの大切な宝物です。色々なこともありましたが、その都度多くの人に支えて頂きながら、この日を迎えることができました。いつか私も支える側になることを目標に、新たな場所で頑張ります。

4年間本当にありがとうございました。

4年間を振り返って / 一般・アルペン班4年 土田 英

 入部してから早4年が経ち、現役としてのラストレースを終え、私の14年間続けてきた選手生活は幕を閉じました。スキーを通じて多くの人に出会い、多くのことを学び、これら全ては私の一生の宝物です。

 この4年間を振り返ってみると、思い出は書ききれないほど沢山あります。
2部昇格、2部残留、チーフとして、主将として、怪我、失敗、敗北など良い思い出も、苦い思い出も、忘れられない出来事は多々ありました。ここでは、この4年間で学んだことと、今後について書きたいと思います。

 スキー部に入って「自分で考えること」の重要性を学びました。経験者として入部した私は、当初走ってばかりいる部活に困惑し、不満を抱いていました。アルペンにとって走る意味なんてない!と。このメニューはチーフが決めたことであり、それに対して意見も言えず、ただただ不貞腐れながら漠然とこなすだけでした。
 しかし、この「走る」ことをアルペンとは関係なく考え、走る意味を自分の中で追求した結果、走ることをポジティブに捉えることができるようになり、トレーニングは一気に楽しいものに変わりました。組織に入った以上は、その組織の流れに逆らうだけでなく、順応し、その中で何が出来るかを考えた方が、得るものは大きいと気付きました。与えられたものに対してどれだけの付加価値を自分で加えることができるか、これは自分が大きく成長できるかどうかに関わってくると思います。「自分で考える」ということは、今後社会に出ても確実に生かすことのできる強みとして活かしていきたいと思います。

 次に、スキー部の今後について言えば、この4年間を通して、私はスキー部に足りないことを見つけました。それは「勝つ喜びを知り、競争心を持つこと」です。一度負けた相手に対して、次は絶対勝つ、どんなことをしてでも勝つという意欲。この競争心を持つという雰囲気を部全体で作っていくことが、強いチームを作る鍵となると思います。さらに言えば、もっとスキーの楽しさ、良さを知ることも鍵となるでしょう。

 自分の選手としての生活は終わりましたが、スキーは生涯スポーツ。これからも私は雪山に足を運び続け、部員にも一般の人々にも、スキーの楽しさ、素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

4年間大変御世話になりました。有難う御座いました。

インカレに向けて / ノルディック班1年 瀬川 莉紗子

 やっとシーズンになったと思ったら、あっという間にインカレの時期になりました。インカレを迎えるにあたって、改めてこの一年を振り返りました。

  スキーがしたくて入部してからの数か月、スキー部の練習や規則に慣れるまでは本当に辛かったです。陸トレでは自分の体力と練習メニューの釣り合わなさを日々感じていました。後期になっても朝練やタイムレースでの結果が伸びることもなく、部活を続けることの意義が分からなくなり、やめようと思った時期もありました。
 そんな山を乗り越えてなんとか冬を迎えられたのは、先輩や同期のおかげでした。冬も続けると決めた頃、ようやくスキー部と学業の両立をうまくやっていけるような生活スタイルを自分なりに見つけることもでき、少し成長できた気がしました。

 こうして迎えたシーズンは、先輩方から聞いていた通り、想像以上に辛くもあり楽しくもありました。雪上に立って一番実感したことは、陸上での体力と雪上での体力はつながっているということでした。自分の体力の無さを痛感した瞬間でした。
 しかし、同時にスキー部を続けていてよかったとも思いました。スキー部にいるからこそ経験できることがたくさんありました。それら1つ1つを無駄にしないようにこれからも大切にしていこうと思っています。

 そして、次の白馬での合宿を終えたらいよいよ私にとって初めてのインカレが始まります。もちろん不安もありますが、この一年の思いを心の片隅において、ベストを尽くしたいです。また、現メンバーでのスキー部も残りわずかなので、先輩方の姿を見て色々なことを学びたいです。

  まだまだ至らない点が多いですが、しっかりスキー部と向き合って精進して参りたいと思います。

インカレへ懸ける思い / ノルディック班2年 五十嵐 有冴

 2月合宿も半ば、インカレはもう目の前まで迫っている。しかし今の私には、昨年に比べ大きく、そしてより困難な壁が立ちはだかっている。
 練習すればするほど課題が見つかり、不安は増す一方、これでは駄目だと思い1日がおわる。ただひたすらに練習するだけでは通用しなかった昨年の反省と、2年目ならではのプレッシャーがその気持ちを生み出しているのかもしれない。

  振り返ってみれば、この1年は環境が大きく変わった。
 見える景色は先輩の背中ではなくなり、ノルディック班女子トップとしての姿、そして後輩をどう引っ張っていくか、悩みに悩んでやってきた。それは冬においても同じである。当たり前のように手取り足取り教えてくれた贅沢な環境はもうなく、自ら積極的に学びにいかなければ、与えてはもらえない。
 コーチや先輩から、あるいは自分で動画をみて研究したり、同期や後輩からも多くのことを学ぶ。みんなで感じたことや教わったことを共有するミーティングも貴重な時間だ。

 私には優れたセンスもそれに勝る経験もない。人一倍努力しなければいけないこともわかっている。しかし、いくら頭ではわかっていても実践するのは難しく、気持ちばかりが先行して焦っているということを日々痛感している。

   今年のインカレは、男子は2部残留という大きな目標で挑むが、女子も負けず、より多くのポイントをとれるよう全力を尽くしたい。
 今シーズンはインカレが初の試合ということもあり、見えない敵を意識しての練習の難しさを感じているが、中でも私は全員が初めてという女子リレーが一番不安である。
 昨年は応援することしかできなかった私にとって、今まで一緒に頑張ってきた後輩達と3人で繋ぐリレーはきっと特別なものになるだろう。だからこそ、この不安を少しでも楽しみに変えて迎えられるように練習を重ねたい。

 そして仲間、マネージャー、OBOG、多くの支えがあることを忘れずにそれを力に変えて今までの成果を思いっきりぶつけたい。

3年目のインカレ / 一般・アルペン班3年 安藤 俊太郎

 3回目のインカレまで残された練習期間は残り僅かである。今シーズンは今までになく充実したシーズンとなっていると自信を持って言うことができる。
 昨年まではシーズン初めが12月の北海道合宿であった。今年は夏のプラスノー、11月のフリースキーなどの基礎的なトレーニングをしっかりと行うことができた。それが実践的なゲートトレーニングに於いても活きてきていると思う。

 今季は1年を通して同じコーチに見てもらっている。フリースキーを通してコーチに提示された滑りのテーマを自分の中で理解し、ゲートの中でそのテーマに近づけることができたのも今シーズンの大きな収穫だ。また今練習しているチームには他大の選手や高校生が多くいる。その中に負けたくないライバルを定めてタイムを競い合うことで一本一本集中した滑りができ、闘争心をもって日々の練習に取り組めているのも成長につながっていると思う。

 前回のインカレまでは下まで滑りきるだけで精一杯であった。だが今回は違う。滑りのレベルが上がったのは勿論だ。
 しかしそれ以上に部の一員として少しでも力になりたいという気持ちは誰よりも強い。冷静に考えて今自分が一番ポイントから遠いことは十分理解している。だがトレーニングチーフとして情けない姿を見せたくはない。前回はGS、SLともに完走できなかった。今年は自分の滑りをし、ただ滑り降りるだけではなく今シーズンの練習の成果を発揮できるように残りの数日練習に励むつもりだ。
 そしてあの大舞台で2部残留の喜びを部員全員で分かち合いたい。

冬に向けて / 一般・アルペン班1年 頼光 竜二郎

 大学生活2度目の冬を迎える。
 あとたった3度しか迎える事のできない冬。そう思うとこの冬への胸の高まりや期待や焦りも自分の人生の中で貴重なものだ。そしてこのシーズンを自分の人生の中で最も価値あるものにしなければならない。

 12月になってもいまだ東京で課題に追われていると、合宿に入っている部員を羨ましく思う。夜布団の中でスキーのイメージが膨らみ寝れなくなる。1日でも早く雪上に立ちたいと思う一方で、自分に今やれる事は何なのか考えなくてはならない。雪上に立てないなら陸上で行えることをするのみだ。

 去年の成績と今年の成績の変化で自分の大学四年間の伸びは見えてくるだろう。今シーズンの努力以上のものを、来シーズンの自分に期待などできないからだ。そう思いながら夏季のトレーニングをこなして来た。また同期の望月が部のためにリレーを走ると決めてからは、望月の分まで何が何でも自分もアルペンでポイントを取り、部活に貢献するのだと決心した。
 雪上合宿に入るまでの数日間も、またインカレが終わるまでも、この思いが揺らぐことはない。

冬に向けて / ノルディック班2年 伊藤 慧

 2年目の陸トレ期間が終わり、2年目のシーズンにもう突入している。
今年の男子の目標は「インカレ二部残留」でありそのために全員がトレーニングを積んできた。昨年は先輩方の力でかろうじて二部残留できたので、今年はより高い壁が自分の前に立ちはだかっている状況である。
 焦っても仕方ないのはわかっているのだが正直「早く上手くなりたい」という焦りがどうしても出てくる。いち早く上達して自分も安心したいし、周りも安心させたい。

 今年はノルディック班男子のメンバーが足りていないためアルペン班から望月がリレーに出場してくれる。最近ではそれが当たり前のことのようにほかの部員は思っているかもしれないが、自分はどんなに時間が経ってもこの感謝を忘れることはないだろう。
 せっかく出場してくれるにも関わらず今年のメンバーは下級生3人、上級生1人と昨年と比べても経験値は浅いし、現段階ではまともに他校と勝負できる状況ではない。ただ出来ることは自分が本番で最高のパフォーマンスをすること。
 来年からは上級生になるということもあり、今年が4年間で最も成長しなければならない年である。常にいいイメージを持って自分の殻をぶち破りたいと思う。

12月合宿のスケジュール

今年の各班のスケジュールをお知らせさせて頂きます。

【アルペン班】
12月14日~28日
〒070-8024
北海道旭川市神居町富沢409
ビューサイドホテル雪の屋

【ノルディック班】
12月14日~30日
〒389-2502
長野県下高井郡野沢温泉富郷9327 千歳館

今年度は各班例年と異なる合宿先となりました。
インカレに向けて頑張って参ります。