風雪磨人 / 一般・アルペン班2年 間瀬 麻日

12月 20th, 2018 by admin Leave a reply »

 風雪磨人という言葉をご存知だろうか、北海道の遠軽駐屯地にある石に掘られた言葉である。
 ここの駐屯地の連隊はスキー競技会で11連覇を成し遂げた記録を持っているとのことである。北海道の雨風に晒さられるような環境で人は逞しくなるという意味だ。

 足元や首筋を突き刺すような冷たい風が通り抜ける今日この頃、すでに北海道に行っている部員もいる中でこれからの合宿に思いを馳せる。
 去年の野沢でのインカレで悔しい思いをした部員もたくさんいるだろう、私もそのうちの一人だ。足の怪我が原因でインカレの舞台では自分の理想とはかけ離れた滑りをしてしまった。悔しくて悔しくてその日は涙を流したのを鮮明に覚えている。

 冬というのはとても短く、さらに私たちが雪上に立てるのは本当に限られた期間だ。今年の陸のトレーニングでは昨年の怪我の経過が悪化し慢性症となってしまって走ることができず、自分を奮い立たせながら治ることを信じて、日々できること探し、実行するしかなかった。辛いリハビリも足繁く通った病院も全ては冬に滑るため、周りとの差に心が折れそうになっても今は足を治すと決めて。

 昨年は初めての長期合宿で私の心がまるで子供が嬉々として潰すあの初霜のようにぐちゃぐちゃになってしまうことが何度もあったが今年は硬い氷結のように心を強く持って冬合宿に臨みたいと思う。

 風雪磨人。文字通り雨風に晒されて、逞しくなったみんなで今年のインカレを迎えたい。

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