皆川賢太郎選手よりプレゼント

7月26日に、アルペンスキー日本代表の皆川賢太郎選手からプレゼントが届きました。
実際に使用したワンピースや未使用のハーフパンツなど10点以上です。

トップアスリートからの直接のプレゼント、そして用具を揃えなくてはいけない1年生にとっては大変嬉しいプレゼントでした。

皆川選手、本当にありがとうございました。

一般合宿のご報告

一般・アルペン班3年 新倉 優季
 3月25日から一般合宿が始まりました。今年は例年に類がないくらい寒く合宿中ずっと悪天候の予報が出ていて、その上日にちに恵まれず参加生徒は10名だったため幸先のいいスタートということはできませんでした。

 菅平に近づくにつれてだんだんと天気が崩れてきて、遂に予報通り雪が降り出し、風が強く吹いていました。初日は生徒の安全を一番に考えつつゲレンデに出て班分けをし、予定を早めて宿に戻ろうとしたところ、生徒全員が『もっと滑りたい!』と口をそろえたのです。この言葉が5日間の心の支えとなりました。生徒たちは宿に戻っても疲れを見せず楽しそうに笑いあっていて、その笑顔を見ると私も元気が出てきました。今回の合宿で一番気をつけていたことは、安全です。初心者や初めて合宿に参加する生徒が大半を占めているのに加え悪天候だったので、絶対に無理だけはしないようにと心がけておりました。私が受け持った班は初級者の班でした。たくさん転んでいた子もだんだんと転ぶ回数が減りスピードが出てきて、級を取得できるまでになりました。

 一般合宿の5日間の中で私が一番好きなのは最終日の総合滑走です。チームはくじで決めるので、様々なレベルの子で構成されています。多少部員が助言はするものの、内容は生徒たちが話し合って決めます。吹雪の中、雪面にイメージ図を書きながら考えたりリフトに乗りながら話し合ったりしている姿からは生徒の成長が伝わり胸を打たれました。生徒自ら部員に意見を求めたりビデオ撮影を頼んできたりする姿は、初日の無邪気な笑顔からは想像ができないほど輝いた目をしていました。
 そしてやってきた本番。滑る直前の緊張な面持ちからは、昨日どれほど頑張っていたかがわかりました。みんな優勝を狙い、しかし他のチームを見ると褒め、ここでもまた生徒の成長を感じ取ることができました。

 一般合宿を行い、生徒のスキー技術の向上だけでなく内面の成長を見ることもできました。そして教えるという行為から部員のスキー技術向上にもつながり、普段接することの少ない小学生や中学生と生活を共にすることによってたくさんのことを学ぶ機会になりました。

 ここで学んだことを忘れずに、あと2回の一般合宿を楽しみたいと思っております。合宿を無事に終えることができたのは暖かく迎えてくださった宿の方、安全のサポートをしてくださったパトロールの方、そしてたくさんのOB・OGが支えてくださったからです。心から感謝をしております。ありがとうございました。
 

夏合宿のお知らせ

9月1日~5日に菅平で毎年恒例の夏合宿を行います。
また、タイムレースは
9月5日(日)
9:30出走です。

昨年は大勢のOB・OGの方々が応援にいらっしゃってくださいまして、活気のある合宿になりました。
今年もまたたくさんの方にいらっしゃっていただければと思います!

今年度は山光館に宿泊します。

山光館

住所:〒386-2201
長野県上田市菅平高原1223-2892
TEL:0268-74-2616

宿泊されたい場合やご質問などは、お問い合わせページからご連絡頂ければと思います。

第3回 タイムレースのお知らせ

今年度3回目の陸上タイムレースを行ないます。

【日程】
8月23日(月)
【出走時間】
女子:10時、男子:10時30分
【スタート場所】
100周年記念館前付近

今回は午前中に行ないます。
お忙しいとは思いますが、是非応援にいらしてください!!
お待ちしております。

第2回 タイムレースのお知らせ

今年度2回目の陸上タイムレースを行ないます。

【日程】
6月26日(土)
【出走時間】
女子:14時、男子:14時30分
【スタート場所】
100周年記念館前付近

前回はH14年度卒の増田健太郎(ノルディック)さんが、応援のみならずタイムレースに参加していただきました!
今回も応援はもちろん、参加もお待ちしております!

お忙しいとは思いますが、是非応援にいらしてください!!
お待ちしております。

SS62会

5月15日、原宿 南国酒家において「SS62会」と銘打って 昭和62年卒業の同期会が卒業後初めて開かれました。 

参加者は 
サダ(佐田治彦)
ダンチ(淡野淳)
マサミチ(横山雅通)
コバヤシ(小林賢一)
ヤス(坂本観泰)
ハミ(市村はるみ)
ケイコ(香山啓子)
ヤマさん(西堀朗子)
ジョン(上村真理子)
の9人(同期は12名)  

今回は同期のヤスが監督に就任したことを機に集まりましたが、それをメインにするのはしゃくなので あえて「SS62会」という同期会を発足してみました(^u^) 

先ずは 我らが主将 サダくんの乾杯からスタート

 

それぞれ 近況を報告 

卒業以来20年もたっていますので 

こんなになっちゃってますが 

中には 「えっ 嘘!!」なんて衝撃発言も飛び出し 大いにもりあがりました。

会話の中身は やはり 現役時代のエピソード。
練習のこと、合宿のこと、試合のこと、恋愛のこと・・・・・  
たかだか 4年間ですが ホントに中身の濃い時間だったのだと痛感しました。 

一応 監督にも 近況を報告してもらい、一次会終了  

 


 
幹事のWヨコヤマさん お疲れ様でした 

今回は、なぜか 土曜の17時から宴。
3時間半 甕だし紹興酒 がぶ飲みでエンジン全開の9人は2次会へ 

まだ 9時前だというのに ベロベロの中年男女9人は大騒ぎしながら 表参道を闊歩 

カラオケになだれこみました。 

あとは よく覚えてませんが 

 

同期だけですから 日頃、周りに遠慮がちな 昭和歌謡の大熱唱大会となりました 

 

デュエットなんて 今 しないですもんね 

延長も2度ほどして ようやく お開きとなりました 

あっという間の 6時間。 ホントに楽しく大騒ぎをした同期会でした

次はいつになるかわかりませんが ヌケ(一年下の中村くん)のお店で大騒ぎの予定です。

ヌケちゃんよろしく     

以上 ご報告まで    

“You’ll never walk alone”~もう、一人じゃない~

一般・アルペン班3年 高山 元成
 「スキー=孤独」。これは、今まで私の中で成り立っていたスキーに対する方程式である。高校時代からスキー部に所属していた私だが、基本的には個人練習、個人行動が常であった。もちろん、周りにスキーを一生懸命やっている友達などいない。だから、私がスキーをする時は、常に一人だった。ただ、個人競技に憧れてスキーを始めた私にとって、別にそれは特におかしいことでも何でもなく、普通のことだと思っていた。

 大学に入って、特に他に何もやることもなかった私は、とりあえずスキー部に入った。大学のスキー部は、高校時代と違い、みんなで長い合宿生活を送るし、陸上トレーニングもみんなでやる。そういった団体生活をするようになった。当時1年生の私は、それを煩わしいものと感じることもあったし、反面、楽しいと思うこともあった。でも、最初は4人いたはずの同期の男子が1人、また1人と辞めていき、1年目のシーズン前には結局私1人になっていた。何よりも、結局実際の試合になれば、頼れるのは自分1人だけ。なんだかんだ言っても、「スキー=孤独」は変わらなかった。

 それが、2年目の冬、変わった。「スキー≠孤独」に変わった。きっかけは、ノルディック班部員不足によるインカレリレー出場である。2部に昇格して1年目のインカレでリレーにしか残留の活路を見出せない。そんな状況下で、今までアルペンしかやったことのない、ノルディックに関してはド素人の私が出場することになった。だから、昨年1年間を半ノルディック班として必死に活動した。12月には、ノルディック班の全合宿所に行った。そして、ノルディック班の部員もそんな私を温かく迎えてくれ、自らの練習を差し置いて、私の練習についてくれた。この人達に報いたい。その一心で私はさらに頑張った。
 そして、1月17日インカレリレー本番。アンカーとして先輩達が戻ってくるのを待つ私の心は妙に落ち着いていた。3走までの一緒に練習してきた先輩達を信頼していたからだ。何とかリードを作って帰ってきてくれると信じていたからである。だから、繰り上げスタートになっても特に焦ることもなかったし、途中で転んだ時も落ち着いていた。だから、あのリレーでは、最高の走りができたし、結果、学習院大学を2部に残留させることができた。ゴールした時に、応援してくれた部員、OBの方々、他大学の友人、そして共に走ったリレーメンバーに「ありがとうございます」を連呼していたのは今でもよく覚えている。今まで「試合では頼れるのは自分だけ」と思っていた私が、みんなを信頼できるようになった。「スキー≠孤独」とこの時、感じることができた。

 そして、今、私は3年になった。いわゆる「上級生」と言われるものになった。もう甘えることはできない。早くも壁にぶち当たっている。昨年の4年が5人も減って、戦力ダウンが避けられない女子、上級生プレーヤーが3人しかいなく、下級生に指導が徹底できない男子、部員数3名まで減少したノルディック班、相も変わらず温暖化による雪不足に悩まされるアルペン班、物価高によるスキー用品価格の上昇、それに伴う金銭面での苦労、新入生がスキー部に求めるニーズの変容、他大学が次々とスポーツ推薦を導入していること、就職難に悩まされる新4年生、個人的には卒業単位の問題…言っていけばキリがないくらいに問題が山積している。さらに言えば、私には、トレーニングチーフという役職上、スキー部の運営に携わらなくてはならない。練習の質を上げるのか、量を増やすのか、チームの底上げをするべきなのか、上を伸ばしていくべきなのか。上手く道筋を作れないままの手探り状態の部活運営。
 でも、大丈夫だと思う。それは、私が周りの人を信頼できるようになったからである。フォローしてくれる4年生がいる。仕事を手伝ってくれる下級生がいる。共に頑張れる同期がいる。私たちを気にかけてくれるOB・OGがいる。支えてくれる監督・コーチがいる。大きな問題はたくさんあるが、OBやOG、監督・コーチ、そして部員。全てのスキー部に関わる人が一丸となって、諸問題に取り組む。私はそういう部活を作っていきたいし、そういう部活は強くなれるのだと思う。そして、それはきっと実現することができるはずである。もう、私は一人じゃないのだから。